月の騎士の戯言

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zoom RSS 漫画感想:『いぬまるだしっ』ベストセレクション11

<<   作成日時 : 2012/10/06 09:19   >>

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たとえ需要がなくても、書きたいから勝手に書くよシリーズです。



週刊少年ジャンプ。
それは多くの少年達が一度は通る道。
ある子はそこでカードゲームに目覚め、ある子はそこで青春スポーツに熱中し、
ある子はそこで海賊王の夢を見て、ある子はそこで聖(性)なるお色気を知る。
様々な漫画に出会い、人生の教訓からどうでもいい妄想まで学ぶのです。
「作者取材のため休載します」「オレたちの戦いはまだ始まったばかりだ!」
の意味も理解していく
のです。

今回紹介する漫画『いぬまるだしっ』は、2008年から2012年まで、
そんな週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画です。
少年の心を失い、週刊少年ジャンプを立ち読みすらしなくなった今でも、
この漫画だけはコミックスを買ってました。
それぐらい面白いのです。笑いの真髄が詰まってます。









1巻と11巻(最終巻)の表紙を見比べれば、思い出がいっぱいです。
内容については、ズバリ簡潔に表しているwikiの文を引用します。


幼稚園を舞台にしたギャグ漫画。
下半身がいつも裸の主人公・いぬまるくんが、先生や園児達を珍妙な行動で振り回す。



本当にそれだけです。難しいストーリーや設定は一切なし。シンプルイズベスト。
シンプルですが、ギャグ漫画としてのクオリティは毎回安定してます。
特大ホームランを打つけど三振も多いギャグ漫画をいくつか知ってますが、
この漫画は都合11巻の間、ほとんど空振り三振をしません。(私基準で)
打率は高く、ホームランを打つかと思えば、バントヒットや犠牲フライもできます。
笑いの方向性も、ベタからシュール、ライトパロディからブラックな毒までこなし、
漫画だからこそできる、次回への引っ張りネタや、コマ割りネタも巧みに使い、
とにかく芸達者です。パターンが多彩なので、読んでいて飽きません。


「アレがまるだしなんて下品でやだやだ〜。」とか、
「絵柄が子供向けっぽくて大人が読むようなもんじゃない」
みたいな偏見を抱かず、試しに読んでみることを強くオススメします。
お笑い(ギャグ漫画)が好きな方はきっと満足されるはず!
うんまあ、下品は確かに下品なんですけどね!!

ここ最近、少女漫画以外でオススメしたり話題にしてる作品が、
『あの花』⇒『カイジ』⇒『いぬまるだしっ』の流れになっていて、
おまえは一体なんなんだ!?と、セルフツッコミを入れたいほどに、
自分自身のカオスな趣味もまるだしっですが、
ここは理事長(Notヴァン騎士)の無駄にカッコいい言葉で宣言します。


フィクションは面白ければいいんだ。面白いから紹介する。当たり前だ。


この機会に、ベストエピソード10でも決定しようかと思いましたが、
せっかく全11巻なので、それぞれの巻から選んで11話分紹介します。
(全てに順位はつけませんが、中でも3本の指に入る傑作はタイトル色を変えてます)



第10回(1巻):死闘!!ヤマタノオロチ

やまだのおやじ(誰だよ!)がヤマタノオロチと対決する話です。
シュールなネタの回に該当すると思いますが、笑い転げるぐらい面白い!
後期ではあまり見られない、いぬまるくんのダークでアンニュイな、
とことん気落ちしている時の態度も見所の1つ。



第24回(2巻):勝負師伝説いぬまるくん

いぬまるくん達が麻雀(っぽいゲーム)で勝負する話です。
特になんてことはない回ですが、オリジナルな題材が好きです。
いぬまるくんの顔がアカギ(他誌麻雀漫画のキャラ)化するのも笑えます。



第34回(3巻):いぬまるくんの記憶の扉

いぬまるくんが記憶喪失になる話です。
とにかく笑点のくだりが秀逸です。



第50回(4巻):別のとこでもマるだしっ!

少女漫画雑誌(別冊マーガレット)とコラボレーションした回です。
別冊マーガレットは読んだことがないのですが、
月刊LaLaを購読している身として、理事長の言葉に感銘を受けました。
少女漫画の絵柄化したいぬまるくん達と、全くそぐわない内容も面白いです。



第80回(5巻):ハイテンション!!涙と怒りのお花見大会

この回は別にギャグが面白いわけではありません。
酔った勢いでたまこ先生が「非実在青少年法」について、
ひたすらに真面目に熱く(3ページも)語るのが見所です。
おいコラァ、某都知事やP○A!これを読んで少しは理解を深めなさい!
(アレをまるだしな漫画なんて絶対読まないだろうケドさ!!)



第93回(6巻):タコと夏休み

この回もギャグが見所ではなく、当時一世を風靡した予言タコを
題材にして、社会風刺したメッセージ性の強い内容です。
オチからは泣ける話としても読めたりします。



第105回(7巻):ドキドキ!!温泉パニック!! 〜ポロリもあるよ〜

タイトルに騙されてはいけません。究極の誰得回です。
願わくば、たまこ先生の色っぽい姿を…と思わなくもないですが、
ギャグ漫画としてはすごく正しいです。



第123回(8巻):初心忘れるべからず

たまこ先生のツッコミをひたすら堪能する回です。
所々で、はりせんぼんの角野卓造じゃねーよ!の人が
憑依したかのごときツッコミフレーズも。
よっ!魔性の妖刀、ツッコミターミネーター!
ミルコ・クロコップじゃねーわ!



第145回(9巻):恒例!自由研究発表会

いぬまるくん達が夏休みの自由研究について発表する…からのぉ〜、
たまこ先生の残念な兄が、つくづくダメな人っぷりを発揮する回です。
ジョブに就けって、だから言ったじゃないですかぁ〜〜!!(どんでんどんでん)



第164回(10巻):ローカルアイドル最前線

いぬまるくん(他二人のオタク)が、インディーズアイドルをおっかける話です。
とにかくオチが最高でした。現実でもこんなことって往々にありえそうです。
本当にあるかは知らんけど。
あと現実のオタクって、実は尾崎☆リア☆充(HN)よりも
残念なお兄ちゃんみたいなタイプの方が往々にいそうです。
本当にいるかは知らんけど。



最終回(11巻):おしまいだけどおしまわない園児

感動(!?)の完ケツ話です。
ギャグ漫画としてのお約束を守りつつ、ストーリーも破綻せず繋がり、
作品としてのオチもしっかり付いていて、美しい最終話だと思います。




続けて、勝手にキャラクターベスト10も決めちゃいます。



10位:ふとしくん

なんだかんだ、ふとしくんのおかげで広がった展開って結構あると思います。
ありがとよ、ふとしくんっ・・・!
(空で親指を立て笑ってるふとしくんに向かって敬礼)



9位:ゲッソリ・スペクター

この漫画に出てきたキャラでたぶん一番つまんない奴です。



8位:覇王子

この漫画に出てきたキャラでたぶん一番強い奴です。



7位:マスター・ザ・エロス

この漫画に出てきたキャラでたぶん一番変態な奴です。



6位:園長

作者の大石先生も認めてますが、ボケ、ツッコミ、汚れ、オチまで、
あらゆる役割をこなしてくれる、見た目と違って器用な巧打者です。
たまに出る乙女チックな発言がうざいのだけは玉に瑕だけどね!



5位:みなみ先生

この世の中、現実的にいそうな先生ではないかと。
男(ただしイケメンにry)に対する執着心は異常ですが、
たまこ先生の女子力のなさにツッコミ入れられる、わりと常識人です。
なんとかって、男の先生とも意外と上手くやるんじゃないかと。



4位:山田こたろう(残念な兄)

その残念っぷりが他人事とは思えない!
並み居る園児達を押しのけて、この漫画で一番ゆとってる男です。
ここまで残念だと、イノキさんも「おめぇはそれでいいや!」と言っちゃうはず。



3位:しげはるくん

出番は多くないけど登場時のインパクトは絶大です。
末は州知事か、くそニートのどっちかだと思います。



2位:いぬまるくん

まぁ、主人公ですし、ベスト3入りはさせないとね…。(そんなお義理で!?)
ちょいちょい出てくる、大人や社会を風刺したシニカルな発言と、
アンニュイな時に見せる何ともいえない無表情な顔がツボです。



1位:たまこ先生

リスペクト、ツッコミ女史!!
女子力はたったの5ですが、ツッコミ力は24000ぐらいあると見ます。
友達いないから休日はゲームして引きこもってるか、
園児達の騒動にまんざらでもない様子で巻き込まれる姿がMOE!
2010年の萌えキャラランキングでも2位にしてますし、
結婚するならこういう女性が良いなぁと、わりと本気で思ってます。




後半は完全にこの漫画を知ってる方に向けていた感もありつつ、
未見の方はぜひぜひ試しに読んでみて下さい。
とりあえず、表紙にまるだしの園児が写ってるのは、
指とかで上手いこと隠しながらレジにもっていけば大丈夫(のはず)です!

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