月の騎士の戯言

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zoom RSS Pandora Hearts 第21巻感想

<<   作成日時 : 2013/12/07 09:21   >>

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お久しぶりです!パンドラハーツ最新刊感想です。






パンドラハーツファンの皆さん、ご無沙汰しております。
半年ぶりになりました。パンドラハーツ単行本の感想です。
当ブログの裏アクセス1を誇っていた作品でしたが、
ヴァンパイア騎士クライマックスにより、その地位も陥落。
長らく話題にすることもなかったのですが、
今も地味に過去の記事アクセスを読んで下さる方がいるみたいで
大変嬉しいことです。ありがとうございます!

20巻から21巻の発売までも半年の期間が開きました。
情報を追ってないもので事情をまったく知らないのですが、
望月先生は少し連載をお休みされていたのでしょうか?
以前コメントで、「21巻は出ないんですか?」と尋ねられ
「出るはずです!」と言い放った責任もあって、
発売が発表されるまでヤキモキしておりました。

何はともあれ無事発売され、次の22巻では限定版として
ドラマCDが封入されることも決まってるみたいですね。
物語もクライマックスに向かってる様ですし、
ここからもうひと盛り上がりを楽しみにしてます。
また一つ、教えてもらって知ったお気に入り漫画が
終わってしまうことは大変寂しいですが…。
って、勝手な憶測で最終回が近いと思ってるだけなので、
実はまだまだ続くのかもしれませんけれど。



さて、21巻の内容に入ります。
何はともあれ当ブログ的な目線としては、
まず彼女について言及しなければなりません。


今回“も”シャロンの出番があったぜ!!!
☆-(ノ゚∀゚)八(゚∀゚ )ノイエーイ☆



20巻に続いて、今巻もシェリルの方が圧倒的に扱いが良い
ことはともかくとして、ブレイクをぶち切れさせるという
大事な役割を担ってくれました。まあ、個人的にはシャロンは
おしとやかな令嬢然とした立ち振る舞いでピンチになるより、
ドス黒い発言したり、ハリセンでしばき倒してる時の方が
断然魅力があると思うのですが、パンドラハーツに足りなかった
か弱い女子路線としてエイダと共に存在感の
アピールに成功…といったところでしょう。
最近はアリスが可愛らしくなりすぎてて、ヒロインの座
(この作品にそんな立場が必要かどうかはともかく)
を奪うのは容易でないにしろ、彼女のもう一頑張りに期待です。



しかし、シャロン決死の行動も、ブレイク復活の狼煙も、
全体を読んだ後では、正直霞んでしまいましたね。
21巻の主役はまさかの、アホ毛侯爵ことバルマ公です。

これまでは、「なにがしたいんだかよくわからないけど
物語を引っ掻き回してる奴」程度の認識しか持ってなくて、
ぶっちゃけそのうち親玉に葬られて退場するような
役回りのキャラだと思ってました。サブキャラに注目する
傾向にある当ブログとしては、異例のヒドイ扱いです(笑)

が、21巻でそれが一変して、愛すべきバカキャラ(だけど策士)
であることが判明。バルマ公に注目して初登場から
読み返したくなりましたし、なんだかんだ最後まで生き残る
様なキャラにも思えてきました。

これまでのパンドラハーツは、逆転劇の連続でありましたが、
喜劇⇒悲劇ではなく、善⇒悪でもなく、
どうでもいい小悪そうな奴⇒実は面白くて頼れる奴
という意味の反転は初めて
のような気がします。
『鏡の国のアリス』をモチーフにした作品であるだけに、
キャラにもそれぞれ鏡で映したような二面性があるというか。


ということで、21巻で一気にバルマ公の人気は
うなぎ登りになったのではないでしょうか。
少なくとも、当ブログ的には俄然興味の出るキャラになりました。
あれで死んではいない…ですよね。
シェリルへの愛で華麗に復活することを希望します。
どうでもいいキャラだったのに、変わり身早いですが(笑)

さらに秘書レイムさんも、有能っぷりを発揮します。
実はパンドラハーツって、冷静なまとめ役のできるキャラって
あまりいなくて、それぞれが個々に動いてる事も多い中、
それを取りまとめる見事なマネージメントを発揮しました。
カバー裏ネタでレイムさんの助手(事務)ですら、
月給50万以上もらえる破格の待遇なのも納得です。
レイムさんはもっともらえて当然の才覚を持ってるわけで。
『二人はヘタキュア』とか呼んでネタにしてた
ギルとレイムさんが、最近は普通にカッコよくなってしまって
それが少し寂しくもありつつ、物語的にはこれでベネ(良し)です。

そんなわけで物語に出てきた当初は
「ここはいろいろ大丈夫なのか?」と思っていた、
バルマ家ですが、実はデキる連中の集まりだったのです!



そしてもう一人、忘れてならない今巻の主役がいます。
シェリル=レインズワース、シャロンのお婆様ですね。
この人の過去、そしてシャロンの母親についても
初めて詳細が語られました。

いや〜、一族の女性はみんな心がお強いはずだ!
ベザリウス家とバスカビル家に比べて、
存在感が薄かったレインズワース家とバルマ家ですが、
内部でゴタゴタしまくってる両家よりも、それぞれ協力して、
表立つ方がよっぽど上手く事が運ぶ気がします。

すべてが終わった暁には、われらがシャロンが、
パンドラ制圧、天下統一するしかないでしょう。
レイムさんを秘書に駆り出せば完璧です。
そして「シャロンお嬢様と駄犬(他公爵の男)達」な
世界を創り上げればいい
のではないかと。
これで、パンドラの世界が向かうべき
一つのハッピーエンド(?)が視えましたね!



全体の感想としては、息苦しくなるほどの重たい展開は薄まり、
なんだか初期の頃を思い出せてくれるようなノリのでした。
もちろん残酷さや悲哀な感情もあるけれど、
それも何とか乗り越えていけるんじゃないか!?
という、微かな希望も生まれてきたように感じます。

ジャンルで表す『ダークファンタジー』として、
しばらく『ダーク』が異常膨張してましたけど、
ここにきて『ファンタジー』が盛り返してきたというか。
もちろん次回への伏線と合間に挟む小ネタもキッチリあります。

小ネタで一番面白かったのは、ヴィンセントの主張ですね。
当ブログでも以前言及した覚えがありますが、
初期の頃はド変態で嫌味でドス黒い、裏ボス的なオーラを
纏いながら、ツッコミ所満載のキャラだったのに、
最近は影を潜めて、むしろ常識人な役回りになってるという(笑)
この巻では、ついにアホ毛侯爵にすら追い抜かれた感が。
それだけパンドラハーツに出てくるキャラが濃くて、
しかも裏に魅力があるということなんですけど。
だったら、ドブネズミだった過去はもう忘れて、
これからは『眠りハムスター』として可愛らしいキャラを
確立すれば良い
と思います。……それ、人気出るか??



ではでは、毎度お馴染み今回の名言コーナーに。


それは則ち
愛じゃ


(アホ毛侯爵)

バルマ公の評価が急上昇したセリフその1です。
セリフその2はさらに想いのたけをぶちかましてるので、
ぜひぜひ皆さん自身でお買い求めの上お確かめください。

某魔法少女の新作映画を観た人しか
分からないネタで恐縮なんですが、
それが原動力になって神にもなれるし、○○にもなれるのです。
つまり、ジャックは○○の方になったということで…。



「人」にとって
「世界」とは
「自分」でしかない


(アホ毛侯爵)

これもバルマ公のセリフです。
バカ負けするような発言をした後、
こんな意味深なことも言ってるから侮れません。

結局は、自分本意で成し遂げやことを
どう解釈するのかによって、「人」それぞれの
捉え方は違うのです。だからジャックは英雄でもあり、
大罪人でもある。では、オズの世界は……。



過去をなかったことに
したくない…!


(オズ)

サブキャラ達に活躍の場を奪われていましたが、
オズにもしっかり見せ場は用意されてます。
過去を無に葬り去って清算しようとするリーオ(グレン)
に対して、元凶として生み出された存在でありながら、
過去を否定せずに自分を保とうとするオズ。
最後の戦いに向けた対立構造が明確になってきました。




それではまた、22巻の感想でまたお会いしましょう。
せっかくですので限定版の方を買うつもりですから、
ドラマCDの感想も併せてお届けできれば!

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