月の騎士の戯言

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zoom RSS 少女漫画探訪 第50回記念:少女漫画について30の質問

<<   作成日時 : 2017/12/30 00:28   >>

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今年最後の記事に、少女漫画探訪50回記念です。


どうも、またまたお久しぶりです。
長らく温めておりました「少女漫画探訪の50回記念」を
2017年最後の記事として、どうにかお届けすることができました。

さて長らく温めていたその内容は、「少女マンガを語る30の質問(回答者:妻)」です。
私の妻も少女マンガ好きなので、どのような思い出とイメージを
持っているかヒアリングしてみました。

ただ聞いた答えをそのまま載せるのでは遊び心がありませんので、
勝手な一言コメントと、自分自身の回答を添えています。

どの判別が分かりやすいように、以下のように分別してます。


<下線>質問

<赤字>妻の答え

<青字>コメント



〜少女マンガについて30の質問〜


1:少女マンガとの出会いについて

小学4年生の頃に友達につられて読み始めた雑誌『ちゃお』
覚えている代表的なマンガは「みるもでポン」
※その前にも「あさりちゃん」などを読んでいた記憶もあるが、
少女マンガというジャンルでは認識していなかった。


意外と「少女マンガ」に触れた年齢は遅いかなと
思いましたが、自分に照らし合わてみてもジャンプを買い始めたのは
小5だったので、はっきりとした目覚めの時期的は似たようなものでした。




2:少女マンガの面白さを一言で表すと

「憧れ」
自分が経験したことのない恋等の素敵なものを知れる。
小学生ならば、中学生、高校生への夢を見れる。
大人になってからは現実の自分と比較して追体験できる。


少女マンガを読む人は何かに「憧れ」を持っているというのは、
納得の答えでした。憧れを長く消費していき年月を経た結果、
最終的に行き着くのは「習慣」とか「暇つぶし」になるかもしれませんが、
マンガを読み始めるキッカケは「憧れ」といった強い目的なんですよね。




3:少女マンガと少年マンガの違いとは

少年・少女が憧れる対象の違い(例:少年→強さ 少女→恋)

小学生の頃にポケモンマスターとか、デュエリストとかに
実際なれるわけないんだけど、憧れていたようなあの気持ちは
少年が憧れた少年マンガの典型だったのでしょう。




4:好きな少女マンガ(ベスト5)

恋愛カタログ
彼氏彼女の事情
八雲立つ
溺れるナイフ
あずきちゃん
※それぞれ読んだ当時は大きな影響を与えたから


この中で今のところ最後まで読んだことあるのは「八雲立つ」だけです。
他もその内の機会に読んでみたいと思っています。




5:少女マンガの好きな男性キャラ

黒髪で冷静で優しいキャラ

むかしながらの少女マンガ的王道キャラですね。
対をなす王道が、金髪でチャラくてドSなキャラかと。




6:少女マンガの嫌いな男性キャラ

みんなには良い顔するのに、主人公にだけキツイ当たりするキャラ
ファンクラブとか設立されちゃってファンを子猫ちゃんとか言ってるキャラ
前髪ピンで留めてるキャラ


前段に代名詞として「いけ好かない」が付きそうなキャラのイメージ。
最後だけ妙に具体的ですが、誰か特定のキャラを指しているのかな…?




7:少女マンガの理想的な主人公の設定

ヒロイン(少女)を救うためにどこからかやってきたヒーロー

つまりは「まりんとメラン」のメランブルーのようなキャラでしょう。
…って書いても分からない人の方が多いですよね。
有名で例えるならターミネーター(映画)のようなキャラだそうです。




8:少女マンガの理想的なヒロイン(男ならばヒーロー)

八雲立つのナナチみたいな女の子
どっちかが欠けては成り立たない存在


つまりはヒカルの碁のヒカルとサイのような関係…?
(君が今僕を支えて、僕が今君を支える〜♪的な関係)
7の答えと併せると、ストーリー(シチュエーション)の
明確な好みが見えてきます。




9:少女マンガにおける三角関係とは

三角関係になると、主人公に尽くす方が最終的に振られるのはよくないと思う。

確かに、なぜか最後に報われるのはそっけない態度を取っていた方が
決まっている印象ありますね。三角関係である以上、誰かは不幸になるのは
仕方ないことだけど、結末が読めるのは宜しくないのは同意です。




10:少女マンガに必要な脇役とは

主人公をピンチに陥れる性悪なキャラ
けれど最後にはちょっといいヤツになるキャラ
ムカつくけどいないと盛り上がらないキャラ


姫ちゃんのリボンのヒビノおばさんのようなキャラということでしょう。
マンガにおける盛り上がりを演出するのは、たいていそういうキャラで、
それが良いスパイスの機能になってるほど面白いマンガといえそうです。




11:少女マンガで憧れたシーン

聖・はいぱあ警備隊のヒーローがヒロインに瞼へキスするシーン

へ〜〜そうなんだぁ〜。
(まったく分からないので、クリームソーダを飲みながら)




2:少女マンガで好きなシーン

恋愛カタログのササニシキがステージで歌うシーン

へ〜〜そうなんだぁ〜。
(まったく分からないので、コーヒーフロートを飲みながら)




13:少女マンガのあるあるとは

孤独だった主人公に友達ができて、一人で居た時の紛らわし方を忘れてしまったが故の
辛さを感じる瞬間


少女マンガあるあるかつロンリーあるある!
ロンリーあるあるならば、ついでに一つ。
頭の中では一人でスムーズに対話できている(理解できている)のに、
人との会話になると何か重要なポイントやリアクションが抜けがち〜。




14:少女マンガでやってはいけないことは

不快な気持ちにさせて終わること

これも少女マンガに限らずですが、いくら作者の意図があっても
読者を不快にさせるのはマナー違反でしょうね。




15:少女マンガの理想的な最終回(ハッピーエンド・バッドエンド論)

そのマンガによるから一概には言えない

こういう感じじゃなきゃヤダ!という強いこだわりではなく、
作品に合わせる柔軟な姿勢が良いと思います。(どの立場の誰だよ)




16:妙に印象に残っている少女マンガ

「リリイー&アールの不思議なお店」
(なぜか家にあった)
に出てくる魔法のグッズがとても欲しかったが手に入らなかった


少年マンガの思い出で言うならば、「純情パイン」が
それに該当するかも…。欲しいグッズはなかったですけど。
(というかグッズが発売されてないと思われる)




17:今後読んでみたい少女マンガ

続きを読みたくて仕方ないマンガ
(夢中で読んでいたあの頃に戻りたい)


番外編として、続きを読みたいけど、完結しているからこそ
良いとも思える個人的な3大漫画。(少女マンガではないです)
・ダイの大冒険
・スラムダンク
・スパイラル 〜推理の絆〜




18:子供に読ませたい少女マンガ

こちらから勧めるより自分から好きなマンガを見つけて読んでほしい


その姿勢には全面的に賛成ですが、
番外編としてもし読ませるなら薦めたい個人的な3大漫画。(性別問わず)
・ダイの大冒険
・それでも町は廻っている
・チェンジ




19:少女マンガから卒業する瞬間はあるのか

憧れを誇張しすぎた時にありえなさを感じてしまう。
マンガに入り込めなかった時。


少しであればとても良い薬であっても多すぎると毒になるってことですね。
それを受け入れられる許容の程度は人によって違うのでしょうけれど。




20:10年後の少女マンガはどうなっているか

男女平等が進みすぎてか弱い女の子が出てこない。
一周まわって20〜30年前のようなマンガが流行る
少年・少女の隔たりがなくなっている。


自分で質問しといてアレですけど、10年後も
少女漫画の本質は全然変わってないような気がしました。
表現の方法や題材は多種多様化していく一方でしょうけどね。
(どこかで大規模な規制が入る可能性もありえますが)




※21〜25の質問については、まとめに書くのでコメントは省略します。



21:少女マンガの定義について
『少女(または少女の要素を持った人)が主人公』の意見は?


×
少女マンガで男が主人公のこともあるし、その逆もあると思う。




22:少女マンガの定義について
『何らかの恋模様が描かれていること』


×
恋以外が題材の少女マンガもあると思う。




23:少女マンガの定義について
『世の中の少女マンガ雑誌で連載されてる』



それが社会で認められている少女マンガの定義であると思う。




24:少女マンガの定義について
『作者が少女マンガを描く意識を持っているか』


×
作者がそう思って描いていても伝わらなければ違うと思う。




25:少女マンガの定義について
『読者が少女マンガを読んでいる意識の問題』



どんなにかけ離れていても、読者が「少女マンガだ!」と
思っていれば、その人にとってはそう認定して良いと思う。




26:少女マンガにおける10代・20代・30代・40代の違いについて

10代:憧れ
20代:過去の憧れ
30代、40代:身近な題材だけど非現実とも隣り合わせ


実年齢で分別しましたけど、実際の感じ方は精神年齢が
影響しますよね。10代でも達観した楽しみ方ができる人もいれば
40代でもバリバリ10代的な見方で楽しめる人もいるでしょうし。




27:少女マンガに対立や戦いは必要か

面白ければあってもなくても良いと思う

えっ、ええっ、ま、まあそうなんですね。実にその通りなんです〜ぅ。
なんですけれどぉも、ですねッ。あのですね。私が、ですね。
少女マンガにおいて、あ、これは戦いだな。と思った出来事が3つございます。はい。
それはですね。一つめなんですけども、少女漫画というのは、つまり乙女心なんですね。
ですから戦いry(突然のひふみん調)




28:少女マンガのファンタジー論とリアリティ論

違和感を感じさせなければいい
身近に潜むちょっとした不思議ぐらいでいい


この定義については、個人的に思うところをいつか詳しく
書きたいと思ってます。が、妻にとってはしょうもない質問だった様です。
ごめんくさ〜い、あしくさ〜い。(みさえにぐりぐりされるしんのすけ調)




29:少女マンガから学んだことは何か

想像力

想像力は漫画を読むこと全般に対して得られるものですが、
特に少女マンガでは、あたまからっぽで読むのでは機微な感情の起伏を
読み取りきれないものが多く、少年マンガを読む以上に想像力が必要な気がします。




30:ひとみしりの私が恋をしたについて(少女マンガではない少女漫画を語る)

共感した
しかし、少女マンガという感じではないエッセイのような印象
少女マンガとはフィクションであってこそではないか。
そして、どれだけ読んだ人を楽しませられるかのエンターテイメントである。


「ひとみしりの私が恋をした」は作者自身の体験を元にしたノンフィクションの
作品だそうで、ジャンルとしては「電車男」に近いものと思います。
で、これを少女マンガだ!と思うかどうかは、21〜25の質問に対する回答次第で
人それぞれ違う判定になるでしょう。そういう意味では、私的には読み手として
少女マンガの本質を捉えている作品と感じました。




以上、少女漫画について30の質問を妻にぶつけてみました。
途中、いくつか答えにくそうにしている質問もありました、
後でもっと上手い答えが出せたのにと悔しがってもいました。
彼女にとって少女漫画は思い出でありながら今でも身近にあり、
けれどその時々で感受性は変わっているから、今の気持ちで浮かんだ答えと、
過去に少女漫画を100%楽しんでいた頃の答えは少し違ったりもして、
いろいろ悩んだのでしょう。ともかく真摯に考えて答えてくれた妻に心から感謝します。

そういった好みが変わっていく様という機敏な心の揺れ動きをひっくるめて
少女漫画を語るということで、改めて不思議で特殊なジャンルだと感じました。
自分の総括としては、過去に49回+αで触れてきた少女漫画も様々でした。
リアリティを追求した人間模様もあれば、恋を美しく彩るファンタジーもあり、
誰もが拍手したくなるハッピーエンドもあれば、消化しにくいバッドエンド風もありました。
それらはどんなジャンルであろうが、少女漫画でなくてもフィクションであれば
付いてはまわる物でしょう。けれどあえて「これは少女漫画だ!」と
意識して読み、何らかの感想を書いてきた身として気付いた共通点が一つあります。

それはどんな少女漫画でも、キャラ(あるいはキャラ越しに作者)の「情念」があります。
かつて少女だった人達(もしくは心は今も少女)の「憧れ」から
生まれたものが「情念」だと思います。憧れへの希望でも絶望でも何でもいい
その想いが、何かを伝えるために具現化して描かれるのが少女漫画。
具現化された後は読み手が好きに感じ取ってくれればいい。
それが少女や少女の心を持つ人達に対して巡っていく少女漫画の世界じゃないかと。
カッコイイキャラのファンが生まれたり、ハラハラドキドキするストーリーが
話題として人気が出るのは少女漫画というジャンルに限らない副産物で、
ともかく過去・現在・未来問わず、何らかの少女的情念が見えるものであれば、
それは素敵な少女漫画である!と、50回記念なので勝手に定義します。
(一旦ここで定義してるだけであって、明日には別の答えになってるかもしれません)

たとえ身も心も厳密な少女ではなくなっても、少女漫画というジャンルに対して
拘りがなくなっても、少女漫画の世界と現実の違いを知ってしまっても、
少女漫画を語る時は、かつての素直だった想いに正直で良いと思います。
オッサンになってもドラゴンボールを語る時は臆面もなく少年の気持ちになるのだから。
皆さんの心にも、そんな少女漫画が一つでもあるでしょうし、
もし今は思いつかなくても、大人になってからでも見つかることだってあると思います。
ここに成人してから読み始めて面白さを知った一人の男がいるように。


2018年の「少女漫画探訪」がどうなるかはまだ未定ですが、
様々なことがあった2017年、最後まで読んで下さった皆様に感謝を込めます。
最後までどうぞありがとうございました。それでは、よいお年を!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
物凄く遅いですが、あけましておめでとうございます!
奥様の回答を楽しく拝見しましたが、
質問がどれも難易度高くて答えにくいので苦労されたのでは?

10年後の少女漫画というか漫画業界全体について、
私はかなりネガティブな予想をしております。

夜中の勢いを借りてこのコメントを書きますが、
アンケートやファンレターを出していると、
出してない読者や漫画家とは全然別の世界が見えてきます。

私は病気で長期休業したり、思い詰めて自殺する漫画家を減らしたくて
アンケートやファンレターを出していましたが、
編集部からはモニターというかプロ読者ボランティア(諸経費は自己負担)を
押し付けられる困った状態が10年ほど続いていましたので、
プロ読者志望の人の気持ちがよく理解できないままです。
求められるような働きは出来ないし、しないよう抵抗してましたし。

2016年あたりから漫画コーナーに近寄ると具合が悪くなりました…。
アホなことを10年以上してきたので自業自得ですが
新刊を買っておいていつかまた漫画を楽しく読める日が来るのを待っているところです。
こんな状況は想像もしていませんでしたが、
今まで漫画の感想を言い合えて楽しかったです。ありがとうございました!
aki
2018/02/09 02:36
akiさんコメントありがとうございます。
質問は無理やり30問考えたところ、答えづらいものが
いくつか入ってしまいました。次回…はなかったとしても
反省して何かに活かしていきます。

漫画の世界にどっぷり浸かるのは昔はとにかく楽しいこと
と思っていました。でも、それはそれで時には
大変なことかもしれません。また気兼ねなく漫画を
楽しめる日がやってくることを願っています。
漫画を楽しむのは義務でも義理でもなく、
趣味であるべきですから!
月の騎士
2018/02/13 21:23

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