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zoom RSS ヴァンパイア騎士 ノベルス「優姫の贈り物」感想&考察!第二部の玖蘭枢(第2回)

<<   作成日時 : 2013/09/21 06:24   >>

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最終19巻と最新ノベルス単行本が11月5日に発売決定ですよ!!


ヴァンパイア騎士の最終回掲載から早4か月。
いろんな意味での狂乱騒ぎは夢か幻だったのか…?
と思えるほど落ち着いた日々になっています。
しかし、まだだ、まだ終わらんよ!
ついに最終巻の発売日が発表されました。


11月5日 Coming Soon!!!!!!


ついにコミックでも最終章が公開される時が来たようです。
そして、嬉しいことにノベルズ集も同時発売!

ヴァンパイア騎士の真フィナーレを飾るために、
最後まで当ブログの役目を果たしたいと思ってます。
あんなこといいな、できたらいいな?
ということで、あれやこれやを企画として考えてみます。
とりあえず10月初めにアンケートをやろうと企画中です。

『ヴァンパイア騎士』という枠を使って何かできるのは、
これが最後かもしれませんので、何か要望がありましたら、
どうぞお気軽にお願いします。



それでは、今月もまずノベルス(第2弾)の感想から。


WEB白泉社ノベルズ|白泉社


「え!?『優姫の贈り物』って連作だったの?」


なんて、とんちんかんなことを思ったのは
私だけでしょうか?あの話は前回分で完結したと
勝手に思ってましたよ。わりと綺麗なオチだったし。

よくよく考えればタイトルが『優姫の贈り物』なのに、
贈り物をしたのは枢で優姫は何も贈ってないじゃん!
(テストで100点取ったことが…?とか考えたりして)
ですから、連作ストーリーを察するべきでしたね。

そんなわけで、次は最終回前後の話が読みたい!ってのは、
早とちりな要望だったみたいです。そちらは11月5日に
発売されるノベルス単行本の方に期待しましょう。



さてさて、第2回の感想ですね。
前回は久しぶりに変質ストーカー枢が
物語に帰還したので、全然爽やかじゃないのに
なぜかスッキリ
しました。変態魔王に毒されるとはこのことか。
あの話の続きとなれば、万年筆をもらったお礼に
優姫が枢に何か贈り物を返す流れになるのかな?
……と思ったら、意外や意外!
優姫がお礼する相手は枢ではなく藍堂さんなのです!

この展開…。誰得か?と言われれば、我得です。
普段はコミカルに、しかしここぞという時に頼りになる家庭教師。
『かてきょーヒットマンHANABUSA!』ですよ!
(読んだこともないのにタイトルだけもじってみる)


もちろん藍堂さんが感謝されるのは理由があります。
テスト用紙が額縁に入れられて花丸アピールされるなんて、
すべらない話のスピンオフで、松本人志の笑顔画が
でかでかと飾られてる並のプレッシャー
の中で、
すべった話もすべってないと言い切るしかない(コラコラ☆)ぐらい、
藍堂さんにとって優姫の連続100点は重責となりました。

まして優姫のバ○度には、あの枢もほぼ匙を投げていたのです。
なのに、藍堂さんは見事に優姫を100点に導いたのだから!!
彼の逡巡する思考と、あの優姫も育てる見事な手腕を見れば、
幼少時代は天才と称えられていたことも頷けるのです。
枢にさえ絡まなければ、藍堂さんがスーパーアイドルとして
黒主学園を束ねて、人間とヴァンパイアの共存が案外簡単に
成立できたんじゃないかと。それじゃ話盛り上がらないけどさ!


そんな大活躍&役得な藍堂さんにたいして、
嫉妬に狂う枢の姿もまた別のサイドストーリーとして
描けると思いますが、それはオチに取っておきましょう。
今回は藍堂さんが優秀な家庭教師っぷりを発揮し、
優姫が感謝して、お返しのプレゼントを創作する。
そんな真面目で心温まるお話ですから。

枢や零を相手にしては、とても上手くいかない(ソースは原作)
ことも、藍堂さんとならば上手く交流できるのは、
なんだかんだで反応や対応が清く正しいのです。
枢に同じことをしたら異常な粘着で倍返し(今流行りのry)され、
零に同じことをしたら氷のツンで「じぇじぇじぇ(今流ry)」になります。

ということで、第1回の粘着ストーカー復活劇から転じて、
第2回は優姫×藍堂のリアル爽やかストーリーでした。
それにしても、作者の藤咲あゆなさんは
確実に藍堂のファン
ですよね!
『憂氷の罪』でも切なくカッコイイ藍堂を描いていましたし、
さらに今回の内容で確信しましたよ。
第三回でも藍堂が確実にオイシイ役だと思われます。





続いて『第二部の玖蘭枢についての考察』も、
前回からの引き続きで書いていきます。

前回は、第二部の玖蘭枢の行動を挙げ連ねて、
「意味わからん!」と罵るだけで終わってしまいました。
今回はそれを踏まえて、「玖蘭枢は何がしたかったのか?」
を真面目に、、、いや、真面目半分ネタ半分で考えてみます。
ええ、あくまでネタ半分なので、信憑性は問わないでください。


第二部までに表向き明かされてる理由は
「始祖時代の目的として、危険な純血種を殲滅し、
自らが炉になることで、この世界に平穏を……」
ってことになってますよね。ですが、この理由で
「そうだよね〜」と納得できてる人は少ないと思います。

普通に考えれば、動機として立派な話なのですが、
玖蘭枢だからこそ「それはない」と思ってしまうのです。
「すべては優姫のために」だった第1部の方が、
よっっっぽども納得できましたし、行動に説得力を伴ってました。


普通の作品ならば「一人の少女への偏愛よりも世界だろ!」って
ツッコミ入れるところなんですけど、ヴァン騎士は違います。
第1部であれだけ狂気の偏愛っぷりを見せられてきたので、
「いやいや、世界のことよりもアンタは優姫でしょ!?」
ってのが自然な反応ではないかと思います。

「この世界のために」なんて動機がまず枢らしくないですし、
優姫を捨ててまでする行動としての説得力がないのです。
優姫さえ抜きにすれば大局的な見方のできる
ヴァンパイアの王として相応しいカリスマを持っていても、
それをぶっちぎってでも優姫に全てを捧げる男、
それでこそみんなが愛する変態大魔王でしょう!



ということで、表向きの理由はこの際据え置きましょう。
ではでは、真の理由はズバリ何なのか!

いつかの記事に「優姫を突き放すドSな放置プレイを楽しみたかった」
と書いた覚えがあります。
その時は完全に悪ふざけで書いたつもりでした。
ところが、今回挙げる理由も根本的にはそれに似てます。


それは、優姫と自分の気持ちを試したかったのではないかと。

第二部のはじめ、優姫は完全に枢の物に
なったかの様に、表向きは視えていましたが、
実は心身共に100%枢のものになってないのです。
(そのへんは最終章のある描写に抵触するのですが)

枢は優姫を匿い幽閉して、断ち切れていない
零の想いまで全部含めて受け入れようとしました。
しかし、逆に近づこうとするほど、絶対的に交われない
何かを感じてしまったのかもしれません。

めぞん一刻で五代が「あなたをひっくるめて響子さんをもらいます」
と言う名シーンがありますが、枢はその域には達せず、
ショック療法的に、自分の過去を話した。
が、優姫は怯えるどころか、覚悟を決めた態度で、
むしろ強く枢と対等にあろうとした。


それが枢の精神に大きなヒビを入れたとしたら?
極端に言ってしまえば、枢は身も心もすべてを自分に
任せてくれる状態の優姫を欲した
んじゃないかと。
第1部のような煮え切らない態度だけど、
最後はすべて自分に依存してくるような存在としての優姫が、
枢にとっては理想の姿だったんじゃないでしょうか。

ところが、優姫はそうはならなかった。
体を幽閉しても、むしろ心は外に向かうばかりだった。
それで、最後の賭けとして始祖時代の目的を持ちだして、
己の戦いを始めたとすれば。納得いかないでしょうか?
「いやそんなことしたら、もうハッピーエンドありえないじゃん!」
というツッコミはごもっともです。
でもそこまで考えない、というか己の意思と信念こそが、
原動力であってこその純血種ですから、優姫への気持ちが
マイナス方向に作用した時、玖蘭枢の勝利なき悲しい戦いが
幕を開けてしまったのではないかと思います。



以上、あくまで第二部から推察した一つの説であって、
最終章まで含めてしまうと、今回の考察は
だいたい間違ってると分かる
(枢の独白を信じるならですが)
のです。それは19巻のお楽しみ。本末転倒な話ですが(笑)
それはそれとして、こんな推察もできるんじゃないか?という
妄想の足しにでもしてもらえれば幸いです。

次回はおそらく考察の最後になりますが、
第二部の玖蘭枢はどの段階で道を誤ったのか?
そして、どうすれば望むハッピーエンドになれたのか?
を考えてみる予定です。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
ついについに最終巻が出るのですね。
なんだかいつも以上に長く感じています。

WEBノベルズの方も藍堂さんが一人大変な思いをしそうですね。
藍堂さんの優姫への気持ちが芽生える辺りまで話をすすめてくれると嬉しいです。


終った後も色々考えてしまいますが
時間が経つにつれて、この終り方が最大高のハッピーエンドだったのでは!?
と思えるようになってきました。
くま
2013/09/22 00:40
くまさんコメントありがとうございます。
お久しぶりです!
最終巻の発売につれて、いろいろと
心が躍る様な情報も聞こえてきますので、
一度落ち着いた(?)ヴァン騎士ハートに
再び火をつける盛り上がりになれば
良いですね。私も微力ながらなにかしら
やっていければ、、と思ってます。
最終回についても、未だに様々な意見が
飛び交ってると思いますが、
分からないからこそ面白いみたいな
逆説論もあるかもしれません(笑)

ノベルスの方は、はたして優姫のプレゼントが
無事藍堂さんに渡るのか!?ってことから、
心配しちゃいますが、本編ではぼかされていた
彼の心情が読みとれそうなのは楽しみです。
月の騎士
2013/09/23 17:09
十一月の楽しみが増えましたよ!十一月八日発売「LaLaファンタジー」にヴァン騎士特別篇40Pだそうです!騎士さんの男性視点の感想楽しみにしていますv
SAMI
2013/09/24 15:51
SAMIさんコメントありがとうございます。
さっそく情報ありがとうございました!
今日、最新号のLaLaを買って
「来月最終巻発売だし、なんか良い情報
載ってないかなー?」と1ページめくって
おったまげました(笑)
どうやら、まだヴァン騎士は終わってない
みたいですね。ぐう楽しみです。
最終回の感想で力尽きるつもりでしたが、
もういっちょ期待してもらえるような
感想をがんばります!
月の騎士
2013/09/24 21:50
19巻・限定版(画集付き)、小説、「LaLaファンタジー・特別編」って、11月が楽しみです!
あと、40日位ですね。
特別編&番外編とかで、あと1冊、コミック出してほしいです。

なんだかんだいって、藍堂がいちばん優姫を操縦できてる気がします。
いいコンビですよね。
でも、絶対枢にばれて、何かされる気がする。。

騎士さんの感想、「優姫が、自分だけをみてくれないから、突き放す」って、枢はどれだけ贅沢なんだ、でもそれが純血腫的思考なのか(?)、と改めて思いました。

Saki
2013/09/25 17:28
Sakiさんコメントありがとうございます。
11月の最終巻発売日が決まってから、
急激に盛り上がってきましたね!
これがまた大きく売れれば、今後にも
まだ望みはつなげるかもしれません。
特別篇&描きおろしの番外編とかで
20巻が発売する奇跡とか……。
夢視過ぎですが期待はしたいです。

藍堂が相手だと優姫も緊張してないし、
藍堂の大人な面も出るので、
愛称は絶対いいはずなんですよ。
まぁ、枢がいる以上は永久にそれは
許さないとは思いますが(笑)

第二部の枢考察は書くほどに、
納得よりも疑問が広がる気がしますが、
何とか次回でまとめられるように頑張ります〜。
月の騎士
2013/09/25 22:38
ノベル第二回見ましたが
玖蘭兄妹はいい部下を持ってたなぁと思いました
駒という括りにするには勿体ないくらい藍堂がかっこいいって
どうゆうことなの・・・
阿球
2013/09/27 18:47
阿球さんコメントありがとうございます。
藍堂さんの迸るかっこ良さは南半球を
駆け抜けますよ!玖蘭家の兄妹はちょっと
どうかしてるとこありますけど、
従者たちはみんな優秀なのが、
栄えた理由…かもしれませんw
月の騎士
2013/09/28 17:40

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