月の騎士の戯言

アクセスカウンタ

zoom RSS ブクログレビュー集(2011年11月分)

<<   作成日時 : 2011/11/16 09:16   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今月分のブクログレビューです。



約2年ぶりに復活した、賭博覇王伝零の続編。
前作と変わらず「週刊少年マガジン」に連載する漫画としてのテイストを保っているが、
まさかこれまでの話をぶっちぎって、突然のゴルフ対決から始まるとは、虚をつかれた展開だった。
しかし、1巻を読む限りは、前作までのアトラクションに挑んでいく話よりも面白い。
福本節や演出を抑えている分、奇抜な発想から創り出すゲームメイクの上手さがより際立っている。
福本漫画未見(初心)者が初めて読むのにもオススメ。
もちろん独特の絵柄と女性キャラが皆無であり、いくら抑えても作品に漂うクセとアクが強いのは、
全くブレない素晴らしき福本漫画らしさであると言えるだろう。





表紙とタイトルからは想像できないかもしれないが、
これは萌え漫画でも、少女漫画でもない。
女性が描く、女子高生による下ネタギャグ漫画である。

ネタが受け入れられるかどうかは男女問わず賛否が大きく分かれるだろうが、
ジャンルとしては非常に珍しく、女子高の実態に多少の興味ある男としては一見の価値はある。
ただし、読んだ結果として、抱いていたバカな幻想を破壊されることを覚悟していただきたい。
逆に、女子高に通っていた女性にとっては「あるあるネタ」として読める作品であるかもしれない。

個人的には前身作の「女子高生 GIRL'S-HIGH」から面白く、
また時には知らなかった知識(その知識が必要であるかどうかは別として)もあり、
興味深い視点でも読ませてくれる怪作である。






友情確認ゲームはいよいよ佳境、クライマックスへ。
最初はカイジvs和也の伏線にしかならないと思っていた
このゲームも、ここまで来ると結末がどうなるか分からなくなってきた。
そして読者にも、アジア3人組を応援する気持ちが芽生えてきた…かもしれない。
カイジがただの気のいい兄ちゃん化してることだけは、やはり少し残念なのだけど…。





オフィシャルガイドブックだが、漫画を読めばこと足りる内容が多い。
できれば、この本だけの情報(カイジ達の明かされていなかった詳細プロフィールなど)を載せて欲しかった。
それ以外の内容についても、ファンがあっと驚くものはなく、基本的なキャラ・名言のまとめ本になっている。

しかし、カイジがエスポワール号に乗らなかった場合のifを描いた、
幻の「第0話」に関してはファンも一見の価値有り。
初期カイジでは珍しく、福本ギャグをふんだんに取り入れたノリで、この掲載だけでもプレミア感はある。






「悪夢シリーズ」はだいたい読んでいるが、「悪夢の観覧車」に次いで面白かった。
主人公は甲子園で時のヒーローになった高校球児で、付けられた呼び名が「キラキラ王子」。
明らかに誰かを風刺しているが、その主人公には「裏の顔」がある設定。
主人公のみならず、登場人物の「裏の顔」が鍵を握るストーリーになっている。
逆転劇としては、ある程度読めてしまう(特にサブタイトルはちょっと迂闊な気がする)が、
展開の流れは良くて結末はスッキリした。
特に裏主人公の過去と葛藤には感情移入してしまった。
ちょくちょく出るアインシュタインの名言との対比もグッド。

人物像の描写は分かりやすく、すいすい読める文章で、「悪夢シリーズ」を読んだことない方にもオススメ。
もちろん識者には作品間の繋がりが分かる小ネタも仕込んであるので、シリーズファンも満足できる。





上巻以上に、圧倒的なサイコ感が蔓延するダークフルな物語。
音無涼子の一人称は、間の抜けた軽い感じで変わらないが、
繰り広げられる物語に緩和はまるでなく、緊張感しか続かない。

『ダンガンロンパ』らしいバッドエンドは期待していたが、
全てが明かされた後のエピローグは、バッドエンドを越えたデッドエンドで、
読者を期待の絶望に叩き落してくれる。
さらに突然の狂気染みた発言、謎に包まれた人物達が持つ幻想、
収束に向かうにつれ繰り広げられる逆転の連鎖、時折出るブラックジョークなど、
どこを切り取っても黒の面白さを兼ね備えている。
『ダンガンロンパ』をプレイしていて、あのストーリーと世界観を面白いと
感じた人にしかオススメはできないが、それだけにファンには堪らない、
突き抜けた『超高校級の絶望』な物語が保証されている。

ラストのどんでん返しから『ダンガンロンパ』の物語への見事な繋ぎ方も素晴らしく、
また『スーパーダンガンロンパ2』への伏線らしき設定も有るため、
作品単体としてだけでなく、それぞれがリンクして楽しめるのもポイント高し。





フレドリック・ブラウン
東京創元社
発売日:1962-05-25

本書に収録されてる短編で、面白かったベスト5。
1.笑う肉屋
2.史上で最も偉大な詩
3.むきにくい林檎
4.まっ白な嘘
5.カイン




来月は年末仕様として、2011年の個人的ブック&ブクログレビュー大賞
を決めたいと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ブクログレビュー集(2011年11月分) 月の騎士の戯言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる