月の騎士の戯言

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zoom RSS 月刊LaLa(2015年9月号) 手裏剣とプリーツ:最終話感想

<<   作成日時 : 2015/07/26 19:13   >>

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スクールガール忍者活劇、最・終・回!!





ヴァンパイア騎士ミュージカル -Revive-の感想については
別記事に書きましたので、そちらをお読みください。

ということで、今回はいつもの前置き、
ヴァン騎士情報や小ネタはまったくありません!
さっそく手裏剣とプリーツ最終回の感想に参ります。
言いたいことは感想内で追々と。



首尾よくロッド氏を助け、勢いで「養女はいやです!」と
敵の本拠地で遠回しの告白を始めたことからクライマックス。
それに対してロッド氏は「それは男として愛してるのか?」と、
ずばりストレートに核心に迫ります。

赤面しながらそれを肯定する美影。抱きしめるロッド氏。
ああ、これはどう考えても××ですね!!!
……と思ったら、ここで敵さんの襲撃を受けて、
あっさりまた連れていかれるロッド氏。
こんなに連れ去られるってピーチ姫かよ!!
どこかで使った気がするツッコミをかましたくなりました。

それにしても美影は忍びモードなら無敵状態に入れるのに、
女の子モードになると途端に隙だらけで弱いですね。
ベジータや利根川先生に「乙女と甘えを捨てろ!!」と
諭されることでしょう。そんな奴らはこの漫画に出てきませんけど。



ロッド氏を連れて行ったクズ中のクズは、
一之介と合流して種を奪い去ろうとします。
が、ここで心変わりした(していた?)一之介は脅しに屈しず、
美影と共闘してロッド氏と種を守ろうとします。
本気になったこいつらにクズ中のクズが敵うはずもありません。
クズ中のクズは海のモズクの中でモクズとなりましたとさ。


そして海の中で美影はロッド氏を救出し二人は無事……



結ばれねぇ!!!




え?
え?
なんて?


ロッド氏なんて言ったの?説明してね

いやだからホントに

キモチトリセイハチガウンジャア!!!



ええ、マジです。
どう考えても結ばれる流れだったのに、
ロッド氏が「気持ちと理性は別だ!」と真顔で言い放って、
間接的に某魔王の行動をディスって断ります

いやあ大人の対応ですね。
妻子を持ちだったおじ様が女子高校生と
結ばれちゃあいけませんよね。当然です、当然の対応…。
でも、正直なことを言いますよ。

こういう時の対応は(少女漫画的に)魔王の方が正しい!!

読者はずっこけたんじゃないでしょうか。
大人対応をするロッド氏に萌えるんじゃあないか!
ってことなら私の読みがまだまだ甘いってことですけど。
ヴァン騎士であれだけ非常識な行動を見せつけられて慣れると、
常識な対応がむしろおかしく感じるんでしょうか。

でもあきらめない美影は「一生仕えて、勝手に好きでいる」
と言います。少女にここまで言わせんなって!!
現実志向の大人的には「今はそう言っても心変わりしたって
罪はないよ」とか覚めたことを考えてしまったりするんでしょうか。

なんだか少女漫画の世界に迷い込むと、
何が普通で何が常識なのか分からなくなってきます。
一つだけ確かなことは、どんな筋書のどんな反応だろうが
女子がトキメキを感じればそれでヨシ!!ってことです。


こうして日常を取り戻し、最後は美影の充実した顔で幕引きに。
それではここで最終回のベストショットです。

画像


おまえがカワイイよ



さて、前回の感想内で注目したいと触れたことについて
アンサーを書いていきます。


美影とロッド氏の関係に変化は?

ロッド氏は表面上では美影の気持ちを断ってますが、
第1話から関係はもちろん変化したでしょうね。
美影は吹っ切れて、高校生活も忍者としての任務も
どちらも活き活きと楽しんでそうです。
逆にロッド氏の方がモヤモヤ、モンモンとしてるんじゃあ
ないでしょうか?もしも手裏剣とプリーツにも特別編があったら
その辺の葛藤が描かれたら面白いかもしれません。


小太郎は結局なんだったのか?

分かりません!!
最終話も登場せずに終わったし。
本当にただの純朴な高校生だったんでしょうか。
だとしたら、真人よりも悲惨な……
いや、でも小太郎にはまだこれから高校生活を
エンジョイする資格がありますからね。


美影の父親(母親)の再登場はあるのか?

一応ありました。
美影とロッド氏は義理親子関係を解消したことになるので、
美影にとっての親はこの二人になってくるわけですよね。
だから特にどうこうはないのですけど、
あまり語られなかったこの親子関係の裏話が書かれたら
それはそれで全然違って面白いかもしれません。


真人は報われるのか?

恋愛面ではぶっちゃけコールド負けなんですけど、
ベストショットの顔を見る限り幸せそうなんで、
これで良いんじゃないでしょうか。
なんだかんだ真人がいなかったら作品の笑い処と
ツッコミ処が減ってしまったので、その意味では貴重でした。
もしかして人気度では影ヤーマダにも負けるかもしれないけど…。


手裏剣とプリーツは『悲劇』か?『喜劇』か?

紛うことなき『喜劇』でしたね。
まさか第1話時点で、こんなにも喜劇化するとは
誰も想像してなかったんじゃないでしょうか。
忍びとして生きる道しかなかった少女は、
最愛の人を守ることが全てだった。なのにその人は
爆死(と思った)して、孤独に日本へ向かったら、
家は焼かれて変な男に絡まれる。最悪のプロローグです。

それがこうして分かりやすくハッピーエンドになりました。
読者を混沌に陥れた「あの最終回」と比較してみてください。
一体なんの文句があるというのでしょうか。
文句はない。けれど何か物足りないと感じた方は、
ヴァンパイア騎士の森に迷い込んだままの子羊なのです。
『喜劇』と『悲劇』の探求はまだこの先にある……!!(はず)




手裏剣とプリーツの感想、これにて劇終になります。
最後にブログ内部的なことを告白します。
読んでる皆さんがどう思われていたかは分かりませんが、
第6話ぐらいから結構苦しい感じで書いてました
その理由は手裏剣とプリーツの内容どうこうだけでなく、
ヴァン騎士の影がチラついたり、私生活のあれこれだったり、
まあいろいろ理由は重なってるんですけどね。
正直、なんだか義務感だけで書いてる様な時もありました。
逆に世間的に話題にならないことが書く原動力になったのかも。

そんな風な内情は伝わらず、普通に楽しんでいただけたなら、
われながら書き手としては、少し成長できたのかもしれません。
ヴァン騎士のように、なにがなんだか分からないけど
憑りつかれたような感想を書くのは難しいですね。
2巻は11月に発売だそうですから、改めて1巻から読み直してみると
新たな趣が見つかるやも。途中挫折した皆さんもその機会にぜひ!

次に樋野まつり先生の作品を読むのは、ヴァン騎士の特別編か、
はたまた新たな作品になるのか。続報を待ちましょう。
ヴァン騎士であれば必ず感想を書きます。
新しい作品であれば感想を必ず書くとは言えませんが、とりあえず読みます。

そんなわけで、またしばしのお別れを。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
最終回まで感想記事お疲れ様でした。騎士さんのペースでボチボチ更新するのが一番ですよ。

私が最終回で一番驚いたのは、ロッド氏あのボロアパートに住んでるの?!ということです。
ナイスミドルというのはたいてい内助の功によって出来上がるので、美影が亡くなった奥様を超えるのは至難の業ではないかと思います。(現実的) 
中年男性を好きな若い女性はその男性に、彼氏・夫・父親・祖父・ATMと沢山の役割を無意識に要求しているので、実際年の差婚をした男性はかなり大変らしいですが、二次元のロッド氏なら可能かもしれません(笑)
aki
2015/07/27 22:02
akiさんコメントありがとうございます。
更新ペースについては考えていますが、
とりあえずは勝手気ままに更新するつもりです。

あっ、確かに…。美影は当たり前のように
あのアパートから学校に通ってましたよね。
ロッド氏もいろんなゴタゴタになって
無一文になってしまったのか…?
そうなると、中年男性に求めてるATM要素を
ロッド氏は果たせそうになく。
せっかくの喜劇がとんだ現実的で生臭い話に
なってきてしまうので、そこは夢ある少女漫画らしく
ロッド氏も心の迷いを断ち切り、美影も前の奥様
以上の素晴らしい女性に成長し、
仲睦まじく幸せに暮らして欲しいと思います。
ただし、たぶん漫画としては面白くならんの
ですけどね(ジレンマ)
月の騎士
2015/07/30 21:30
感想記事、お疲れ様でした!
いつも楽しく拝見させて頂いております。どの記事も読みやすく、分かりやすく、愛があって好きです。内容が濃くて、なるほどなぁと思うことばかりです。言われてみれば確かに、手裏剣とプリーツは喜劇ですよね。割と重くなりがちなテーマなのに、さらっと終わった感じ。ヴァンパイア騎士も「誰かを愛し守る」とはどういうことなのか…それぞれの愛の形がテーマでした。手裏剣とプリーツも同じテーマなのに、重くなることは一度もなかった。日野先生は、いろいろ試しているのかもしれませんね。
お仕事お忙しそうなのに、いつも想いのこもった記事をどうもありがとうございます。日々のストレスが吹っ飛ぶくらい、時に笑い、泣き、関心し、つっこみ…楽しい一時を過ごさせて頂いております。ありがとうございます。文章でお仕事はなさらないんですか?私は月の騎士さんのファンなので、そういう方向もあってもいいんじゃないかと思います。更新ペースなど、くれぐれもご無理なさらないでくださいね。のんびりと楽しみに致しております。
うっかりす
2015/08/04 20:32
うっかりすさんコメントありがとうございます。
そう言っていただけると書いた甲斐がありました。
愛の深さでは、もっと素晴らしいファンの方が
たくさんいると思いますので、個人的な感想が
多く入ってはいますが、なるべくフラットな
目線で分かりやすく読める文章が書けたらと
考えています。ヴァン騎士は最初はそれほど
重たくなかったのが徐々に悲劇に向かっていき、
手裏剣とプリーツは最初の悲劇が喜劇に終息
していく形でしたね。優姫と美影、枢とロッド氏の
気持ちは似ていても、表現と結末が変わるのは
対比させて読むと面白く読める部分もあると思いました。

文章を仕事に…。昔はちょっと考えたりもしました。
全神経を注いだものを書けば、
それを商売にできるかもしれませんが、
今の状態では趣味で書いてるレベルで、
それを生活の糧にはできないし、
他のことを犠牲にしてもそうしようとまでは
考えてないのが現状という感じです。

でも日々仕事をしていると「なんでこんなこと
してるんだろう?」みたいに思ったりもします。
文章を書いて伝える何かを仕事にすれば、
もっとまっすぐな動機で働けるのかもしれません。
何かを得るには何かを犠牲にしなければならない。
難しいところですが、そう言ってもらえるほどに
読み込んでいただけるのはとても嬉しいです!
ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
月の騎士
2015/08/05 19:47

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