月の騎士の戯言

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zoom RSS Pandora Hearts 第22巻感想

<<   作成日時 : 2014/05/10 09:13   >>

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いよいよクライマックス!パンドラハーツ22巻感想です。






画像は初回限定版なんですが、買おうとした時にはすでに書店になくて
通常版を買ってしまいました。ファンの皆様、すみません…。
ドラマCDの感想はないので、逆に聴いた方の感想を知りたいですね。
そんなにわかファンですが、最後のページ構成に鳥肌立ちながら、
「次巻 最終巻」の報を知って喪失感に襲われました。

面白い作品が終わってしまう寂しさはもちろん、
当ブログを支えてくれた作品が終わるのは、ブロガーとして
死活問題レベルの痛手だったりします。
ヴァンパイア騎士、学園アリス、そしてパンドラハーツ。
当ブログのアクセスとネタを支えてくれた3本柱が
これで終わってしまうことになるのです。
果たして、この先いったいどうしていくのか。。。

とはいえ、どんなものにも始まりがあり終わりがある。
終わりがあるからこそ、それを見据えながら楽しむのが
一興なのです。寂しがってばかりはいられません。
感謝の気持ちを込めて先に進まなければ!
まあ、そんな感傷に浸るのはまだ早いですよね。
それでは事実上のセミファイナル、22巻感想に入ります。



『68』


この数字が何を意味するか、すぐにピンと来た方は鋭い!
そうです。われらがシャロン=レインズワースの
22巻登場コマ数
です。(ざっくり1度数えただけなんで
明らかに間違ってたら訂正お願いします)

19巻では登場0コマの不名誉な記録を達成したことを思えば、
クライマックス直前で、こんなにシャロンを拝めるなんて眼福の極み。
オズとの恋愛模様、腹黒キャラ、ティータイム狂
ハリセンツッコミや、ショタコンドS…そんな一面は封印されて
(シェリルお婆様がその役割を微妙に代行してたり?)
今巻では正統派の可憐な女子、ってか普通にヒロインみたいでした。
シャロンがヒロインだなんて誰も思ってなかった
(↑誰より取り上げてきたおまえが言うか)でしょうけど、
疑うことなく立派な主役の一人ですよ。
シャロン黒幕説を唱えていた頃が今や懐かしい。


おまけにカバー裏では、ラフ画ながらシャロンの
キュートなヒップを前面にしたセクシーショットも拝めます!!
キュート度ではアリスとエコー、セクシー度では
ロッティとエイダに完封負けしていたシャロン
ですが、
(↑だから推してるお前がそれを言うか)
主要キャラとしても、女子としても面目躍如をしてくれました。
どんなに出番がなかろうが、本編に絡んでなかろうが、
しつこく取り上げてきた甲斐があったというものです。
はたして需要があったのかどうかはまったく知らんけども。

最終巻の感想記事でも、たっぷりとシャロンについて
取り上げる予定です。いろいろ小ネタも考えてますので
「跪いて乞い待ちなさい。このブタ共!」



22巻を読み終えて、パンドラハーツという作品は
奇妙な仲間意識と逆転の連帯感が面白い作品だと思いました。

1巻の最初からずっと強固に結ばれていた関係は
オズとギルぐらい(この二人の間も紆余曲折あったし)で、
他のキャラ関係は、時には一緒に行動しながらも、
裏工作が見え隠れしたり。時には独りで勝手な行動をしても
裏で支えてくれる相手がいたり。表面の行動や言葉だけでは
分からない思惑が、次々に移り変わって描かれました。
ごくたまに和やかなシーンもあったけれど、
基本的には不安定な立場や関係同士が、
それぞれのエゴと信念を掲げてもがく姿を中心に見てきました。

だからブレイクの「馴れ合いはだいっきらいなんですよ」
という言葉が象徴するように、例え協力しあっても
慣れ合ってる空気は全然なかったのです。
おまけにこれまで絶望に次ぐ絶望の真実が明かされて、
1回読んだだけじゃ、それぞれの考えや希望を整理しきれてないです。
考察っぽいことを書いてるけど、私もよく分かってませんでした(笑)



そんなぐちゃぐちゃな状況であっても、
22巻を読んでみると、ピリピリいがみ合ってる空気よりも、
想いが一つに集約されているような連帯感があったのです。

それはラストに向かってキャラ達が過去と向き合ったり、
関係を清算していく過程があるからだと思います。
特に最も「仲間意識」とか「生きる使命」に疎くて、
上記のようなセリフをしゃべってた張本人のブレイクが、
最後に己の本質に触れ合って素直な言葉を吐露する場面は、
パンドラハーツのひねくれた対人関係に隠されていた答え
が見えたんじゃないかと思いました。

いつぞやパンドラハーツには恋愛的な描写があまりない。
と書いた覚えがあります。普段少女漫画を読んだりしてるから
尚の事感じるのでしょう。むしろ、想いが行き過ぎた
ジャック⇒レイシーの末路が物語の元凶になってたり、
ヴィンセント、エイダ、オズ、エコーの悲しすぎる四角関係だったり、
描かれる恋愛は甘酸っぱさもない、ひたすら重くて苦しいものです。

逆に最初は反目しあってたはずの、ギルとアリスだったり、
オズとブレイクだったりの淡いやり取りに心が温まる不思議。
パンドラハーツを読むと、仲間とは同士とは何かを考えさせられます。
熱く何もかも信じてるとか、心では分かり合ってるとかではなく、
絶望の連続、悲しみの連鎖であったそれぞれ固有の物語を、
踏み越えながら共有していく関係が心地よいのでしょう。



もう一つ、親子関係として決着がついたのはオズと父親ザイです。
思い返せば物語の始まりはザイの意味深な一言でしたね。
以降、端々に登場しながら、ついにオズとは、
いや他の誰ともまともに邂逅したような様子もなく
唐突に終わってしまったような感じがしました。
それは見方によってはどこまでも悲しい結末で、
見方によってはわずかな心の救いがあったようにも思います。

単純な父と子の関係ではないことが分かって、
オズに対する憎しみの理由も今では理解できるかもしれません。
最後にエイダを守ったのは、ベザリウスの血筋なのか
父としての役目だったのか。未消化な謎は残ってます。
ザイとオスカーの目線でベザリウス家の歴史を振り返って
物語を読んでみると、また新しい視野が広がりそうです。




なんだかとても真面目な感想が続きましたね。
せっかくなので昔のノリを思い出して、
ここで悪ふざけな替え歌を考えてみました。
よかったら気分転換にどうぞ!


〜日曜午後6時30分の使用人〜


【オープニングVer】
レイムでございま〜す
お肉を抱えたアリスを 追っかけて
サビ残でかけてく 有能なレイムさん
ブレイク笑ってる ギルは同情してる
ルルルルルル シャロンは見当たらない♪


【エンディングVer】
シルヴィの駄犬を 読んでたら
シャロンに見つかり とんでいた(ハリセンで殴られた的な意味で) 
今日もお守りだ アホ毛侯爵のハイキング
ホラホラ エミリーの声がする
レイムさん レイムさん
レイムさんは不憫だなー



さらにレイムさんから学んだ心の短歌。

仕事して 初めて分かる その苦悩
成功のカギ 諦めること






最後は毎度恒例の名言コーナーで締めます。




オレ……
帰ったら また
お茶会を開きたいんだよね




なんでもない平穏の終わりだったあのお茶会。
あの頃にはもう戻れない。けれど、あんなひと時を
またみんなで過ごしたい。はたしてオズの夢は叶うのでしょうか。
叶ったらもう泣くしかないですね。
もう1度、ハッピーアンバースデイを言える日を信じて!
祝杯の紅茶とクッキーを用意せよ!!




欲張りは母親譲りです!




正統派ヒロイン化したシャロンですが、
やはりツッコミ的なシーンも取り上げなければ。
その強欲なる血の定め、レインズワース家。
それすなわちお婆様譲りでもあるッ!!(←フォングシャ)




こんなものか
蓋をあけてみれば
所詮私の中身など



22巻はブレイクの一挙一動に泣けますが、
特にこの言葉には魂が震えました。
独りで戦っても、独りじゃなかったんですよ。
ブレイク、おまえはおとこんなかのおとこだ!!



それでは23巻発売後に、最後の感想をお届けしたいと思います。
シャクラヴァ!!!
(懐かしのユラ様)

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