月の騎士の戯言

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zoom RSS 30年間の「裏」ベストメモリーBOOK30冊(31〜36:懐古編)

<<   作成日時 : 2017/05/03 08:33   >>

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表のベスト30冊に引き続いて、「裏」ベスト30冊シリーズを始めます。



第31冊:ぼくは王さまシリーズ



おそらく最初に読んだのは、小学校低学年の教科書で、
話が面白くて気に入ったので、その後図書館に置いてあった
ぼくは王さまシリーズはほとんど借りて読んだ記憶があります。
覚えてる限りでは、どこかの国の王さまが気まぐれなワガママを言って
周りを困らせて、いろいろと不思議な体験をした結果、
痛い目にあってほんのちょっとワガママ言ったことを自戒する。
(けどまた次の話では当然のようにワガママを言ってる)みたいな内容だったと思います。

子供にとっては、王さまが体験する不思議な現象の愉快(たまに怖い)物語を楽しむ
娯楽図書としても、身勝手でワガママな人の末路を教える教育図書としてもおススメです。
そうしていま考えると、基本的な原理は「ドラえもん」に近かったのかな。
全国の学校図書館には今でも置いてあって欲しい本ですし、
大人になった今改めて読んでもみたいので、できれば電子書籍化して欲しいです。



第32冊:姫ちゃんのリボン



初めて読んだ(と思われる)少女マンガの原体験な作品です。
そもそもはマンガよりもアニメが先で、毎週日曜の朝に見ていた記憶から始まります。
その後もう少し成長してから、どういうわけか家に数冊マンガで置いてあった
(妹が買ってもらったのかな?)ので、こっそりと読みました。
こっそりなのは、その時点では男の子が少女マンガを読むことに
ちょっとした偏見を持っていたからです。男のしょうもない見栄ですね。

でも読んだら、めちゃくちゃ面白くて、続きが読みたくて仕方なかった
覚えがあります。(そして大人になってから全巻読んだわけです)
特に姫ちゃんが学校のキャンプに行った話の甘酸っぱさには、
胸が少女のようにときめいてました。表向きは「へっ!何が少女マンガだ」と
虚勢をはっても、素晴らしいものには感化されてしまいますし、
この頃から少女マンガを読めて、ハマれる素質はあったんでしょうね。



第33冊:エルマーのぼうけんシリーズ



『がんばれヘンリーくん』『ぼくは王さま』に並ぶ、好きだった三大学校図書
シリーズです。国語の教科書に物語の一部分が掲載されていて、
それが面白かったので、図書館でシリーズ3冊全て借りて読みました。
エルマーという少年が竜の子供に出会ったのをキッカケに
様々な冒険をする…という物語だったと思いますが、
詳しくはあまり覚えていません。が、子供がワクワク・ドキドキできる
遊び心いっぱいの内容で、名作だったことは確かです。

覚えているのは、エルマーがジャングルに行って、様々な動物に出会って
ピンチに陥るも様々な知恵で切り抜けるシーンです。
それを国語の授業で、「何かの動物と出会って切り抜ける」場面を
生徒がそれぞれ想像して、オリジナル版を書きました。
それが人生で初めて「文章で物語を書いた」経験でした。
学校で指定されてる授業なのか、先生のアイデアか分かりませんが、
いま考えると楽しく創作を学べる良い授業だったと思います。



第34冊:五体不満足



こちらは「初めて読書感想文を書いた経験」です。
夏休みか冬休みに「読書感想文を書け」という宿題があって、
この本を題材に書きました。が、自分でこの本に決めたのではなくて
親が選んだ本です。学校の図書館で様々な本を借りて読んでたわりには、
そういう選択には積極的でなかったのと、読書感想文自体も
別に好きでも得意でもありませんでした。嫌々書いた気がします。
そんな奴が今となっては進んで本の感想を書くのだから不思議なものですね。

感想文は嫌々だったものの、本自体は面白かった記憶があります。
小学生でも苦労なく読めて理解できる内容ですし、
障害を持った人との向き合い方を考えて書かせる意味でも、
読書感想文としては最適なチョイスだと思います。
昨今は、お騒がせ男になってしまった乙武氏ですけれど、
この時に書いたことがウソになるとか、全て功績が無になるとか、
それとこれとは話が別でしょう。障害者であっても過ちを犯せば
同じ様に叩かれることは、彼の望んだ未来に近かったのであれば、
皮肉にもそれが実現したともいえます。
改めて彼の著作を何か1冊読みたくなりました。



第35冊:魔法陣グルグル



最初にマンガで読んだのか、アニメで見たのか記憶は混濁してますが、
アニメ第1作は夢中になって見たし、書店で最新刊を見つけた時にたまらなく
嬉しくてすぐに買ってもらった漫画です。
そして、人生で初めて読んだギャグ漫画にもなるかもしれません。
子供にも伝わるシュールギャグという珍しいジャンルを切り開いてます。
「シュールとは何か」のお手本みたいなものを示してますから、
グルグルで情操教育を受けた人は、感覚的にシュールの面白さを
理解できているんじゃないかと思います。

メケメケ!とかギップリャ!とかオッポレ!など謎の奇声、
長い声の猫、ゴチンコ、アッチ村の呪われた像などは、
ストーリーにも取り込まれた秀逸な遊びギャグでした。
そういったグルグルギャグの集合体がキタキタ親父でしょう。
このオッサン、言動や行動をふざけてやってるわけでもなく、
本人は常にマジメで本気ながら、それが全て空回ってるという
天然の面白さがあります。なぜか、そんなキタキタ親父を代表する
変なオッサン達は決して上品ではないけど下品でもない。
それら全部まとめてグルグル節です。



第36冊:ぼくは勉強ができない



高校の国語の教科書に、本書の1編が載っていました。
これまた読んで面白かったので、書店で買いました。
少し話が拠れますが、小学校・中学校では割と長い時間、
図書館に居た記憶があって、思い出深い場所なのですけれど、
高校時代は図書館に居た記憶がほとんどないです。
ちなみに大学になって卒業研究でまた図書館を活用するようになりました。
つまり、高校だけが図書館のエアポケット的な期間なんですね。
深い理由もなければそれによる人生の影響もないと思いますけど、
そういうことってあるよなあ・・・という話です。

教科書で読んだ話は、クラスメイトがふとしたキッカケで
自殺してしまい、そのことについて主人公が様々な考えを
巡らせる内容です。題材は明るい話ではないものの読後はスッキリと
できるものになっているので、良い物語に仕上がっています。
情感を読み取る意味を学べる文章としても、いい塩梅になってます。
本書のほかの話も同様に扱ってるテーマは軽くないけれど、
主人公の導く答えにはスッキリとした爽やかさを感じられるでしょう。
中・高校生になったら読むことをおススメしたい小説です。



次回は5月7日に。

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コメント(2件)

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良い本はいつまでも人の記憶の中にありますよね。未来を担う子供達にもぜひ読んで頂きたいものですね・・。
読書家
2017/05/03 08:37
読書家さん、コメントありがとうございます。
そうですね。時代に捉われず昔の本でも子供たちに読んでもらいたいです。
スマホなんて当たり前になかった時代の想像力を養うためにも有効だと思います。
月の騎士
2017/05/03 18:20

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