月の騎士の戯言

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zoom RSS ヴァンパイア騎士 LaLa編【第七十四夜:純血種たちの目的】

<<   作成日時 : 2011/08/06 07:08   >>

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LaLa最新9月号より、ヴァン騎士第七十四夜の感想です。






今回はヴァン騎士絡みの小ネタも特にはないので、早速感想に入ります。
逆に皆さんから耳より情報などありましたら、教えて頂けると大変有り難いです。




〜ヴァンパイア騎士 【第七十四夜:純血種たちの目的】〜



今話の内容について、感想を簡潔に述べるなら、こう言います。

いやぁ〜〜〜、予想の斜め上に持ってこられた!


何が予想の斜め上なのか、順に見ていきましょう。
まずは前回、零の血を吸うか吸わないか、決断を迫られた優姫の選択です。
前回記事の考察で、「零の血を吸う=零との関係を完全に断ち切る」、
「零の血を吸わない=零との関係修復のために欲を断ち切る」
になるのではないか?という様なことを書いたのですが、示された答えはなんと、

零の血を吸う=利害の一致によって協力関係になる

でした。……ええっと、これは一体どういうことなんでしょう?
会話から汲み取るに、優姫は零と昔の関係に戻ることは無理だとは悟ったけど、
それでも全てを断ち切るのではなく互いに協力する関係は求めた、という感じですか。

現実に例えるなら、昔は同じ職場で付き合ってたけど、いろいろあって別れた。
でも1年後に、女の方がヨリを戻したいようなそぶりを若干見せてきて、
男の方は気持ちの整理をしたつもりだったからそれを迷惑に感じ、
「態度をはっきりしろ」と女に詰めより、女の方も他にするべきことがあるので、
ヨリを戻すことは諦めた。だけど、また同じ職場で働いたりもしてるから、
無視したりは出来ないし、どこかに未練とか欲求も残ってるのは事実だから、
恋愛関係にはならないけど、協力&○○関係(ご想像にお任せ)を結んだ。
……ってな話ですか?(例えの設定長ッ!)

やたら生々しい例えになってしまいましたが、要はそういうことですよね?
その後二人の振る舞いも、職場では自然な関係に振る舞おうとする元恋人同士
に見えて仕方ないのですが…。第1部でじゃれてた二人を思い出すと、
1年経って、ずいぶんとアダルティな関係になってしまったものですね。
実年齢的には、二人ともまだ高校2年生なはずなんですけどね。



この展開について、「二人がそんな関係に収まるなんて耐えられない!」と思う人と、
「何はともあれ、二人が少しでも自然に会話できるようになって良かった」と思う人、
その他にも様々な意見が出てきそうですが、私が真っ先に思ったのは、
これで零が魔王を倒す理由がなくなってしまったということです。

今話の理事長と零の会話でも、それについては描かれているのですが、
実は零と魔王って、それこそ優姫とよりも、目先の利害で一致してるんですよね。
「純血種を滅ぼす」という行為は、零にとって止める理由はないどころか、
最後に魔王が自害して消えてくれるなら、文句ない理想の結末でしょう。
零が魔王を直接倒す理由があるとすれば、「優姫を奪い返すため」しかないだろうと、
第二部になってから想像していたのですが、現状は魔王の方から優姫を手放してるし、
優姫と零の関係もリセットするような形で落ち着いてしまった様なので、
魔王vs零という最終決戦の機運は大きく逸れてしまいました。


それで個人的に感じたのは、「はじめの一歩」というボクシング漫画で、
一歩VS宮田がすかされてしまった時に近い焦らされ感です。
魔王VS零に関しては、まだベストタイミングではないとも考えられますが、
一歩VS宮田に関しては、どう考えてもベストタイミングを逃した気がして、
その後も二人の対決が、すかしにすかされ続けたのが原因で、
いつしか遠ざかり読まなくなってしまいました。ヴァン騎士と関係ない余談ですが。

ヴァン騎士の本質的なストーリーは、「はじめの一歩」のような、
ライバル同士の激突を軸にして煽るような漫画ではない(はず)ので、
それを残念がってるのは当ブログを含む極少数の人だとは思いますが、
二人が対角線で交わらないことには、物語に最終的な決着がつくとは思えません。
あるいは樋野先生は、全く違う構想で結末を考えてるのかもしれませんが。

まあ、「もう何も想ってない」とか言いつつ、零は優姫に対して、
特別な感情を未だに持ってるはずなので、棺の中の記憶の残骸が、
何かの拍子に目を覚まして、再び火をつける可能性もなくはないはず。
優姫はそれで割り切ったかもしれないけど、零の方はまだ分かりませんよ。
なんてったって、彼は孤高のツンデレ騎士ですからね!


さて、そうなると今現在、最も魔王と対決する意味があるのは、
我らが藍堂さんではないかと思います。
今話でも、「偵察に行く」という、明らかに何らかのフラグを示唆する行動を予告してます。
これは魔王と遭遇するフラグな気がするのですが、はたして…。

それから「僕はいつでも本気だぞ!」という何気ないセリフが妙に笑えますね。
その本気が熱すぎて寒い(シキリマ談)上で、藍堂さんの面白さになってます。
本気でスパイしようとして、オモチャの捕虜にされ、あげくクーリングオフ扱いになったりして。
でも藍堂さん、今こそ本気を出して優姫を狙えば、勝機は君にあるぞ!
魔王にだってスーパーアイドルになった君なら勝てるかもしれない!
そんな奇跡の代打逆転満塁サヨナラホームランを見てみたい気もします。



続いて、予想の斜め上の展開になってしまったのは、
優姫VS女帝VS紅まり亜という三つ巴の戦いです。
前話の様子からは、いつ本格的な戦いが始まってもおかしくないと思って、
煽りネタまで作ったのに、今話はナイト・クラスで呑気にクラス長を決めてました

そしてあっさりと完膚無きまでに、優姫は女帝に負けました。
負けた上に、寮長という面倒な役は押し付けられてます。
優姫vs女帝の前哨戦は、女帝の秒殺TKO勝利になってしまいました。
でもこのシーンだけ見ると、雰囲気に緊張感が全然ないし、
優姫は明らかなギャグマンガ顔になってるので、コメディにしか見えませんが。
これじゃあ、シリアスに煽った私がバカみたいじゃないですか!
ホント、樋野先生は読者に対してドSですよ。思惑通りにはなりません。


優姫と女帝は、カリスマの差もあるかもしれないけど、たぶん女帝は前もって、
「わたくしに評を入れないと、後でどうなるか分かってますわよね?」と、
クラス全員に圧力をかけてまわったでしょうから、裏取引込みの結果だと思います。
しかし、優姫に入った1票は誰の票なのか。自分自身だったら悲しすぎますが、
案外、紅まり亜かもしれません。「あの年増よりは優姫さんの方がマシ」ということで。

その紅まり亜は、クラス委員長選挙の結果には見向きもせずに、
頬を赤らめて外にいる零を眺めたりして、早くもクラスの輪から外れてるし、
女帝がクラス長になったら、女尊男卑の逆差別が激しすぎると思います。
早速、一条さん以外の男子を1人下僕にしてるし。
学級崩壊寸前なこのクラスの未来はシキリマコンビに託されました。
(ツッコミを)ガンバレ!!




その頃、魔王御一行は、唯一中立を保ち、のほほんと暮らしていた純血種、
イサヤさんの住処に潜入していました。どうやら直接的な害を与えてこない
純血種さえ存在を許さない様で、魔王の本気度が伺えます。

魔王の手にかかっては、イサヤさんもあっさりご退場になってしまうのかと
心配になったところに、イサヤさんの古くからのマブダチである理事長が登場。
「やぁ、優姫に捨てられたかなめくんじゃないか、偶然にも久しぶりだねぇ〜」
みたいなアホ理事長モードではなく、伝説のハンターモードで魔王に剣を向けます!


なんとここで、魔王VS黒主灰閻が実現するというまさかの急展開!
いやいや、これは予想外ながら、なかなか熱いですよ。
ドラゴンボールに例えるならば、魔人ブウVSベジータみたいな感じです。
圧倒的に強すぎる相手に、大切なものを守るために戦うことを決めた男みたいな。
腐っても「伝説のハンター」ですから、本気になった灰閻の力は見たいです。

でも普通の少女漫画だったら(普通の少女漫画にはまずこんな構図がないけども)、
なんやかんやあっても、痛み分けみたいな形で事なきを得ると予想できますが、
ヴァン騎士のことなので、何が起きるのか全く分かりません。
冗談抜きで、次回いきなり磔にされて息耐えてる理事長の姿が描かれることも…。
逆に、ここで理事長が魔王を倒しちゃって、「これで世界は平和だ、わーい」と、
ハッピーエンドの最終回になる……ことは、さすがにないでしょうけど。


ありえるとすれば、「偵察に行く」と言っていた藍堂さんがこの場に遭遇して、
魔王やワイルドさんと鉢合わせてしまう展開でしょうか。
昼ドラ&コメディにまみれてしまった、新生ナイト・クラスを差し置いて、
そこからとんでもない場外大乱闘が起きる可能性もありますね。
とりあえず、一つだけ言っておきたいことは、

師匠、なんか仕事しろ!!

理事長として学級崩壊を止めるとか、ハンターとして加勢するとか、
今こそ、アニメでがむしゃらに出番を狙ってた時のように、前に出てくる時ですよ!
最近の主な活躍といえば、理事長のくせにワイルドな服装で、
新生ナイト・クラス発足のつまんない挨拶をしただけなんて、師匠らしくないです。
せめて、「灰閻待ってろ、今いくぞ!」とリリィにまたがって助けに行こうとするも、
即刻振り落とされて、シキリマコンビに「だっさー…」と言われるとか、
笑いはとって欲しいですね。バトルではクリリン程度にしか活躍できないんだから。



それでは最後に今回のベストショット、いやベスト「うまいこと言った」で賞を。


【今回のベストショット:玖蘭亭小優姫さんのとんち】


画像



なるほど、血を吸うかどうか迷っただけに、「血迷ってごめん」ですか。
影山く〜ん、小優姫さんに座布団2枚あげて〜。




さて、来月号はヴァン騎士が休載ということなので、
必然的に当ブログの感想もお休みということになりますが、
9月3日には、その代わりになるヴァン騎士記事を投稿する予定です。
今のところ内容は未定ですが、何か希望などありましたらお気軽にお願いします。
あと今月の14日にも、国民的野球ゲームに絡めたヴァン騎士ネタをお届けします。

また、LaLa10月号の購入に関しても未定(たぶん購入しない)ですが、
何やら『黒LaLa』という「全く新しいLaLa」と題した新増刊雑誌が、
9月9日に発売されるみたいなので、そちらを購入しようと考えてます。
普段でも、良い意味で少女漫画らしくないLaLaですが、
黒LaLaのイメージイラストは、少女漫画風味をカケラも感じさせない所か、
さながらオカルト雑誌の様なイメージで、デスノートの続編とかが始まりそうな雰囲気です。

では、しばしのお時間が空きますが、第七十五夜感想も宜しくお願いします。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
今月号は夏目のCDにつられて購入したので、私も読みました。
なんか騎士さんの例えが相変わらず冴え過ぎてて、
見出し、キャラの名前がなければ少年漫画の感想のようですね!

本当に毎回樋野さんはやってくれますね。
どんだけ火花。藍堂さんは魔王遭遇フラグ(笑)それっぽいですね。

私が気になったのは、薬ですね。一条さん何か知ってそうで。

最後に、血迷って…
確かに!そこまで思いませんでした。
ダン・トーマス
2011/08/06 18:40
ダン・トーマスさん、コメントありがとうございます。
おおー、今号は購入されたんですね。
さすが夏目効果。アニメ化の勢いを感じます。

ヴァン騎士は読んでいても、良い意味で
少女漫画であることを感じさせない
(絵柄はおもいっきり少女漫画なんですが)
ので、ついつい例えや感想も少年漫画調に
なってしまいます。でも公式の煽り自体が、
「枢VS灰閻」になってるから仕方ないかなと!

ああ、薬の件は触れてませんでしたが、
そっち方面でも何やらきな臭いことになりそうですね。
いよいよ、しもべ化が進んでる一条さんも
気になる所です。このままでは、固有名詞も奪われて、
女帝のしもべAとして生きていく未来に……。
月の騎士
2011/08/06 21:05
こんにちは。
相変わらず騎士さんの感想はグッと来ますね!
優姫の「血迷って」は、私もそのギャグセンスに脱帽した次第です(笑)
ヴァンパイア騎士は本当に先が読めませんね〜。次号が理事長の「これで世界は平和だ、わーい」エンドになっても、樋野先生なら驚きはしませんよ(笑)
でも、藍堂乱入って展開はありそうです。藍堂死亡フラグか…!というのも残念ながらシャレになりませんね。今の枢なら誰を闇に葬っても「あの人ならおかしくないと思ってました」とマスコミのインタビューに答える人多数でしょうし。
あるいは、そのような言論は全て弾圧される恐怖政治を行い、ある日赤ん坊を殺そうと禁断の魔法をかけるのですが、赤ん坊の額にしか傷を残せない上に自分は瀕死状態に陥るという展開になる可能性も…(それ何てハリー○ッター)。
あるいは、枢の最終計画は純血種を滅ぼした後に大量の蚊を使って吸血ウィルスを媒介させて全生物を下僕にすることかもしれません(それ何て彼○島)。
いずれにしろ、変態魔王から真の魔王になった枢こそ『黒LALA』に相応しいと思います(笑)
(要約)
相変わらず騎士さんの感想はグッと来ますね!
ヴァンパイア騎士は本当に先が読めませんね〜。
でも、藍堂乱入って展開はありそうです。

長々と失礼しましたm(_ _)m
さくら
2011/08/08 17:16
さくらさん、コメントありがとうございます。
お褒めの言葉ありがとうございます!
「血迷って」は、樋野先生は全部計算なのか、
天然ボケになってるのか分からないですが、
あのシリアスシーンから、一転してあの言葉
ですから、度肝を抜かれましたね(笑)

次号で理事長の手によってヴァン騎士界に
平和が訪れてしまったら、歴史に残る漫画に
なるでしょうねー。「ヴァンパイア騎士」って、
理事長のことを言ってたのかよ!ですし(笑)

藍堂さん乱入はありえそうですが、
藍堂さんの死亡フラグだけは、
信じたくないです!だってそうなったら、
さすがにもうヴァン騎士を笑って読めないですよ(笑)
…でも樋野先生のことだから、可能性は0ではない
のが怖いですね。マスコミのインタビューでは、
みんな口を揃えて言うでしょうね。
擁護してくれるのは、るかしゃんぐらいでしょう。
星煉もしれっと、「たまに言ってることおかしかった」
とか言うんじゃないかと(笑)

黒LaLaの表紙に魔王は素晴らしく似合いますね。
ユノキングとのツーショットでも可です。
今の所、樋野先生の作品が掲載するかは不明ですが、
ぜひぜひ期待したいですね。
月の騎士
2011/08/08 22:20

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ヴァンパイア騎士 LaLa編【第七十四夜:純血種たちの目的】 月の騎士の戯言/BIGLOBEウェブリブログ
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