月の騎士の戯言

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zoom RSS ヴァンパイア騎士 原作編【第40回:第18巻感想】

<<   作成日時 : 2013/05/11 06:06   >>

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5月2日に発売されたヴァンパイア騎士最新18巻の感想です。


それではまずさっそく恒例の帯弄りから参りましょうか…。


画像




ふつうの宣伝じゃん!!!!!!



はい。無理矢理なツッコミを入れるしかなかったです。
まさか、ここまで来て壮大なネタつぶしをされるなんて!
冷静に考えれば、過去の帯がどうかしてたのであって、
最終回直前の予告としては当たり前の帯です。
本来、単行本に付いてる帯とは、こういう目的のために
あったのだと、ようやく現実に戻ってこれました。

しかし、しかしですよ。
率直に言えば残念に他なりませんよね。
ヴァン騎士の帯は、たとえ本編がどれだけ陰惨な
状況になっていても、それをぶち壊すほどの
淫靡なゲロ甘に包まれることが魅力だったのですから。
そのせいで、書店で買いにくかったことまで含めて、
読者のM気をくすぐる意味があったのに!(断言)

19巻では二、三度見してしまうような帯を期待します。
もしかすると18巻を普通にしたのは、
そのためのフリかもしれませんし。
これで最終巻の帯が「あうっ」だったら爆笑しますけどね。
爆笑した後冷静になって、「さすがにこれは…」と抗議しますが。
(なんのことか分からない方は第九十二夜をご覧下さい)



それでは18巻の感想に入ります。
尚、いつものように前後編に分けて書く予定で、
スケジュールを載せてましたが、
急遽18巻の『真面目』な感想はこの記事1つにまとめて、
明日は全く別のネタをぶっこみます。








第八十四夜:傲慢の王様・思い上がりの女王様


この感想を書いた時点で、「19巻までは続く」と
予想してたみたいです。運良く当たりました。
この時点では、だいぶ先の事の様に感じてましたが、
気がつけば2週間後には最終回…。早いものです。


さて、この話の冒頭に登場してるのは紅まり亜。
くれ・・・くれない・・・まり・・・あ?

え?誰その子?

なんて冷たい声が、どこからともなく飛んできても
おかしくないぐらい、最終章以降は影も形も見えてません。
15巻頃の活躍っぷりは一体なんだったんでしょう?
樋野まつり先生が、18巻のあとがきに書かれてた
「上手く道を進ませてあげられなかったキャラ」
で真っ先に浮かんだのは彼女でした。
キャラとしては、少女漫画に相応しくヒロインの恋敵に
なりそうだったのですが、ヴァン騎士の物語が、
そういうスケールから逸脱してしまいましたからね。
最終回には1コマでも登場してくれることを期待します。


藍堂さんの名脇役っぷりが際立ってる回でもあります。
ラストゲームの柳とドラゴンボールのクリリンと、
ダイの大冒険のポップを良い感じにミックスさせた様な、
残念なイケメンかつ欠かせないスーパーサブです。

逆に当時は情緒的に意志を汲み取って書きましたが、
一条さんのやってることを、結末を知ってから読むと、
厳しく言えば空回りしてると思いました。
この状況で零を人質にとって、更を助けようとすることは
何の解決にもならないのは明白です。
もちろん一条さんだってそんなことは分かっていたはずで、
それでも咄嗟の行動に出てしまった。それはなぜか?
愛とか友情ってのはそういうものと思えば納得です。
理にかなうとか、損得勘定とかじゃないんだよってことですね。
そんな一条さんだから、シキも放っておけなかったのでしょう。




第八十五夜:きみを継ぐ


振り返ると、枢の迷走はここから始まってます
「第二部になってからずっとそうでしょ!」と
思われる方もいると思いますが、更が生きてる間は、
暴走はしていても迷走してるとは感じませんでした。
優姫を捨ててまで、危険な純血種を根絶やしにする。
その目的意識はぶれてなかったはずです。

しかし、この回で「君を継ぐ」とか言い出してから、
枢にやってることは、当初の目的どうこうよりも、
必死に意地だけを張ってるように見えるのです。
玖蘭枢のイメージは、常に先や裏まで読み、
相手意のままに操って駒として使う。
そんなモンスター的な策士だと思ってました。


ところが、親金になると宣言してからの枢には、
冷静な理論もなければ、腹黒い魔王っぷりもありません。
例えるなら、途方もない夢を叶えるために
突然学校辞めてギターを弾き始めた男の子の様
だと。
それをステキというか無茶というかは
人それぞれでしょうが、玖蘭枢がそれをしてるからこそ
違和感を感じてるのだと思いました。

ちなみに白蕗更については、
当時の感想にわりとまとまった意見を書いてたので、
そちらを読んでいただければ幸いです。
『正常な愛』なんて存在しない。はいい格言ですね。
それはヴァンパイア騎士という物語を紐解く上で、
重要なキーワードだと会得しました。




第八十六夜:追跡者


前半はハンター協会のてんやわんや、
後半は優姫と零の気まずくもどこか懐かしい
ツーショットを堪能する回です。
特に付け加える感想はないのですが、
改めて読んで、海斗の世話焼きっぷりに
救われてる
と思いました。

海斗のことは、当ブログで『海斗ママ』と評してましたが、
見方を変えると、ホント普通に良い兄貴です。
意思は強いけど横暴で周りがみえない
ダメな頑固オヤジ(師匠)。優しさはあるけど理想ばかりで
現実とかい離しがちなお母さん(理事長)。
優秀だけど孤立しがち自傷しがちでほうっておけない弟(零)。
そんなファミリーをまとめる良い兄貴(海斗)みたいな。
優姫にとっての藍堂さん、零にとっての海斗が
いかに精神的支柱になってることか。


師匠に上から目線で送り出されたら、
零もたぶんイラっとしたと思いますが、
海斗と零の気合グーパン交換は熱いながらも微笑ましく、
ベストな良シーンです。どうでもいいけど、ハンター達って
むかしのヤンキー漫画並に殴りますよね。
その中で師匠のグーパンは最弱だと思ってますが。

零と優姫は久しぶりに静かな二人だけの時間が訪れます。
1巻から読み直して、当時は軽妙なやり取りもしてましたが、
第二部以降は会話ない方が良い感じかもしれません。
感想記事で「しゃべれよ!」とツッコミ入れてますが、
この静けさが二人の普通になったら、
老年夫婦のような関係で上手くいくかも
と思いました。
ぺちゃくちゃ喋るだけが、心の繋がりじゃないのです。
ネガティブな話で、ピリピリした空気になってしまったら
逆に「だまれよ!」と三村マサカズ風にツッコミを入れて、
場を和ませてあげましょう。




第八十七夜:マスカレード・ナイト


裏話として、この記事はアクセス数が、
いつもに増して妙に良かったんですよね。
ママレード・ボーイネタが多くの方のツボにハマった!
…わけではないと思いますが。久しぶりに
甘めな(微糖ですが)雰囲気だったからでしょうか。

そういえば、ママレード・ボーイの続編が始まってると
風の噂で知りました。この機会に、ヴァン騎士完結後に
予定している「少女漫画探訪」の初回で、
1巻で止まってる前作から、続編までをレビューしてみるとか。
全然決定ではありませんが、案の1つとして考えてみます。
(ヴァン騎士と無関係な話題です。失礼しました)


この回、私は零ファンも枢ファンも、どちらの皆さんも
喜ばれてるはず!と思っていたのですが、
反応を見る限りは案外そうでもなかったのかなと。
とはいえ、零派と枢派、互いの悲喜こもごもが
ストレートに出まくってるのは、やっぱり面白い
です。
しばらくの間、どちらのファンから見ても、
感情を上手く表せない展開のオンパレードだったので、
溜まっていたフラストレーションが、
良くも悪くも爆発できたと思います。

それにしても最終カットの枢はぐうシュールです。
あれだけ切羽詰まった言動をしていた男が、
ここでは素直にパーティーらしく、仮面つけて登場!
タキシード仮面様ならぬ黒マント仮面様。
ごめんね素直じゃなくて マスカレード・ナイトなら言える
ってことですか!ママレード・ボーイも、セーラームーンも
ティーンガール達には全く通じないネタですよね…。




第八十八夜:17歳の決意


第八十七夜で、一時の『一部的な空気』を
取り戻した直後に、またしても純血種達の
ハチャメチャ劇場が始まった回です。
文章で長々といろいろ書いてますが、
率直な感想としては、記事のAA(アスキーアート)
で全て示してます
。いや、ホント、いくら最終章に
突入するからって、あまりに唐突の急展開すぎるよ!

枢が親金になろうとしてるのは薄々感づいてましたが、
イサヤさんはパーティーでおびき出しておいて、
実は枢側に寝返っちゃってるし、優姫も枢を人間にする
なんてウルトラCのために零の記憶を奪おうとするし。
やることなすこと何もかもが極端のキワミ。
「純血種の傲慢さがダメなんだよ」って言ってたばかりなのに!


その中で、優姫が語った「ありえない妄想」は、
儚くも夢が詰まっていました。
当時の感想でも書いてますが、典型的な三角関係の
ラブコメがそこには広がっていたのかもしれません。
でも『ヴァンパイア騎士』はそうはなりません。
この物語は『ヴァンパイアとして』始まり、
そして『ヴァンパイアだから』終わる
と思います。

単行本派の方は、おまけの零みたいに、
半年後まで休んで待つもよし。
最終回だけはLaLaを買ってしまうもよし。
それぞれの楽しみ方で、それぞれの結末を迎えられれば。
第九十三夜の感想で当ブログも一区切りはつきますが、
19巻の発売時にも、必ずこの感想は帰ってきます。




以上、18巻の感想でした。
明日は18巻裏感想(?)として、ヴァン騎士キャラから
とある二人(だいたいご想像とおりかと)の漫才ネタと、
血まみれヴァンパイア立入禁止!!4コマ劇場(Final)
をお送りしますので、よければ読んでやってください。



最後に、改めて単行本派の方にも宣伝させていただきます。


5月26日 21:00よりツイキャス放送を行います!


昨年12月もやってるので、その時を知ってる方には
改めての説明は不要だと思いますが、
超簡潔に言えば、音声放送です。
PC、各種スマホをお持ちの方なら下記のアドレスから簡単に聴けます。

放送URL(放送当日はライブ画面で聴けます)

12月の過去ログもまだ残ってますので、
とりあえずそちらを試しに聴いてもらえれば幸いです。
「よく分からん!」「聴けないよ!」という方は、
ブログか下記の掲示板で気軽に質問していただければ
追ってお答えしますので、よろしくお願いします。

ツイキャス放送用掲示板

放送当日、聴いて下さる方は何でもいいので
掲示板に(もしくはツイッターに直接でも)書きこんで、
もらえると大変助かります。
コメントを拾ってトークを広げるのが醍醐味なので。

ちなみに顔を出す出さないってのは、
完全にその時の気分と状況次第です。
もし仮に出しても、そのログに関しては
すぐ抹消すると思うので、どうしても見たい奇特な方は
当日放送を聴いて「顔出しなさいよ!」と書きこんで、
その場で見て、そして心の奥にそっとしまって下さい(笑)




それでは、また明日!

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