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zoom RSS 学園アリス(第5〜8巻)感想

<<   作成日時 : 2012/04/28 06:13   >>

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一挙に4巻分の感想をまとめてお届けします。


昨年10月以来の学園アリス(漫画)感想です。
特にレギュラーコーナー化を考えてるわけではありませんが、
地道に少しずつですが続巻を手に取ってるので、ある程度読み進んだところで、
不定期ながらこのように感想を書ければと思ってます。

今回は5巻〜8巻までをそれぞれの巻に分けて書きます。







アリス祭の後半が描かれた巻です。
最大の見所は「主人公」みかんと「ヒロイン」るかぴょんの触れ合いでしょう。
え?逆ではありませんよ。これで正しい配役です。
るかぴょんはどんどん可愛らしく、弄りがいがある…のは最初からだけれど、
表向きにも素直な良い子になってきて、お姫様役にも何ら違和感がありません。
次点で、くるくるパーマのらしい配役とナツメロ(棗)のらしくない配役も笑えます。

いろいろと謎が多く、危険と隣り合わせのアリス学園ですが、
みかんとるかぴょんの関係だけは、純粋無垢な少女漫画の黄金軌道に乗ってます。
「ルカぴょんを見守る会」は「タマちゃんを見守る会」並に活動の輪が広がって、
普段は無関心な態度をとってる蛍ですら、るかぴょんにアドバイスするぐらいに。

そんな感じでラブコメ色が強い5巻ですが、第28回は一転して
ベアを生み出した男の子が、アリスの悲しい宿命を背負って生きる姿を描いた、
ビタースィートな物語が描かれてます。このギャップは効きますね。
しかし、男の子の名前が「かなめ」なのは、某漫画を読んでる人にとっては、
気にせずにはいられないポイントだと思います。
学園アリスのかなめくんは、某漫画の魔王と違って健気で天然なキャラで、
決して腹ん中まっくろくろすけのような計画性があって、
女子高生のお姉さま方をたぶらかしてるわけではない、と信じましょう。
でも、おおかみかくしの朝霧かなめも腹黒キャラだったしなぁ…。







アリス紛失事件を巡る騒動(前編)が描かれた巻です。
前半は委員長が狂い咲きのごとく活躍します。
当初、委員長のことは「実は組を牛耳ってる裏ボス」だと思ってましたが、
6巻を読んでしまっては、そんなブラック妄想は頭から消し去ることにします。
あの蛍ですら一目置く存在であり、彼にもヒロインの素質ありです。
るかぴょんをラブコメヒロイン、委員長をハートウォーミングヒロインに指名しましょう。

後半は久しぶり(?)に、みかんと蛍の二人を主軸にしたハードな物語に。
二人の複雑な家庭事情もあってか、友情というよりも家族に近い愛を感じます。
少女漫画で、小学生を主人公にして、基本はギャグコメディのノリで描いてると、
多少シリアスな展開になっても、どうしたってゆる〜い雰囲気は残りそうなものですが、
学園アリスは、緊張感をキッチリつくってハードな物語も描くのが素晴らしいですね。

新キャラでは、「殿」と呼ばれるチャラい高校生が出てきました。
見た目は幽白の鴉と左京を足して2で割って、
性格はルパンとか冴羽遼とかを混ぜた、とりあえずナンパな野郎です。
ナンパ野郎=いけ好かないキャラかと思いましたが、
後輩(棗や翼)からは「外道」「アホ」「じじい」などと散々な言われようで、
わりと親しみやすいキャラとして扱われていて、女関係がだらしないことをのぞけば、
フツウに良い人っぽいですし、今後も特力クラスの良き(?)じじい、
失礼お兄さんとしての活躍が見込まれます。







アリス紛失事件を巡る騒動(中編)が描かれた巻です。
みかんとるかぴょんの交流は、相変わらずニヤニヤの花が咲き乱れますが、
この巻ではみかんと棗の関係にも、微妙な変化が訪れます。
端的に言えば、悪魔王子(この呼び名は不評だけどあえてもう1度使います)が、
これまで「ブス」としか呼んでなかったみかんの容姿に、
アクティブな口出しをするのです。これが良い意味でド本流の少女漫画チックな演出
さらには、みかんを名前で呼んで、咄嗟に手を差し伸べて
助けようとする場面もあったりして、「おまえなんかに下心すらわくか」と、
言い放った頃に比べれば、棗にとってみかんの存在が大きくなっていることが分かります。

予想通り、みかん、ナツメロ、るかぴょんの只ならぬ3角関係の幕開けに?
鈍いみかんは置いといて、棗はるかぴょんの気持ちに完全気付いてるし、
るかぴょんも早晩、棗の変化には気付く(もう気付いてるかも)でしょう。
そうなった時の二人は…、今は互いに譲り合う姿しか浮かびませんが、
今後の展開次第によっては昼ドラな空気になっていくのかもしれません。
あ、みかんを巡る争いとしては、ダークホースで委員長がいるか(笑)

余談で、樋口先生の「ヒロシ風つぶやき」が笑えました。
ヒロシって、今の若い人たちの間でも通じるのか怪しいですけど、
以前、笑点で見た時は哀愁漂う音楽に自虐が絡み合って、普通に面白かったです。
ご年配が多い(と思われる)会場でも笑いを取れてました。
1回売れて、「あの人は今」扱いになってからの方が、逆に味が出てるのはでないかと。
まあ、再びブレイクするのは厳しいだろうけど。…ってなぜかのヒロシ語りでした(笑)








アリス紛失事件を巡る騒動(後編)が描かれた巻です。
謎に包まれていたみかん出生について断片的ながら語られ、
母親まで登場(厳密には6巻から登場してたけど)した重要な巻です。
しかし、母と子の邂逅はロマンチックでも何でもなく、
娘は母であることを知らず、友達を傷つけた「敵」としか見ていない、
母は二度と会わないと決めた娘にこんな場所で出会ってしまい言葉が見つからない。
歯がゆいほどにセンチメンタルですが、それだけに感情を揺さぶる名シーンだと思います。

それ以外にも、ペンギーとの別れやら、委員長と蛍の命運やら、
鳴海先生とみかん母の切ない関係や、みかんが「強さとは何か」を知る場面やら、
第8巻は、心が荒んで渇いた大人も泣けるエピソードのオンパレードになってます。
第46回の久しぶりにのほほんとした展開になったナツメロ誕生会まで加えて、
一気読みしてしまうほどにグイグイ引き込まれました。

第9巻予告では、みかん、るかぴょん、棗の三角関係に更なる進展が?
そして「今までにない恋のロマンス」とはなんでしょう?
蛍と心読みくん、パーマと委員長とか、ナルと岬先生とか(これはジョークです)
奇想天外な組み合わせを想像しますが、第9巻での答え合わせを楽しみにします。




以上、5巻〜8巻の感想でした。
全体的に真面目に感想を書いてしまったせいか、
なんだかちょっぴり、物足りなさがあるのは気のせいでしょうか。

というのも、当ブログでは、みかんが棗から受けるセクハラについて書きなぐり、
ストーリーよりもみかんのパンツや棗の暴言(暴動)を主軸として、
学園アリスをハレンチバイオレンス漫画と誤認識を与える使命
があったはずです。
…まあ、きっと誰もそんなこと望んでないというか、書いてる自分自身も、
学園アリスをコメディとして読む以上は、自然とツッコミを入れていただけ(言い訳)なんですが。

5〜8巻の間では、棗が高校生になったみかんの胸をさわり
「全然成長してねー」とかのたまうシーンはありましたが、その程度は全然普通です。
まぁ普通と言っては語弊があるし、現実で同じ事をやった場合、人生終了のお知らせがきますが、
2次元フィルターに通してしまえば、どんな漫画にもありがちなレベルの行為であって、
1巻のパンツを脱がされたりシーンや、4巻の胸をマジマジのぞかれたシーンに比べれば、
全然軽いのです。「ポテかるっ」ぐらいの軽さですよ。
この先、1巻の衝撃を超えるシーンがあるのかどうか…。
別になくても、「学園アリス」という漫画の評価やクオリティは何も変わらないでしょうけど。



 
次回はいつになるか未定ですが、だいたい9〜13巻ぐらいの間で、
ある程度読み積もった切りがいいところで、まとめて感想を書ければと思ってます。
それではまた。

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