月の騎士の戯言

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zoom RSS Pandora Hearts 第23.24巻感想

<<   作成日時 : 2015/07/17 23:14   >>

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深遠なるダークファンタジー群像劇、パンドラハーツ感想最終回!








完結まで待ち望んでいた方々には申し訳ないのですが、
22巻の感想を書いたのが1年以上前のこと。
その後いろいろありまして、パンドラハーツのことは
正直すっかり頭から抜け落ちてました。

23巻が最終巻ってことは覚えて……あれ?24巻まであるの!?
アヴィスってなんでこんなことになってるんだっけ?
ジャックとグレンの目的がそもそもなんだったっけ?
ぶっちゃけ物語の半分ぐらいは頭から抜け落ちてます。
かつて当ブログで、ヴァン騎士感想に次ぐアクセスを誇ったのが
嘘のような体たらくで申し訳ございません。

頼りになるはずの過去に書いた感想を読み返しても
どこもかしこもシャロン、シャロン、シャロン…。
ただのシャロンウォッチレポじゃねーか!!
このブログにまだパンドラハーツファンの方が訪れてもらえるか
分かりませんが、どうせなら最後までブレずにいきましょう。



ヒロインになるはずだった幼く可憐な令嬢は、
腹黒ドSで兄様萌えのアレな書物好きBBAへと変貌していく。
そして物語が核心に触れるにつれ次第に出番はなくなった。
最後まで蚊帳の外だった女王に訪れる成長の再来。
あたかも、それがシャロンの役割だったかのように――…。



シャロンウォッチパンドラハーツ感想最終回!!


22巻でシャロンの役割はほとんど終わってました!!
23巻はエコーとエイダ、24巻はアリスに出番を取られてます。
ということで、新たに語ることはそんなにありません。
シャロンウォッチャーとしては22巻がクライマックスでした。

とはいえ、さすがにまったく出番がないわけではありません。
ブレイクを失った悲しみから、レイムに支えられて前を向き
エクエスで偵察する。基本行動に立ち返ってますね。
しかし、物語の初期とは決定的に違うことがあります。
初期のシャロンはオズやギルが戦ってる最中も、
お留守番しながら優雅にお茶を楽しんでいたことを
度々指摘してはツッコミを入れてました。
そんなティータイム中毒がオズに向かって言うのです。


「お茶会の準備をしてお待ちしていますから」

やっぱりお茶はしたいんかーーい!!!


あ、違う、違う。ティータイムを我慢して待つと言ってるのですよ!
涙なしには読めない成長です。腹黒いドS裏番長はどこにもいません。
仲間の戦いを心から心配しながらも、健気に待つ令嬢のセリフです。
これまでの不必要にも思えるほど多かった
シャロンのティータイムはこのための伏線だったんです!(断言)


これでシャロンの冒険は幕を閉じました(マジで)。
ティータイムに始まり、ティータイムに終わる。
そして後日談として……

レイムさんと結婚したそうです!!!


これは驚きよりも、ラストの展開的には「そうなりそうだな」
と納得できました。過去のブログコメントやツイッターにも、
「シャロンの相手はレイム!」という声はいただいてました。
実はオスカーおじさんとのカップリングはどうか?と提案した
こともありましたが、オスカーおじさんがああなってしまった以上、
残る選択肢的にレイムさんが適任ですね。
どんな無茶ぶりにも諦めの境地…
いえ、笑顔で応えてくれることでしょう。
毎日ティータイム三昧で、お幸せに!!


シャロンについて考察記事を書いたこともありましたね。

Pandora Hearts 考察:シャロン=レインズワースの七不思議

今思い返しても、なんでこんなにシャロンに執着してるのか
よく分かりませんけど、今更読み返して我ながら参考になりました。
パンドラハーツの物語を読む解く上では蛇足だけど、
シャロンについて考えることは、我ながらよくやったと思います。
「シャロンのこれからについて」に書いたことも、
最終的に遠からず当たったんじゃないでしょうか。


そんなシャロンウォッチの総決算として、
『ロマンティックあげるよ』のシャロン版(替え歌)を送ります。


おいでアリスさん

好きさ兄様

君のショタコン隠さないで

留守番したくてお茶会したくて

子供のフリしてぶりっこしちゃ

レインズワース家 継げないよ

もっと腹黒に

もっとSらしく 生きてごらん


舎弟にしてあげるよ

ハリセンツッコミあげるよ

豚みたいに乞いてくれたら

本気ビンタもあげるよ

駄犬にしてあげるよ

だけれどお色気 キャラじゃないから

脱ぎはしないよ




最後にシャロンについて一言申し上げます。


女性キャラ的としてはそれほどタイプではありません!!!


以上、パンドラハーツ感想でした…って、
最終回なのに結局シャロンウォッチで終わりかーい!

真面目な話で、物語についてはあえて語りません。
いや、語れません。というのも、22巻までの世界観に対する
うろ覚えな記憶では、アヴィスの世界がどうだったこうだった
というのは、とても語れないぐらい入り組んでいるのです。


私は漫画を読む時は、大抵はストーリー重視で読みます。
一人のキャラにめちゃくちゃ入れ込むよりも、
全体を客観的に楽しむ節があるのです。
が、このパンドラハーツは世界観よりもキャラで読んだ
という稀有な漫画でした。多数のキャラが出てきながら、
特別に仲間意識があるわけでもなく、特別に敵対視するのでもなく、
ダークなファンタジーの世界に閉じ込められたキャラが、
あがきながらもがきながら、でもコミカルな様子が良かったです。

逆にアヴィスを廻るストーリーというか根幹の世界観については、
読む期間がとびとびで空いたのもあって味わいきれてません。
完結したことで、改めて1巻から物語を追求して読んだら、
また違った面白さ、パンドラハーツ評になりそうです。
読み返すその時まで楽しみにしていたいと思います。

熱い少年漫画好きの方、美麗な絵を好む少女漫画好きの方、
コッテリしたファンタジー好きの方、ダークな展開が好きな方、
逆転ミステリーが好きな方、笑えるコメディが好きな方。
それぞれにオススメ所がありました。
本編でどれだけギスギスして心をえぐられたとしても、
カバー裏のおまけ漫画を読めば癒されますよ。




それでは最後の名言コーナーに参りましょう。
最後の大盤振る舞いとして23、24巻から好きなだけ挙げます!!




おまえのことなんか好きじゃない



ドブ鼠と言われてブレイクとやりあってた頃が懐かしく、
ぶっちゃけリーオに仕えてからしばらくは、
存在感が薄まった時期もありました。
悪いキャラの筆頭だったり、ラスボス感を出したり、
ブラコンを見せたり、困惑する側になったりしながら、
なんだか他のキャラに喰われてた印象もあるのです。
最終的に彼が行き着いた先は読者として感情移入できるので、
ヴィンセント目線としては良かったんだと思います。




貴方のすべてを赦します



エイダは一番まとも(趣味を除けば)な女性キャラでした。
ヴィンセントに誑かされたと思われていた頃は、
ろくな目に遭わなそうだったのに、変に汚れることもなく。
もしエイダにもう少しツッコミどころがあれば、
シャロンではなくエイダをやたら取り扱ってた可能性も…
ないかな。(どっちやねん)




我の女に手を出すな!!



最初に登場した時は、適当な場面で退場しそうな
わりとどうでもいいキャラだと思っていたバルマ公。
意外や意外、わりと物語の中核に絡んできて、
わりと面白く、わりと熱い場面もあった良いキャラでした。
そういう意味でヴィンセントの逆パターンです。




この銃で私を撃つといい



レイムさんは、なんだか感情移入できるキャラでしたね。
死にそうで死なない弱者の戦い方で生き残るのはカッコ良く、
ブレイクとのやり取りも心温まるものでした。
最後もシャロンと結婚できてしあわせ……、
結婚の場面で妙に老けきってるのが気がかりですけど。




ちゃんと間違わずに呼べるじゃないですか



エコちゃんかわいいよエコちゃん。
これだけシャロンについて書いておきながら、
パンドラハーツで一番萌えなキャラは?と聞かれたら、
即答でエコちゃんと答えますね!!(断言)




それが100年になっても
大して変わりはしない!!



序盤はとにかくヘタレてる場面しか印象になく、
弄られることでようやく魅力を発揮するキャラ。
そんなイメージだったのが19巻では熱い男になりました。
でも最後でまたヘタレな感じを出すのも良いですね。
ヘタレワカメくんには、ダイの大冒険にちなんで
ポップ賞を差し上げたいと思います。




あいつも一緒だぞ!!



アリスは1巻の「狂え愚民共!」が忘れられず、
しばらくはベジータ風に扱ってたのですけど、
中盤あたりはグッとかわいらしくなって、
完全にシャロンからヒロインの座をひっぺがしましたね。
オズとは簡単には説明できない関係なんですけど、
一言ブレイクが嫌いな言葉で表現するなら
「大切な仲間」だったと思います。




なんでもない日おめでとう!



調べてびっくりしたんですけど、この言葉の初出は
12巻だったみたいです。あのお茶会からそんなに経つのか…。
あれを境に物語は漆黒の闇に堕ちていきました。
もう1度、全員が揃って乾杯できる日。
それは現実では叶うことない夢だった。
しかし、夢でも叶わないことはない。
日常を生きて居れば、退屈はなんでもない日を歓迎は
できないかもしれない。でも非情で残酷な出来事が起こって
始めて分かる「なんでもない日」のすばらしさ。
だから何度だって「なんでもない日」に乾杯しよう。




こうして泣くことができる
それをね“幸せ”だなって思うんだ



パンドラハーツで最も悲惨だったのは、
やっぱりオズだと思うのです。
特に18巻ぐらいは目も当てられない切なさでした。、
たとえ残酷な真実に打ちひしがれて泣いたとしても
それを「幸せ」と思えるならば。この世界は悲劇ではない。
そう、滑稽なお伽話に…。




おかえり!



パンドラハーツ、これにてカーテンコール。
全てを飲み込むダークファンタジーな世界の最後が、
なんとも温かいこの言葉で集約されました。




さよならは言いません。
実はまだオフィシャルファンブック24+1も手に入れてませんし。
またいつかどこかで!
ありがとう!パンドラハーツ!

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