月の騎士の戯言

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zoom RSS お茶と指輪と孤独じゃないグルメ

<<   作成日時 : 2017/06/04 10:24   >>

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珍しく本の感想ではなく日常の中の非日常レポートをお届けします。


改めまして。どうも、今年結婚することになった者です。
え?聞いてない!?そんな方は、先にこの記事を読んでください。

久しぶりに、本の感想記事ではなく体験談を基にしたレポート形式です。
この話を書くことは相手(彼女)から了承を得ています。
というか、せっかくだから書いたら?と逆に提案してもらいました。
最近の本紹介には興味がなかった方もこの機会に、
ちょっとばかり興味を持って読んでいただければ幸いです。
尚、まったくのウソは書きませんが、一部脚色はあるかもしれませんので、
その辺は予めご了承下さい。


では、本題に。結婚するとなれば、いろいろ段取りが必要なわけです。
子供の頃に軽く約束して、天下一武道会で久しぶりに出会って、
「じゃ、結婚すっか」「んだ」で、済まないのが普通です。

その中でも大事な過程の一つに、指輪を贈るという行為があります。
指輪を用意するには、お金とデザイン案と買う勇気が必要です。
彼女が高価な指輪を欲しがってるからといって、7つの星を集めて神龍を呼び出し、
願いを叶えてもらう。というのは、あまりに自分勝手だし卑怯な話です。
そんなお願いする奴は、サイバイマンに自爆されてボロ雑巾にされます。
それならまだ「ギャルのパンティお〜くれ!」と願った方が可愛げがあります。
可愛げはあっても結婚前にそんなお願いする奴はPPキャンディー食わして
地獄の苦しみを味わうべきでしょうか。…ドラゴンボールの話はもういいよ!



そんなわけで、自力で贈る指輪を用意しました。
用意したとか偉そうなことを言いましたが、私は金を出しただけで、
デザイン案などは全て彼女がしてくれました。
オーダーメイドで世界にただ一つの指輪を作るなんて珍しい洒落たことも、
今の時代ではデザインを提示すれば作ってくれる職人さんがいるのです。
凄い世の中ですね。店舗を構えてるわけではなく個人業者とのやり取りなので、
細かいやり取りから、振込みの指示までLINEで行いました。
すごく便利だけど、ちょっと怖い時代でもあります。

楽しやがって!自分でも一生懸命デザインを考えろよ!とお叱りを受けても、
学校の美術で渾身の力作(と思った)絵が10点満点中の5点を叩きだして以来、
その道は諦めているので、ごめんなさい。
ともかくそうして、素敵なオリジナルの指輪が無事に出来上がりました。
次は当然、その指輪を贈りますよね。よ〜し、銀座のフランス料理店を予約して、
タキシード仮面に扮装して「この指輪を君に贈ろうセーラームーン。ぶ〜らぶら!」
なんてシャレた演出しちゃうぞ〜!とか考えるのは狂気の沙汰。

ここは無難に近所のお茶屋に行って、そこで渡すことにしました。
はっ??お茶屋で指輪って、なんか雰囲気おかしくないかって?
まあ、あたまのかたーい人はそう思うかもしれませんね。
しかし、このお茶屋は、もし自分が億万長者なら店のオーナーになって
今後引越した先の近所に展開してもらいたい。それぐらい素晴らしい店なのです。
味、値段、陶器、雰囲気、接客、どれをとっても文句無し。
二人で何度も愛用していた店だけあって、贈るにはうってつけの場所でしょう。

ということで、包装された指輪を持って二人でその店に向かいました。
サプライズで渡すとかではなく、お互いに分かった上での儀式・記念的なことなので、
精神的な緊張はありませんが、指輪は丁寧に扱わないといけない意味での
変な緊張感はありました。



店に着いて、まずは注文します。
昼前だったので、飲み物と軽い菓子を注文すれば良いかと思いました。
私は冷たいお茶と葛餅を注文。
彼女は抹茶ミルク(これが鉄板ドリンク)と、なぜかきんつばを注文。
ここのきんつばは、検索すると出てくる普通のきんつばではなく、
餡子の塊を小さな生地でサンドしていて、ちょっと変わった見た目でした。
一瞬「え?餡子がそんなに好きじゃなかったのに?な、な、なんで?」
とうろたえました。しかし、注文してしまった後にあーだこーだ言って
キャンセルするのもバツが悪いですから、レジでは平静を装って支払います。

この店はそこいらのレジで受け取って席に持っていくセルフスタイルではなく、
ちゃんと用意してもらって席まで運んでもらえるスタイルです。
ということで、席で数分待っている間に、「で?指輪はいつ渡すのがベスト?」と
迷いました。食べる前に渡すべきか?食べた後に渡すべきか?
サプライズするんじゃないのだから、それは事前に決めとけよ!って話なんですが、
決めてなかったので素直に聞きます。

「指輪、いつ渡した方がいい?」

「このタイミングで聞く!?」


老人一人で個人経営してるカフェ並の段取り悪さです。
そうやってまごついてる間に注文品が運ばれてきたので、
食べた後に渡すことにしました。

配膳されたきんつばを見た彼女が言ったひとこと。

「餡子の馬○ンみたい……」

「このタイミングで馬フ○!?」


確かにビジュアル的にはそんな感じだけども!
これから指輪渡す前に馬フ○が前にある状況っていったい・・・。
この二人は素敵な御茶屋で素敵な行為をする前に
何をやって何を喋っているのであろうか。後半へ続く。




いったん気を取り直して菓子とお茶を味わいます。
きんつばを一口食べて、馬フ○と葛餅の交換を要求されました。
さっきからヒドイ扱いですが、餡子の馬フ○きんつばは美味いですよ。
お茶とよく合います。あと、実はこの店の冷たいお茶は初めて
飲んだのですが、バリ美味かったです。夏の定番にできますね。

馬フ○が片付いたので、さあ指輪を渡す時がきました。
包装をほどくのにアホほど時間がかかる、またしても段取りの悪さを発揮したものの
ようやく取り出して、指にはめるロ〜マンチックな瞬間がやってきました。
慎重に指へ通すことに囚われたバカ者は、両手の親指と人差し指の4本で指輪を持って、
まるで液晶画面にフィルムを貼り付けるかのような所作でおそるおそる、
けれども機を見て一気にためらわず、ズザサーとはめる愚行。
段取りの悪さを超えたシュールな一幕。即つっこまれたので、
テイク2にて事なきを得ました。

ということで、あらゆる意味で雰囲気は台無しなお話でした。
お茶が美味くて、指輪が綺麗ならそれでいいんです。
こまけぇえこたぁいいんだよ!


その足で、買い物がてら初めて巣鴨に行ってきました。
指輪を贈るやいなやアズスーンアズで、老人の町にいくってどういうことだ!?
将来を誓い合った後に老後でも考えるとか先走りすぎでしょ!?
とか、そういうことではないですが、目的があって行ってみました。
老人の町という勝手なイメージでしたが、平日でもまぁまぁ活気があるし、
かといって鬱陶しいほど人がいるわけでもなく、ちょうど良い感じです。

目当ての品がある爆笑問題も来店したことがあるらしい有名な赤パン店に行きました。
赤いパンツの頑固者のコスプレをしたい…わけではなく、
彼女が自分の親族にプレゼントするそうで、品定めにきました。
で、入店したときは他に人が誰もいなくて入りづらいぐらいだったのに、
しばらくうろうろしていると、次々に客が入ってきました。


        (ヽ、00  ∩
      ⊂ニ、ニ⊃ ⊂ ⊃
       ,, -‐- \   | |/⌒ヽ  〇  〇
      ( ⊂ニニ   / /⌒) )
       `ー――'′ し∪  (ノ

                     (ヽ、00  ∩
                   ⊂ニ、ニ⊃ ⊂ ⊃
                    ,, -‐- \   | |/⌒ヽ  〇  〇
                   ( ⊂ニニ   / /⌒) )
                    `ー――'′ し∪  (ノ

あっ・・・?
おいっ・・・いつの間にか・・・これ・・・
行き場がねえっ・・・!どこにもっ・・・!

ぞろぞろ・・・ ぞろぞろ・・・

そう・・・偶然にも・・・起こってしまった・・・!
通路封鎖っ・・・!閉じ込められる・・・店の中に・・・!
そして・・・・気がつけば男はひとりっ・・・圧倒的女性率っ・・・!
四面赤パンツっ・・・!囲まれたっ・・・・赤マダム達にっ・・・!
行き場なしの窮地っ・・・!
どうする・・・!どうする・・・!

どうするっ・・・・!



     //                //
.    / /                //
   / /  _.. 〜'::""::''ヽ、      / /
  // /:;r‐、:::::::__:::::::::::\    / /
// /:::ノ ・ _)( ・_`つ、::::::ヽ、  l l
/ /::r(__ ノ´(:;;:)´__ノ〃ヽ:::::::} | |
  /:::::ノ二ニ彡 ノ 三彡-、 )::ノ | |
 {::::(  -_二 -‐'' ̄     )(::/ ノ ノ
 ヽ:::ヽ(    ,r'' " ''‐-‐′ノl//
   ヽ )`― ''′_ .... __ノ//
    ゞニニ二 -(/∂-‐//


結局どうすることもなく、ただ呆然と立ち尽くして買い物が終わるのを
待っていただけなんですけどね。そんな買い物をして30分以上歩いたら、
いつの間にかもう3時を過ぎてます。馬フ○しか食べてないので、腹が減りました。
いや、逆に言えば馬フ○を食べているからギリギリ腹が持ったかもしれません。

しかし、3時を過ぎてしまうと、どこの店もランチが終わって閉店しています。
つい先日孤独のグルメでも放送していた、飯時にとって魔の時間ですね。
しばらく歩いて探しましたが、食べログで評価4以上の様な、
目ぼしい店は見当たりません。いつの時間でも開店しているドライブインとかに
ありそうな食堂風の店に入りました。とにかく腹が減ってたので、
この際何でも良かったのですけど、これが当たり!
食べログの評価なんか気にするもんじゃないですね!(おまえがry)

まず声を大にして言いたいのは、店員(おばちゃん)のサービスが素晴らしい
店の外には「食券を先に買って」と書いてあったのですけど、
店に入るなり、どうぞどうぞとテーブル席に案内され、
水、お茶、さらにティッシュのサービス。
彼女はラーメンを注文したら、頼んでないのにその取り皿までくれました。
この気遣いは巣鴨で長年やってきて培われたものなのだと勝手に想像。
私は腹が減り倒してたので、カツ重を注文。
これが、やたらめったら美味かったです。


以下、突然ですが孤独のグルメ風に実況します。

そうそう、この味、この味。

カツが柔らかくて、卵がやさしい。たまねぎの甘みもあってご飯がすすむ。

気取ってない。だけどちゃんとしてる。カツ重はこうじゃなくちゃ。

専門店で食うカツ重もいいけど、すきっ腹にはこういうのが染みるんだよ。

家で出てきたら心でガッツポーズする系の美味さだ!

味噌汁もいいじゃないか。ちゃーんと手間隙かけた味、

しっかりと具材が入って、これだけで飯が食べれる味噌汁だ。

思わず笑みがこぼれるぞ。

巣鴨は年をとったら行く町。そんな偏見を抱いていたら、

このカツ重に出会えないところだった。俺のすきっ腹と、魔の3時よ、

よくぞ導いてくれた。一期一会。一期カツ重一絵。

この町の風情は、この店の気遣いと、このカツ重の美味さに込められている。

そして年をとってからも、また改めて味わいたい。

きっと、またガツガツ食っちゃうんだろうな。ふっ・・・。




食後のコーヒーを飲むため、最後に無印のカフェに行きました。
全体的にロハスぶった雰囲気でしたが、これもまぁまぁ良かったです。
ここでは特に面白いエピソードはございませんので、キングクリムゾン!

こうして人生の記念的な一日を終えました。
お茶屋だ馬フ○だ、巣鴨だカツ重だ。ロ〜マンチックさは
欠片もありませんでしたけれど、総じて大変良かったです。
そういう風にして我々は今後も生きていく。
アリアリアリアリアリアリーデヴェルチェ!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
わあああ!久々にブログを拝見しに来たら!!
ビッグニュース!
騎士さんおめでとうございます!!🎉🎊㊗


あ、お久しぶりです。覚えていらっしゃいますかね?←

お相手の方はどんな方なんだろーうとか、どこで出会ったのか?とかいつの間に!とか。
私のような夢も希望もモテないようなロンリーの為にその経緯を詳しくブログで書いて教えていただきたいですが、なかなか恥ずかしいですよね…。

わー!とにかくおめでとうございます!
深雨
2017/06/11 04:26
深雨さんコメントありがとうございます。
お久しぶりです!もちろん覚えておりますとも…。
スイーツ巡りに付き合ってくださって、
当時は本当に嬉しかったです。あれでロンリーの
心も溶かされた思い出になっています。
改めてその節はありがとうございました。
その後、お元気でしたでしょうか?
(ツイッターではたまにつぶやき見てはいます)

夢も希望もないって、深雨さんはまだまだ若くて
これからです!わたしにもできたんですから、
これからどうにでもなりますよ!

ブログでどこまでの経緯を詳しく書くかは、
いろいろと悩むところですが、とりあえずの情報として
同世代で少女漫画が好き(読む)人ことは
お伝えしておきます。今後、今回のようなレポートを
書く機会があれば、追々伝えられるかもしれません。

電撃デイジーの黒崎のように…とはいきませんが、
ともかくヘタレのロンリーでも希望があることを
証明するために、これからも精進していきたいです。
月の騎士
2017/06/11 19:29

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