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zoom RSS Pandora Hearts 第7巻

<<   作成日時 : 2011/06/10 06:15   >>

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暴力“プリティー”タイム爆発のパンドラハーツ第7巻感想です。



望月 淳
スクウェア・エニックス
発売日:2008-12-27




いつぞやのアンケートにて、パンドラハーツをオススメして下さった方のコメントで、
「ネタにネタで返してくれる」というような言葉がありましたが、
この第7巻を読んで、まさにそういう作品であることを実感しました。

シャロン様に関しては、ちょっとやりすぎ?ってぐらい弄ってたつもりでしたが、
ネタで考えた妄想設定の斜め上をいくネタシーンのオンパレードで、
逆に本編の方が、「これはやりすぎじゃね?」と心配になるぐらいでした。
つまりこれは、シャロン様はそういうキャラだと公認されてるってことですよね。



シャロン様の話はあとで書くとして、まずは真面目に物語を見ましょう。
第7巻では、オズの確かな成長が見えました。
自分の弱さを知り、逃げず向き合ったことで、大きな一歩を踏み出しました。
そう、少年にはまだ手の掴める明るい未来があるのです!!
え?少年といっても、オズは暦上ではすでに25歳だって?
25歳もまだ少年のうち、取り返しがつきますよぉぉ!!(今年25になる男の悲痛な叫び)
30歳からの保健体育とか何だってありますからね。早いとか遅いは関係ないんです。
……なんか少し論点がずれてしまった様な気がしますが。

グレンとエリオットが、どちらも「自分が作曲した」と語った“レイシー”という曲の謎。
これは偶然の一致……なわけないですよね?
もしかして、オズとエリオットは、過去あるいは未来の、ジャックとグレンなのでは?
と先の展開を知らない奴ならではの適当な推理を書いておきます。
当たったら褒めて下さい。間違っててもネタバレはご遠慮下さい(笑)
何にせよ、オズとエリオットの関係は、物語に重大な影響がありそうですね。



さて、真面目な話はこれぐらいにして(たいして真面目じゃなかった気もするけど)、
そろそろ本題である、シャロン様の暴力“プリティー”タイム話に入りましょう。
第6巻での暴力覚醒、あれはただの序章に過ぎませんでした。
第7巻のシャロン様は、水を得た魚、いや、ハリセンを得た女王様です。
このハリセン、ドレスの中に隠し持ってるだけでも驚きですが、
更に注目すべきは、よく見るとハリセンの柄の部分に「S」を書いてあることです。


画像


このハリセンは特注品なのでしょうか?それとも自分で書いたのでしょうか?
どっちにしても、ハリセンへのこだわりが並大抵ではありません。
そして、おそらく「S」の意味は、「シャロン」の頭文字だと思われますが、
「ドS」の「S」とも読み取れるのではないかと。あるいは「ショタコン」の「S」…。


さらに何が凄いって、暴力数で番長アリスの暴力数を上回ってることです。
アリスが第7巻で行った暴力はたったの1回、その暴力シーンにしても、
まあ暴力を振るうのも理解できるような場面で振るった1回だけです。

それに比べて、シャロン様が第7巻で振るった暴力数は、
ブレイクに2発、オズに4発、アリスには肉体的暴力はないけど、
威圧で脅すという精神的暴力を2回と、計8回
も繰り出してます。
過去の巻を遡ってみても、初期のアリスですら、差し迫った状況でもないのに、
これだけの数の暴力を振るったことはなかったのではないかと。


しかも、シャロンの暴力は、どれも自分本意なものです。
ブレイクへのツッコミはまあ良いとしても、アリスに対しては、
自分のことを「お姉さま」と呼んで欲しいがための利己的な脅しですし、
オズに振るった暴力に到っては、誤解による早とちりですからね。
っていうか、よしんばオズとアリスが、そういう関係でKISSをしていたとしても、
一体シャロンにとって、何の問題とそれを窘める権限があるのでしょうか?

普通のラブコメならば、オズを取られた嫉妬だと考えられますが、
シャロン様に限ってそれはないでしょう。では、妹分(と勝手に設定してる)アリスを、
汚されたことへの憤り…?いや、というよりも、これは、
「本当はKISSに興味あるけど、でもそんなこと…みたいな生娘的感情と、
オズとアリスがしたと知って、先を越されたことへの悔しさ」みたいな、
要するに、複雑な乙女心による八つ当たりだと思われます。
「ロマンス小説がバイブル」と言ってますし、シャロン様はムッツリ説が浮上しました。

ということで、本編ストーリーとは全く無関係なところで大暴れのシャロン様でしたが
それでいて、ルーファス=バルマの館には同行せず、
きっちり留守番して、ティータイムにいそしんでるという保身の徹底ぶり
も、変わらずさすがです。
この人は一体どうなっていくのか、今後も注目せざるを得ません。



それでは、今回の名言コーナーに。
今回は歴史に残るスペシャルウルトラミラクルな名言が飛び出しました!



ああ、ご心配なく。
怪しいけど大したもんじゃないです


(ジャック)

あらまあ、なんと正直な答えでしょう。
確かに1度怪しいと思われた人間が「怪しいものではありません!」と、
主張した所で、意味があるとは思えませんが、
「大したもんじゃないです」と謙虚な姿勢に出れば、
「あ、悪い人じゃないかも」と思われるかもしれませんからね。
もしも、街中で職質などされた時は、この言葉で逃げ切りましょう!



ブレイクにも読める空気って
この世に存在するんだねぇ


(オズ)


それは「空気」と書いて、「からけ」と読むのだよ!!
でも、最近の展開を見ると、ブレイクはむしろ「空気」を読んでると思えてきますが。
道化を演じつつも、読者が思ってることをズバっと指摘してくれるし、
毒もはくけど、意外と常識人らしい言動もしますしね。
女性キャラのぶっちぎれた言動を見てると、ブレイクがまともに見えてくる不思議。



跪いて乞いなさい。このブタ共!


(シャロン)



  (  ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

 ⊂( ゚д゚ )
   ヽ ⊂ )
   (⌒)| ダッ
   三 `J

  ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (   (  ・ω・) どうかそのハリセンで叩いて下さいブヒ
  しー し─J


この衝撃発言で、シャロン様は健全なファン100人を失ったと思います。
その代わり、ドMやド変態ファンを1000人増やしたと思います。



いつもなら、これで終わる所ですが、今回から新コーナー(3巻で1回書いてるけど)
を始めます。題して、


第2回:レイヴンがかわいそかわいそなのです。にぱ〜☆


コーナータイトルの元ネタは、某ひぐらしの梅干大好きババア少女からです。
ということで、まるで現代の格差社会を表してるかのように、
登場人物の(ネタ的)上下関係が厳しいこの世界に置いて、
「ヒエラルキーの最下層(シャロン先生公認)」に存在している、
レイヴンをおもしろがるかわいそがるコーナーです。

顔と雰囲気だけならパンドラハーツで1、2を争うハードボイルドイケメンでも通じるのに、
第7巻の彼は、第1巻でオズのオモチャにされてた頃と同等、いやそれ以下の扱いです。

まずは元から好かれていなかった義理の弟に、
「いい歳こいて、制服とはなにごとだ!恥をしれ、この変態が!」的な、
罵声を浴びせられ、超絶に落ち込みます。
(一部そういう同じような状況になって興奮してる本物の変態もいましたが)

さらに、酒を飲んだら、泥酔して↓こんな姿を晒します。

画像



一発芸:「漂うワカメ」か!!
これだけでも写真に収めたら、脅しのネタになるぐらいのどうしようもない醜態ですが、
その上泣き上戸で、オズに介抱されて、泣いてるところにお菓子をもらった子供みたいな顔になり、
ハードボイルドな雰囲気もどこへやら、ただの酔いどれへタレワカメです。

おまけに、成長するオズに対して、嫉妬とも不安とも取れる気持ちを、
ブレイクに推察されたりして、どんどんヨワヨワしいキャラが立っていきます。
こうなると、シャロンよりもレイヴンの方がヒロインとして相応しいですね。
「シャロンちゃんはオレが守る!」という言葉は、オズにまるで似合いませんが、
「ギルをいじめる奴はオレが許さない!」という言葉は見事ハマってますし。

次巻以降も、レイヴンのへタレなシーンがありましたら特集したいと思いますが、
場合によっては他キャラの他コーナーの差し替えも十分ありえます。
何よりもそれが一番かわいそかわいそな気がしますけど。



次回第8巻感想は、7月8日の投稿予定です。

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