月の騎士の戯言

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zoom RSS 30年間のベストメモリーBOOK30冊(25〜30:現在編)

<<   作成日時 : 2017/04/30 08:42   >>

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30冊までのラストは、ここ数年内で印象に残っている本です。


第25冊:八雲立つ



感想記事はこちら
少女漫画にも様々な形があって、本作は恋愛よりも男同士の
友情が強く描かれた作品です。男の友情がテーマであるならば、
それって少年漫画?それともBL漫画?と疑われるかもしれません。
しかし、中身は紛う事なき少女漫画。これぞ、THE Fantasy of 白泉社です。
もしも少年時代に出会っていても、おそらく読めたとは思います。
けれど大人になってからオススメしてもらい、一気読みしたからこそ、
思い出に残った少女漫画でした。特筆すべきはラストシーン。
この壮大さは少女漫画というジャンルを超えた芸術だと思いました。



第26冊:聲の形



わずか7巻で、隙間なく収まった見事なストーリーテーリング。
しかも作者さんは最初から7巻でキッチリ納める物語を考えていたそうなので、
その構成力は離れ業でしょう。始まりの導入から心を掴み、
ラストシーンにまで繋がる物語は、心の奥底まで染み渡りました。

「学校」「いじめ」「障害」「友達」「恋愛」といった身近なテーマを、
登場人物それぞれの角度から切り込み、均一ではない答えから、
少年少女の心が成長していく様子が群像劇で描かれます。
しかし、決して内容が説教くさいわけではありません。
物語の展開からは読者に楽しんでもらいたい、少し考えてもらいたい、
そして何かを感じ取ってもらいたい。そんな想いが伝わってきます。
メッセージだけ切り取れば道徳の教科書になってもおかしくない内容を
漫画というエンターテイメントとして完成させています。
学校の図書館に置くことを推奨したい素敵な漫画です。



第27冊:ナオミとカナコ



当ブログで何度か一気読み必至のサスペンスを紹介してきましたが、
近年読んだ中で、最も一気読みしてしまい最も面白かったサスペンスです。
ドラマ化もしてる(当方未見)ので、知ってる方も多いかもしれませんが、
ぜひこれは小説で読んでいただきたい作品です。

内容としては、ナオミとカナコという親友の2人が、とある事をキッカケに
共謀してカナコの夫を殺害し、その後警察の捜査から逃れようとする様子を
描いています。そこにトリッキーな展開も驚天動地な仕掛けもありません。
それなのにページをめくる毎に緊張感が増して、続きを読んでしまうのは、
ごく単純な物語の描き方がとてつもなく上手いからだと思います。
これぞ余計なもの一切なしの純サスペンス。最後の1行まで目が離せません。
雨天で外に出たくないような休日のひとときに一気読みをオススメします。



第28冊:キングダム



現在進行形で、最も続きを読みたい漫画になります。
様々なところで紹介されているので、取り立てて解説も不要でしょう。
これだけ有名になると、今更読むのを躊躇う人も多いのは分かります。
けれど騙される心持ちで1度読んでみたら、圧倒されてドハマリします。
壮大な物語が、それ以上のとてつもない熱意で描かれているので、
いろいろ経験して大人になり、心が刷れてしまったと自称する人でも、
読むと童心に帰って熱くなれるはず。かつて学校の図書館で
横山三国志を読んだ子供にとって大好物ですよ。

作者さんの話曰く、40巻ぐらいで物語の折り返し吐天だそうですから、
順調に予定通りならば80巻ぐらいで完結を迎えるのでしょうか。
このテンションのまま最後まで描かれた時、どこまでスケールが
大きくなっているのか、楽しみで仕方ありません。
聲の形と並んで図書館において欲しい、子供にも読ませたい漫画です。



第29冊:介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました



タイトルは出してませんが、感想はこちら
40歳を超えてプロ棋士になった人のノンフィクションルポです。
14歳の早熟な天才少年がプロになって話題になってる将棋界で、
真逆の40歳の晩成ルーキー物語が本書です。
将棋に没頭しプロを目指した明るい少年時代。挫折を知り地獄を味わった青年時代。
様々な職を経験するも将棋から離れられない社会人時代。
再びプロを目指す過酷な道に進んだリベンジ時代。
そして一時はプロを完全に諦め介護士になって再生され夢を掴んだ現在。

破れ続けても立ち上がってまた前を向き、最後の最後は夢を掴む。
それだけを切り取るとただ奇跡が起きた話みたいに聞こえますけど、
諦めず道を進めば、人は何かを掴むことができる…かも。と思える話です。
子供の頃だったら、天才少年の物語に感情移入したのが、今となっては
40歳のおじさんに感情移入してしまう。これが人生の深みです。



第30冊:逃げるは恥だが役に立つ



ど直近で感想を書いてるので、こちらを参照下さい。
そこに全てを書いてしまったので、付け足すことは特にありません。
世間的に有名になりすぎたので、あえてオススメしたり名前に出すのが
少々気恥ずかしくなってしまいましたが、素直に面白くてタメにもなり、
少女漫画としても社会漫画としても大人の男女に読んでもらいたいです。
30冊の大トリとして選ぶのにピッタリの作品でした。



さて、以上を持って記事を5つに分けて、30年間のベストメモリーBOOK30冊、
全てを紹介しました。本来であれば、これで終わり……だったんですが、
本を選んだり、記事を書いてるうちに、「あれ?あの本紹介してないな」
「本当はこの本も選びたかったな」「番外編で何冊か紹介したい!」と、
次々に選びたい本、紹介したい本が増えてきてしまいました。

ということで、30年間の「裏」ベストメモリーBOOK30冊に続きます。
つまりは30年間のベストメモリーBOOKは全60冊になってしまいましたね。
ひとまず最初の記事はGWの初日、5月3日に投稿します。
その後はまた5月の毎週日曜日に投稿したいと思いますので、
引き続きよろしくおねがいします!

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