月の騎士の戯言

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zoom RSS ヴァンパイア騎士 【特別編:愛の望み】(LaLa DX 2016年1月号)

<<   作成日時 : 2015/12/13 09:18   >>

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2015年を締めるには、やっぱりヴァンパイア騎士だ!





どうも、ご無沙汰しております。
ヴァンパイア騎士の感想を書き続けていた者です。
それ以後もブログは一応継続して書いていますが、
読んでいる方のほとんどは感覚的に「ご無沙汰」のことでしょう。

前回の特別編「あなたのことが好きです」から10か月。
「手裏剣とプリーツ」の完結から5か月が経ちました。
そんなこんなで、気が付けば2015年も終わります。
ヴァンパイア騎士の連載が終わったのは、
なんともう2年半前の事らしいです。
つい昨日のこと…のようにはさすがに思えないけど、
時間の感覚がいよいよバグってきたなあと感じます。

最終回を迎えた作品にネクストを期待するのは難しくて、
だいたいはファンの一方的な願望に終わってしまう。
のが、普通だと思うのですけど、ヴァンパイア騎士には
その常識も通用しません。最終回のとんでもない衝撃から、
呆然自失のぽっかり穴が空いた期間を経て、
まさかのミュージカル化、まさかまさか(?)のミュージカル大当たり。
そして特別編が継続連載!こんなことあるものなんですね。
またこうして、ヴァンパイア騎士の新しい物語を読み、
感想を書けることに感謝したいと思います。


その間、皆さんはその後どうお過ごしだったでしょうか。

ヴァンパイア騎士の熱すぎた魂に浸り続けた人。
手裏剣とプリーツに片鱗を見たいと願った人。
すっかりヴァンパイア騎士のことは忘れてしまっていた人。
他の作品を大いに楽しみ過去は思い出として消化した人。
これを機に新たにヴァンパイア騎士に目覚める人。

どのような方にでも、ほんのわずかでも、何か届きますように。




〜ヴァンパイア騎士 【特別編:愛の望み】〜


で、最初にでてくるのが、ゲス野郎リドおじさまかよ!!!

ヴァンパイア騎士の中で、ハンター協会の初代理事長と
1,2を争う不人気キャラじゃん!(ファンの方すみません)
それが1ページ目から都合4ページも堂々と載ってやがります。

でも読み終わって考えると、このリドと樹理のやり取りこそ
ヴァンパイア騎士の通常営業だったんですよね。
むしろ、その後に描かれているあれやこれやの方が、
ヴァンパイア騎士の本編では考えられなかった世界でした。
それはもう、アイドルさんとよりちゃんがイチャついてた
前回以上にとても和やかな世界観になってます。


何が通常営業と違うかって、まず零のツンがまったくありません。
2015年風に言うと、とにかくやさしい錐生ですよ。
優姫の身を案じる。優姫に自然と触れる。優姫に優しい言葉をかける。
「お前を殺す」「俺を殺せ」と言ってた男がこの変わり様です。
特別編:命では、まだまだ零流のツンはさびれてなかった
はずなんですけど、実際には大人になっていたのでしょう。
ツンツンした零が好きな方にお好みかは分かりませんが、
何の気兼ねもなく優姫とイチャイチャしてる零を見たい!!
と願ったファンの方には、完結してから2年半も経ってようやく
分かりやすくそれが実現した形になります。

ただし、これまでの特別編で描かれたあれこれを思えば、
この後もまた数十年の間はお互いに葛藤を抱えたりして、
あーだこーだと悩んでいくのでしょう。
この場面はひと時の安らぎと平穏を抜き取っただけであって、
玖蘭枢が残した足枷は易々とは切り離せないのでしょう。
凍結して尚、人の心かき乱す。変態魔王さんは罪なお人やでえ。
もう一つある通常営業と違う点は後ほど…。



さて、枢と優姫の子として生まれた「愛ちゃん」は、
ナイトクラスの風紀委員になってました。
性格は頭の良いしっかり者系のようで、
優姫にも枢にもあんまり似てません。樹理タイプでしょうか。

優姫と零が仲良くなって、妹ができることを願っているようで、
どうやら実は零のことが好きだったみたいです。
……っていう解釈でいいんですよね?
1回目読んだ時には、それを汲み取りきれなくて2回目読んで、
ようやく理解しました。(1回目は暁のことが好きなのかと思いました)
おまえ少女漫画の世界に足踏み入れて何年だよって鈍感力で。
もし違う解釈がありましたら、どうぞ教えてください。

枢と優姫の子が生まれた上に、零を好きになるって、
なんと皮肉な運命だ…っていう雰囲気でもないですね。
すべての種をまいた当の本人が氷漬けになっているので、
残った人達はむしろなんだか気を使い合っていて、
ギスギスした感じにはなりません。零と愛ちゃんの関係も、
複雑そうなんだけど、たぶん案外自然に
意気投合できてるんじゃないかと思いました。




優姫と零がくっつくのをサポートしてる瑠佳も新鮮です。
この人は、恋のライバルを演じてるよりも、
こうして頼れるお姉さま風にしてる方が似合ってますね。

今回のベストショットは今(より少し前)流行りの
壁ドンをぶちかましてくれた欲望の奴隷こと鈍感なおバカさん
にしてあげたいところですが、それは実際に買って
見てもらうことにして、やはりこの素敵な顔を載せたいです。


今回のベストショット:変態魔王の呪縛から解き放たれし笑顔


画像


すべてが清算された良い顔だ!!
前回のよりちゃん然り、本編では考えられなかったぐらい
優姫以外の女性陣がはじける笑顔を見せてくれますね。
こうなってくると次はリマの出番かな…。

シキリマのその後も気になりますが、もっと気になる人が。
アイドルさんも報われてしまった今、報われないランキングで
単独ぶっちぎりのナンバー1になってしまった男、一条さん。
その詳細が語られずして、いやそれだけでは物足りません。
一条さんの心からの笑顔を見ずして特別編は終われないでしょう。
次回からは枢が優姫の幻影を追っていく展開になりそうですが、
その路のどこかに一条さんの物語が落ちていることを…。



以上の回想を経て、最終回のラストシーンである
枢が人間として目覚めた時間まで戻ってきました。
そしてついに明かされた、零似の子の正体の名前は恋で女の子!
最終回を読んで、この子を女の子だと見破った方、
すばらしい着眼でした。私は完全に男と判断してました。
改めて女の子だと分かって見ると、うん、確かに。女の子ですね。
まだ少ししか言葉を発してませんが、穏やかな性格なのか、
名前のコンプレックス(?)も受け入れてます。
同時に意思の強さは零に似てそうで、はっきりものを言います。

愛の望みだった「妹は零似じゃない方がいい」は
見事に裏切られましたけど、あれは零への恋心に対する
裏返しの言葉だったと思うので、本心はまた違うんじゃないかと。
愛の望みは数年?(不貞寝期間で数十年?)して叶えられたと。
下世話な話で恐縮ですが枢とのベッドシーンがあったんだから、
零とのシーンも描いてあげたら…ってそれを見たいか問われると、
いろいろ崩壊しそうなので、想像で補うのが華ってもんですね。



そして零からツンが取り除かれた以上の衝撃がここです。

枢から魔王性と変態性のオーラが失われています。

ただのちょっと世間知らずな眉目秀麗なお兄さんです。
愛と恋の語呂合わせで笑っちゃうような。
記憶を失われているからか、人間になったからか。
本編を読み終えてから、表紙を見ると爽やか極まりないです。


記憶を失ってるせいで状況に取り乱すこともなく、
平然としちゃってます。「よろしく愛、恋」じゃないって!
あんたのわがままでいろいろめちゃくちゃになってもうたんやで。
わがまま返しで人間として復活させられちゃったけどさ。
目の前に優姫似と零似の子供がいるってだけで、
ヴァンパイア時代のあんただったら発狂してるでしょう。

これだけ受入体制ができちゃってコメディなノリができるなら、
いっそのことふっきれてやって欲しいことが。
三人揃ってリズムに乗って歌って踊りながら
岡田あーみん先生の名フレーズ一発芸をやって欲しいですね。


恋じゃん!愛ジャン!恋愛ジャン!!

へ〜、イカしたフレーズだなあ。




頼れるヴァンパイアの女王になった優姫。
孤独さと冷たさがなくなり優しくなった零。
すべての狂気を無に帰して普通になった枢。
そして千年後。

本編で見たあの3人の関係性はもうありません。
『ヴァンパイアの騎士』はいなくなりました。
愛と恋が紡ぐ、恋愛の物語。
その終着点に枢は何を見て、何を思い出し、何を感じるのか。
答えは次回の特別編に続きます。

最後の最後は玖蘭枢の腹黒さと性癖が戻って、
変態大魔王復活!!!
で終わったらそれはそれで大団円かもしれない。



それにしても、このタイトル。何か引っかかりますよ?

愛の望み…。

あいののぞみ……。

あいとのぞみ………。

(゚o゚;) ハッ


辻駕籠

江戸時代,街角などで待っていて客をのせる駕籠。町駕籠。



いやいや、じゃなくてじゃなくて。

加護辻こと、かごちゃん・つじちゃんを思い出しましたよ。
思い出すほどの思い入れも何もないんですけど。
恋ちゃんが望ちゃんじゃなくって助かりました。(何が)

2015年が終わるというのに、加護辻のことを思い出して、
曙VSボブサップを大晦日に見るって、どういうことでしょう。
実は世の中はまだ2003年で、長い夢をみているだけなんじゃないか?


そんな夢現を抜かしながら、特別編の続きは2ヶ月後の
LaLa DX 2016年3月号にも掲載されるとのこと。
しかも今度はさらに増量50ページ!!こりゃあ大変だ。
ということで、引き続き2016年もどうぞよろしくお願いします!

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。ヴァンパイア騎士の記事、いつも楽しく拝見しております。

恋の性別に関して、ずっとどっちだろう?とは思っていたのですが、今回の特別編の愛ちゃんの「キョウダイ」発言で、これはあえてボカそうとしてるな…と思ったのですが、どうでしょう?
少女マンガだと( 漢字は別にして)レンという名前の男子はあるあるですし、、、
りこぴん
2015/12/15 17:27
こんばんは、はじめまして!
ずっと拝見させていただいてました。
ついに零のデレデレが来ましたね…

恋は自分も弟だと思いました。
本編最終回のコートの合わせが男だったので。
零に似てない妹がいい、という望みとは逆に
零に似た弟だった、というのがまた面白いような気がします。

にゃお
2015/12/15 23:29
りこぴんさん初めまして。
コメントありがとうございます。

本当ですね!勝手に妹だと断定してたら、
確かに「キョウダイ」ってぼかしてますし、
愛ちゃんも妹だとは一言も言ってないですね!
これは逆に弟説が有力だと思えてきました…(笑)
オトコに「恋」ってつけるのはちょっとどうかと
思いましたが、カタカナにするとレンも普通ですね。
これは見事に引っかけられました!情報ありがとうございます。
月の騎士
2015/12/16 20:13
にゃおさん初めまして。
コメントありがとうございます。

零のデレと枢の爽やかさで目が眩んでました。
本編最終回の伏線も忘れてました…。
零に似てない妹を望む⇒零に似てる弟が生まれるは、
愛の望みというタイトルの結果にも結び付いてるし、
これはその方がしっくりきますね。
本文を修正したいぐらいですが、あえてそのままにして
次回感想にて言及したいと思います!
月の騎士
2015/12/16 20:16
かなり、お久しぶりです。
手裏剣とプリーツにコメントしようかとも思ったのですが、せずじまいです。
個人的には割と好きな作品ではあります。もう少し続けば良かったかな、と。

で、ヴァン騎士まだまだ熱いですね!
私もつい、ララDX買いますからね(笑)
丁度ラストゲームも載っていてラッキーでした。
次回は出てきてない面子も出してほしいですねぇ。枢さんはちょっとでいーので(笑)
理事長とかも気になります。

あ、最近ララ本誌は買われてます?
こちらにあまりこなくなってしまって、把握してなくて…。
久々買いますよ〜!赤髪のアニメに親子でハマっているので。どーでもいい報告をしてみたり。

でわ、あまりヴァン騎手コメントになってませんが、2016年も宜しくお願いします!
ダン・トーマス
2016/01/03 10:32
ダン・トーマスさんコメントありがとうございます。
手裏剣とプリーツは1巻で終わりかと思いきや、
続いた!…と思ったら終わってしまいましたね。
でも樋野まつり先生が思う様に描けたなら
良かったんじゃないかと思います。
悲劇が喜劇になったのも

本誌LaLaも一応まだ買ってます!
目的はラストゲームを追いかけるためなんですけど、
終わりが見えなくなってきてるので、
ちょっとしんどくなってるのが本音です(笑)

赤髪の白雪姫はアニメ二期も放送するそうで
人気ですね!暁のヨナといい、ヒロインが赤髪が
今の流行りなのか…ってただの偶然ですよね(笑)

今年もいろいろあるかと思いますが、
また様々な形で少女漫画につきあっていきたいです!
もちろんヴァン騎士も継続するように…。

それでは、今年もどうぞ宜しくお願いします。
月の騎士
2016/01/03 21:52

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