月の騎士の戯言

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zoom RSS ヴァンパイア騎士 原作編【第29回:第13巻感想(後編)】

<<   作成日時 : 2010/12/18 08:56   >>

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前編に続き、第13巻収録の後半2話と特別編&おまけ漫画を。


来週のクリスマススペシャルを除くと、
今回が2010年最後のヴァン騎士記事になります。
今年もたくさんのアクセス、気持ち玉、コメントを頂き、ありがとうございました!

そんな感謝の気持ちを込めつつ、前編に続き後半も変わらぬ精神で、
ヴァン騎士第13巻を好き勝手にぶった切りますので、宜しくお願いします。



【第六十二夜:記憶の向こう】


魔王の正体は優姫の兄ではなく、何千年も棺で眠っていたミイラ男だった!!
…という衝撃真実が明らかになる今話ですが、それよりも衝撃なのは、
あんなゲス野郎(李土)にあっさりと赤ん坊を預けてしまった、
玖蘭夫婦の危機管理能力の低さ
だと思います。
ゲスさんに抱かれた瞬間に粗相をして、暗に「こいつに抱かれるのはヤダ!」と意思表明した、
枢赤ちゃんの方が、この夫婦よりも人を見る目があったのではないかと。

後半は魔王&変態の冠を返上して、孤独で悲哀な始祖に戻った玖蘭枢による、
回想ロードショーが幕を開けます。これに関しては、ツッコミ所もあまりなかったので、
当時は感想を書くのに苦労しました。今にして読むと、魔王のヒール&変態行動も、
そろそろピークに達していたので、一旦ベビーターンする意識的なテコ入れとしても見れますね。
あえてイメージを覆すことによって、魔王の違う側面も見れますし、再びヒール化した時には、
「待ってました!」と思っちゃいましたので、その手法は(私には)有効だったと思います。
ということで、「THE変態魔王」な玖蘭枢を見たい方は、第14巻までお待ち下さい




【第六十三夜:ハンターと始祖】


藍堂祭りだ、ワッショイ!ワッショイ!
この回は零に拉致された藍堂さんによる、行間解説&愛の説教が見所です。
単行本では、ひまわりを差し出してる藍堂さんの姿(描き下ろし絵?)もあります。
誰に差し出してるのか、なんでこの季節にひまわりなのか、意味は全く分かりませんが、
さすが表紙にもなる男の扱いは違いますね。

この回で藍堂さんのファンになった……という人の話は全く聞きませんが、
私は更に藍堂さんのことを見直しました。「もっと評価されるべき」だと思ってます。
初めてアニメの第1期を見た当時は、魔王以上にボロカス書いてた
(かませ犬っぽいとかサムイとか)のに、今では必要不可欠なキャラに感じるとは。
藍堂さんの居ないヴァン騎士なんて、飲み物無しで激辛カレーを食べるみたいなものですよ!

始祖回想編の方は、相変わらずの真面目テイストで進んでいきます。
(ツッコミ所はあの魔王がしつけられた子犬のように扱われてるシーンぐらいです)
LaLa編の感想でも書きましたが、この話は魔王が優姫を愛した動機付けでもあり、
ヴァンパイアとハンターの因果律でもあり、ストーリーとして非常に重要だと思います。
なので、私のツッコミ抜きで物語をお楽しみ頂ければ。(訳:ネタがないので逃げます)




【特別編:とある一人の評判の悪いハンターさん】


ハンター達の日常にスポットライトを当てた特別編です。
ツンデレ兄さんこと海斗はつまらない授業(零談)を行い、
元アホ理事長で現アホ協会長はつまらない雑用を行い、
ツンデレ師匠はつまらない不機嫌そうな顔……いや師匠の顔が面白い!面白いぞ!
(気になる方は、是非購入してお確かめ下さい)

というかもうツンデレじゃなくて、ただのギャグキャラの人になってますね。
第二部になって、みんな(藍堂さんは第一部から変わってないので除外)
少なからずシリアスになってる中で、なぜか師匠だけは、妙にハッスルして、
明るい方にキャラチェンジした気がします。(人気的に)第二部になって存在を抹消されると思い、
生き残りを賭けた必死のキャラチェンジなのでしょうか。だとしたら泣ける話です。
もしくは単に、理事長に就任したことが嬉しくて仕方ないのかもしれません。
まあ、キャラチェンジしても、理事長になっても、本編での出番は別に増えてませんけどね!


脇役達の話で横道にそれましたが、この話の主役はもちろん零です。
主役なのに最初から最後まで一貫して不機嫌という、さすがの零クオリティですが。
ミカリンとかいうヴァンパイアのアイドル歌手の歌を、
タダ聴きしているマナーの悪いファンを傷つけないように取り締まるだけという、
零にとっては、どうしようもなく下らない仕事を申し付けられたのだから仕方ないです。

これは昨今のwinnyやマジコンなどの現代社会問題や、
果てはアイドル歌手ファンのマナーなどを風刺した時事問題…
かどうかはさておき、ピリピリムードのハンター達には似つかわしくない事件ですね。
零だけでなく、さぞかし駆り出されたハンター達もみんな不満なはず…。


…と思いきや、この師匠ノリノリである。


率先してリーダーシップを取って、事件の鎮圧と速やかな解決に尽力してるわ、
「興奮するのは仕方ない」とか、「おまえらのせいでミカリンの評判が落ちるぞ」とか、
夜回り先生みたいな説教をして、めちゃくちゃ前向きに取り組んでます。
タイトルの「評判の悪いハンターさん」って、実は師匠のことを指してるのでは?
だってこれ、ヴァンパイアハンターじゃなくて、街の自治体とかの仕事ですもの。
ヴァンパイアハンターとしては、零の姿勢の方が正しいと思うのですが。

このままだとツンデレ師匠改め夜回り先生によって、ギャグオチになりそうな所を、
零の悲しい顔と心情によって、どうにかヴァン騎士の物語を保って終わりました。
零よ…、なにもそこまでしてシリアスパートを担わなくても。
あらゆる意味で、孤立無援の状態になってる零に明日は来るのか!?




【おまけ:枢さまと首輪】



               . -―- .    やったッ!! さすが樋野まつり先生
             /       ヽ
          //         ',   おれたちの枢=ヘンタイの妄想を
            | { _____  |       平然と書いてのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {              \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |   `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ
        (何度も使い回しにしてる気がしないでもないAA)



優姫が首輪を買うと知って「ふふ…」と、喜びの笑いをこらえきれない魔王。
さすがドSでドMでド変態です。その妄想だけでご飯3杯はイケるクチでしょう。
しかし、いざ自分の分身である犬に首輪を付けられると、激しく嫉妬します。

っていうか、最初から優姫は犬に首輪を買うことを示唆してたわけで、
それを勝手に脳内変換して、「この僕に優姫が首輪を…ハァハァ…」と興奮してるのが
おかしいのです。うん、二重の意味で(頭も解釈も)おかしいのです。
まあ、優姫も優姫で、藍堂さんが一生懸命、何度も「それは枢様の分身」と、
説明してるのに聞き入れてないのも悪いです。ハンター達の前では弄られキャラだけど、
この二人の前では、藍堂さんが圧倒的な常識人に見える。純血種恐るべし。



以上、前編と併せてヴァン騎士第13巻の感想でした。
さて、来週土曜日は何を隠そう25日です。ええ、クリスマスです。
なので23日から3日連続、特別編成で記事を投稿します。

簡単に予告しますと、23日はパンドラハーツ第3巻の感想。
24日は某没落貴族の妄想ティータイム。25日は…去年、一昨年を参照して下さい。
ついでに26日も、2010年私の個人的な事件簿記事を投稿します。
そして新年明けて早々、1月1日にヴァン騎士第六十七夜の感想をお届けする予定です。

最後に改めて、今年も当ブログのヴァンパイア騎士記事にお付き合い下さり、
誠にありがとうございました。来年も引き続き宜しくお願いします!

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シドニアの騎士 3巻
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2010/12/30 14:29

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
回想ロードショー…(笑)

もう、本当に藍堂さんなしではこの話どんどん暗く…
向日葵…思わず見直しました。
たぶん、予告カットとかじゃないですかね。小さいし。

始祖編はまだ続くんですかね。必要な話なんでしょけど。
母がついていけなくなってるんです!私も。

まぁ、最後のハンターさんに救われました。
てっきり師匠だと思っていたのに、零かよ、と思ったり。
師匠の口から「ミカリン」思わず笑える一言。
なにより、そのミカリンが凄くまっとうなヒト?で好きです。

最後に魔王は…放っておきましょう。
藍堂さんがまともに見えるためのネタかもですよ。
ダン・トーマス
2010/12/18 10:59
ひまわり藍堂私も気になっていましたwしかも半袖Tシャツ着てるし…半袖の藍堂って結構レアかもしれません。
9巻には、第41夜の表紙の裏に花束持っている魔王の姿がありますよ。
このひまわり藍堂は爽やか(?)な感じですが、魔王はいつもの魔王w

師匠の顔ww完全にネタキャラになってますね。暁が本物のワイルドと認めていましたが、第2部ではワイルドの欠片もないw
ていうか、この特別編零が主役のはずなのに、師匠のほうが目立ってるような気がせんでもないです。

おまけ漫画は爆笑です!さすが樋野先生!
ばらりん
2010/12/18 19:32
ダン・トーマスさんコメントありがとうございます。
藍堂さんがいるといないとでは、
ブラックホラーとドタバタコメディぐらい、
ジャンルの違いを感じますね。

始祖編はLaLaの方では既に終わってますので、
14巻以降は話が進むと思いますよ。

師匠の口から「ミカリン」なんて単語が出るなんて、
初期は「血に飢えたヴァンパイアめ!」とか、
渋い顔で言ってた人と同一人物とは思えませんね。
時が経てば人も変わるという例でしょうか(笑)
月の騎士
2010/12/20 15:48
ばらりんさんコメントありがとうございます。
確かに藍堂さんの半袖は記憶にないですね。
ひまわりと半袖という、明るい感じのセンスで、
挿絵でも物語を緩和してくれる藍堂さんの
頑張りには涙が出ます。報われませんがw

師匠はもうワイルドの看板を下ろすべきですね。
ワイルドキャラは暁に任せましょう。
零はいつもの零でしたが、ハッスルした師匠に
お株を奪われた感もありましたね。
そのうち、零も「師匠」じゃなくて「はしゃいでるおっさん」
とか呼び始めるんじゃないかとw

おまけ漫画は言うことなしです!
月の騎士
2010/12/20 15:54
「二重の意味で(頭も解釈も)おかしい」
あはは、それでこそ魔王ですよねw。

ところが!!昨日GETしたLaLa2月号。
とんでもない事態に。。。

かなり衝撃的な展開ですっ!!

思わず悲鳴をあげたくなってしまった(耐えましたが)

・・・未だに信じられません

新年の感想を楽しみにしていますねー。
ヨッシー
2010/12/23 23:30
ヨッシーさんコメントありがとうございます。
最新号のLaLa2月号はまだ購入出来てないのですが、
ヨッシーさんが「衝撃」ということは、
魔王に何かがあったと見て間違いなさそうですね。

悲鳴をあげたくなった…ですか。
今更魔王がちょっとやそっとの変態行動をした所で、
驚く人は少なそうですが、逆に魔王が突然良い人になって、
零と和解したら、私は悲鳴をあげたくなるかもしれませんw

感想がどうなるかは内容次第ですが、
どうやらネタには困らない展開は間違いなさそうなので、
1月1日まで楽しみにお待ち下さい。
私も読んで書くのが楽しみですw
月の騎士
2010/12/24 22:14

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ヴァンパイア騎士 原作編【第29回:第13巻感想(後編)】  月の騎士の戯言/BIGLOBEウェブリブログ
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