月の騎士の戯言

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zoom RSS 黒LaLa(2011年10月号)感想

<<   作成日時 : 2011/09/25 06:10   >>

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黒きLaLaの世界へようこそ。






本屋に買いに行ったのですが、いつものLaLaと同じ形態をイメージしていたので、
新発売の雑誌コーナーを探しても、すぐには見つけられませんでした。
「え?まさかもう売り切れた?それとも品薄なのか?」と戸惑うも、
店員さんに「すみません、黒LaLaってどこにあるんですか?」とは聞けず、
一旦諦めかけて、他の本を見て回ってる最中に、外れの方に置いてあった
コロコロコミックに似た形態の黒LaLaを発見した次第です。

表紙は上でブクログから紹介してるような「黒」を強調した体裁でして、
パッと見は少女漫画雑誌に見えないですし、今までになく買いやすかったです。
仕事に行く前にスーツ姿で買ってるとか主張してましたけど、
そうは言っても普段のLaLaは、レジにもコソコソ持っていく感じで、
多少の羞恥心は今でも感じるのですけど、今回の黒LaLaは、
「いぬまるだしっ」8巻と一緒に平然とレジに持っていけました。
どっちかと言えば、いぬまるだしっの方が少女漫画っぽいような気さえします。







さて、前置きの余談が過ぎましたが、黒LaLa本誌の感想に参りましょう。
まず全体の感想ですが、はっきり言って、


すこぶる面白い!!


全体的に面白かったので、掲載してる漫画を全部読んでしまいましたよ。
ぶっちゃけ、普段のLaLaは全ての漫画を読んではいません。
ヴァンパイア騎士と学園ベビーシッターズだけは買った直後に必ず読んで、
あとは気分次第で他の掲載漫画を読みつつ、ページ全体をパラパラめくって
「あ、これは記事のネタにできそう」とか思いながら楽しむ流れです。
なので、いくつかはちゃんと読まずに、お蔵入りになってしまう漫画もあったりします。

しかし、今回の黒LaLaは最初から最後まで全部キッチリ読みました。
最初はブログのネタを探す目線で読んでた部分もありましたけど、
途中からはネタとか関係なく、のめり込んで一気に読んでしまいました。


漫画雑誌を完全読破するなんて、週刊少年ジャンプを朝一に
コンビニに買いに走っていた中学生の頃以来
だと思います。
それぐらい今回の黒LaLaは良かったですね。
なにが良いかって、世界観が私のような奴向きです。
まあ、正確に言えば私のような“女子”向きだと思いますが、
これは少女漫画白帯の男性にもオススメできますよ。

それに全て新作読み切り(「アクセス」だけはLaLaDXで連載されるみたいですが)のため、
週刊・月刊漫画雑誌で大きなハードルになる「それまでの物語を知らないから入り込めない」
という疎外感が無かったのも、自然と全部読めた理由だと思います。




では掲載されていた漫画から、特に印象に残った作品の一部を紹介します。



月のカノン


個人的に、今回の黒LaLaで最優秀賞を差し上げたい作品ですね。
導入から緊張感があって入り込め、読み切りらしく話が理解しやすいです。
少女漫画らしさを保ちながらも、LaLaの黒い側面を見せるに相応しく、
現実の気持ちと夢見る恋のギャップが儚く悲しく描かれています。
また最後のオチまで秀逸で、文句のつけようがない完成度でした。



祈り花


いかにも少女漫画らしい、柔らかいふわふわしたタッチの絵柄で、
物語も最初はほのぼのした雰囲気を感じさせておきながら、
それが暗転していく様は、ハードサスペンスと言っていい怖さがあります。
設定とか展開がそれほど似てるわけではないんですが、
少女漫画の視点で視た「ごんぎつね」的な印象も受けました。
ラストシーンまで「黒LaLa」として申し分なく冴えわたった落とし方で、
「月のカノン」に続いて、優秀賞を差し上げたい素晴らしい作品でした。



人形再生工場


怖い!
少女漫画とかそういうジャンルの枠に関係なく、普通に怖いです。
物語や描写も怖いですけど、「ブス」という言葉をオブラートもなく
平然と使ってたりするところにも、ナチュラルなダークを感じます。
残酷描写としては、「アクセス」の方が表現がエグイけど、
心理的恐怖も含めれば、個人的に今回の怖い作品1だと思います。



ココロレンタル


これは怖いというよりは、世にも奇妙な物語っぽい感じです。
余談ですが、「人形再生工場」にもあった「地味子」という呼称が、
この作品でも使われていたのでググってみたのですが、実際ある言葉なんですね。
初めて知りました。ドラゴンボールで例えるなら、「ヤジロベー」的な存在…か?



レッドハウス


登場人物の目の描き方がどことなく楳図かずおチックで怖いです。
ページめくったら目が怖くて、もうすぐ25になる男が、
昼間から「ビクッ」ってなっちゃった
じゃないですか!
…すみません。チキン野郎ですみません。



カタコイ


切なさや黒さが強い作品の紹介ばかりになってしまったので、
ハッピーエンド(って書いたらネタバレになるけど)な作品も一つ。
1日がループする展開には、ジョジョファンならば、
吉良吉影のキラークイーン(パイツァダスト)を想像した
はず。
あと、少女漫画って、ヒロインかお相手のイケメンのどっちか(まあ主に男だけど)が、
あまりいけ好かないタイプなことも多いんですけど、
この話はどっちも爽やかな良い感じで、そこがハッピーエンドとマッチしました。



黒とうがらし一味


デブマークに吹いた。



現影リアリズム


一番後ろに掲載されているのですが、ラストシーンが、
黒LaLaの総括みたいな意味を含んでいる印象で、美しく決まってました。



黒鍵


最後に最大の問題作を紹介しましょう。
この作品、特に黒いわけでも、怖いわけでもないのですが、
不意打ちの衝撃という意味では反則並に危険です。
ヒントは通称がアルファベット2文字で、染まった人は「腐」と称されるもの、
にあまり免疫のない方はご注意ください。

というか、私だってたまにネタにはしてたけど、
ソレを本当に読んでしまったのは、これが初めてなんですよ……。
汚された!私の○○貞操がケガサレタ!!(落ち着けよ)

読み終わって「こんなの書いちゃった人は誰だよ!」と思い、
作者の方をグーグル先生で検索してやろうと扉絵を見て二度驚愕しました。


画像



「ボーズラブ!!!」の作者さんかーーーい!!!
「ボーズラブ!!!」について詳細は書きませんが、
私の中では伝説になってます。ある意味で。
これで全てのピースが当てはまって、納得できましたけどね。




以上、いくつかピックアップして書きましたが、
書かなかった中にも、面白かった作品はありました。
改めて書きますが、思わず全部一気に読んでしまったぐらい
本当に面白くて良かったので、黒LaLa第二弾の発売も期待してます。

11月発売予定の白LaLaも一応買おうと思いますが、
そちらの感想を書くと、今回とはいろいろと真逆なことになるかもしれませんので、
その辺は前持って考慮した上で、感想を書くなら構成を考えておきます。

それでは次回は10月30日に、本誌LaLa11月号の感想をお届けします。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
黒LaLaの感想待ってました〜。
私も見つけるのに一苦労でしたよ!
普通にLaLaと同じように置いてあるとばかり思ってたので、まさかこんなにちまっとしてたとは…
そしてどうでもいいですが、普段のLaLaとは違うつるつるした手触りが気に入りましたww

「黒鍵」には度肝を抜かれましたよ私も…(゜д゜)
ていうか騎士さんの中で伝説になっている「ボーズラブ!!」って一体…
大変な見間違いをしそうなタイトルですが…お坊さんの話…?でも伝説になるくらいだからやっぱりそういう…(((゜д゜)))

白LaLaは、樋野先生の作品が掲載されるとのことですごく楽しみにしてます!
ばらりん
2011/09/25 16:29
ばらりんさんコメントありがとうございます。
あ、やっぱり見つけにくかったですかw
確かに手触りもいつもと違うし特別感もあって
良かったですね。これは成功といっていい
企画だったと思います。

「ボーズラブ!!!」は、ばらりんさんが
想像された通りの内容で間違いないかとw
私が初めてLaLaを買った時に連載されていた漫画で、
その明らかに狙った内容に圧倒されましたが、
今回の「黒鍵」はさらに度肝を抜かれる内容でしたね〜。

白LaLaには我らが樋野先生の作品も出ると知って、
期待値が増しました。楽しみにしましょう!
月の騎士
2011/09/25 21:57
再びお邪魔します。
あれから「ボーズラブ!!!」が気になって気になって…
そしたら、Yahooコミックで50ページのみですが立ち読み可能な事が判明。で、読んでみたんですけど…
これ完全に狙ってるでしょう…
実は女の子ですとか嘘でしょう(本当です)…
そりゃ騎士さんの中で伝説化するわけだ…
そりゃ「黒鍵」のような作品が載るわけだ…

なんかもう色々納得せざるを得ませんでしたwなるほどね…
ばらりん
2011/09/26 23:52
ばらりんさんコメントありがとうございます。
おお〜、ボーズラブ!!!を見つけて
読んでしまいましたか!w
私は途中まで、一方は女の子である
というネタバレも知らず、
「LaLaってこういう漫画も載せていいんだ…」
と間違った認識を持ってしまいましたw
まあ、その後ネタバレを知っても、
明らかに狙ってる感はぬぐえませんが…。
賛否両論ありそうですが、
ネタになることは間違いないので、
作者さんには、またLaLaで連載して欲しいですね。
月の騎士
2011/09/27 22:15
私は黒LaLaまで買うつもりは無かったんですが。
月の騎士さんが面白いと書いてたよ〜、と夫に話したら
夫が買う、と言い出しましたw。

一緒に本屋に行ったので、レジに持っていったのは私です
けれどねw。

確かに面白かったですw。

黒、で私が想像してたのは、もっと怖い話ばかりかと。
結構ほのぼのストーリーもあって、まあ正直ほっとした
感じですw。
ヨッシー
2011/10/04 22:32
ヨッシーさんコメントありがとうございます。
私の記事のせい(おかげ?)で、
黒LaLaを買われてしまいましたかw
ありがとうございます。
そしてなんかすみません。(薦めといてなぜ謝る)
でも旦那さん共々、楽しまれたなら良かったです。

少女漫画としてはかなり怖い話もありますけど、
「LaLa」らしい体裁を保った上での「黒」なので、
既存のLaLa読者さんなら面白く感じて
もらえるのではないかと思って書きました。

白LaLaの感想も書くつもりなので、
そちらもよかったら読んで下さいー。
あ、もし今度買われる時は、今度は旦那さんに
レジに持っていかせて、少女漫画雑誌を買う男の気持ちを
味わってもらうのも面白いと思いますw
月の騎士
2011/10/05 10:21

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