月の騎士の戯言

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zoom RSS うみねこのなく頃に EpisodeW-Z:forced move

<<   作成日時 : 2009/12/21 07:31   >>

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アニメうみねこのなく頃に第25話の感想です。


最終回前話となります第25話です。
今話は丸々たっぷり全部エンジェ編でした。
内容については、謎考察にて触れて考えることにして、
最終回を前に少しアニメうみねこを振り返ってみることにします。

アニメうみねこを通して見て、最も印象に残ったことはマリアの存在感です。
某吸血作品でもヒロインを演じていた、某有名声優さん(名前隠す意味もないけど)の、
「きっひっひ」という笑い声と、度を超えた顔芸(慣れると味わいも出てくる)は、
最初はやり過ぎだと思いましたが、原作以上の不気味さ醸し出し、後半はマリアの感情が、
顕著に見れたのもあって、個人的にこの演出はアリという結論になりました。

その他の演出に関しては、ひぐらしのような、じわじわ来るサイコホラー的ではなく、
(ひぐらしは第1話が、ほとんど平和な光景だけで終わってましたが、
うみねこは第1話からピー音が飛び交っちゃってましたし)
むしろ事件の残酷性が強調されていました。何しろモザイク満載ですからね。
原作で文字を読んで想像する所を映像化すると、こんなにドギツイのかと思う描写もありました。

展開の疾走感に関しては、個人的にはやはり気になる部分も多々ありましたが、
先に原作をプレイしていることが影響しているので、アニメが初見の方々にとは、
感じ方が違ったかもしれません。謎を本気で考察したい方には、ヒント不足だと思いますが、
物語を楽しむこと優先なら、決められた尺の中で上手く詰め込んだという見方も出来ます。



【今回の謎考察:エンジェにとっての魔女と魔法】

旅を終えたエンジェは魔法の全てを理解し、ベアトリーチェの名を継承する魔女に至りました。
その過程は、うみねこ世界の「魔法」や「魔女」の存在を解く大きなヒントだと思います。

エンジェが魔法に関わった流れを改めて記してみます。
最初は理解するものではなく、幼い頃にマリアと接して知ったもので、
ある時、子供の無邪気さでそれを否定したため、マリアに破門されました。
その後、悲惨な境遇に身を置くことになり、魔法を改めて信じてみることで、
心の安らぎを得ましたが、本当に助けて欲しい時、何も起こらない事に絶望し、
今度は確かな理性を持って、魔法の存在を全否定しました。

そして、1986年10月4日の六軒島を巡るための旅路で、
マリアの魔法の偉大さと概念を理解し、魔法を否定するのではなく、
毒素だらけの状況下で、「本物の魔法」を見せました。


「本物の魔法」と表記しましたが、実際には今話でエンジェが起こした現象を、
ミステリーというか現実として可能な範囲で解釈するならば、
やはり天草がどこからか銃撃していたと考えるのが妥当でしょうか。
原作の描写だと、霞達への反撃も、かなり現実離れした描写になってましたが、
アニメで見ると、銃で狙撃されていることを匂わす様な様子が見られました。

しかし、エンジェの旅路を考えると、エンジェは天草に協力してもらった上で、
魔法の演出を行ったのでしょう。例えるなら、「どんなプレゼントでもくれるサンタクロース
は居ないと分かりつつも、子供の夢を守るためにサンタクロースは居る演出をする」

に近いのではないかと。それは虚しい行為ではなく、希望と幻想を知っているからこそ、
愛があれば視ることが出来る、「本物の魔法」なのではないでしょうか。

その魔法の根源は、学校で苛められている時の他力本願な気持ちでもなく、
憎しみに満たされた黒魔術でもなく、マリアが心の傷を癒すために、
自分の世界を創り上げた魔法のように、0を1にする魔法なのだと思います。
エンジェが旅の果てに知ったのは、現実と幻想を調和する魔法の正体だと想像しました。

これを1986年10月4日の惨劇や、ベアトリーチェの魔法に照らし合わせて考えてみると、
幾つかの魔法の正体は解釈できるのではないかと思います。
それだけではない複雑な関係が絡み合ってるから、なかなか紐解けないのですが、
魔法の正体に関しては、エンジェが辿りついた境地こそが、一つの答えではないかなと。



さあ、次回で「うみねこのなく頃に」は最終回です。
最後なので、感想もこれまでの集大成になるように頑張ります!

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも、こんばんはです。

>真里亞の存在感
原作ではその逆で顔芸は殆どしない代わりに無表情ながらの
不気味さが漂っていてそういった迫力が好きでしたが漫画やアニメでは
竜騎士ワールド前回と言って良い程の顔芸満載でしたね。
自分も管理人様の意見と同意で顔芸の真里亞も原作の性格とマッチしていて成功だったのではないかと思います。
特にさくたろうが壊された後の真里亞の顔芸は母親に裏切られ友達を失った悲しみから怒りに変わる表現が分かりやすくてこの部分の演出は本当に良い仕事しているなぁなんて思いながら見ていました。

ただ、自分の中での顔芸はやはりベアトで彼女の顔芸を楽しみにアニメを見ていたのですが意外に顔芸が少なめでそこら辺は残念でしたね(泣)

10.5(テンクゴ)
2009/12/21 23:08
長くなりましたので続きです。

考案に関しては少し不思議に思った場面がありまして絵羽が出てきて絵寿に狙撃しようとした時に「クール」と言った事が気になりましたね。
この言葉って確か天草の口癖でこの時の絵羽は天草ではないかと考えましたがただ戦闘経験豊富な彼が銃の暴発なんて真似はしないと思うのでここら辺は本当にどう解釈していいやら迷っている所ではありますね。

ただ、この時点では縁寿、天草、川畑の三人だけなので、天草か川畑が小此木の命令で真相を知ろうとする縁寿を抹殺しろと命令した可能性もありますがここら辺も気になる所ではあります。

以上、アニメを見てEP4の次女親子の過去物語は実はもう一人の真里亞の過去物語だという結論に至った10.5で御座いました(EP1では黒い大学ノートなのにEP4では魔道書なんて明らかに二人いる事の比喩ですしね)
10.5(テンクゴ)
2009/12/21 23:36
10.5(テンクゴ)さんコメントありがとうございます。
マリアは原作だと、怖いというよりも、無表情なので、
二重人格っぽい感じと、ちょっと皮肉が入ってる感じでしたが、
アニメで見ると、どこかのネジがおかしくなっていて、
色々と人間離れしている印象を受けました。

さくたろうのシーンの顔芸は笑えるという視点ではなく、
感情表現がモロに出ていて良かったですよね。
原作だと、ローザの黒さにやや押されてしまってる感も
ありましたが、アニメでは全然負けてない哀しみと怒りでした。

ベアトの顔芸はあまり無かったですねー。
言葉としては「そうはさせませぇーん♪」などが
個人的に良かったのですが、表情や仕草は
高貴な印象を最後まで保ってた感じです。
さすがにあの下品さは、放送コードに引っかかって
しまったのでしょうか?
(いやそれなら前回仰ってた熊沢の顔とかの方が…)
月の騎士
2009/12/22 22:31
ああ、確かにクールって言ってますね!
すいません、普通に聞き逃してました…。
確か原作では言ってなかったような気がするので、
わざわざアニメで演出した意味が気になりますね。

もしかしたら、絵羽が言った様に聞こえたけど、
それは幻聴で、本当は遠く(あるいは意外と近く)で、
天草が言っていた言葉だったとかどうでしょう。
要するに、エンジェは幻想世界に入り込んでいた風だったけど、
一方で現実の言葉も聞こえていたという。

…それも無理がある感じですが、天草がエンジェを裏切った
とは、あまり考えたくないですねー。単なる感情論ですが(笑)
せっかく、あんな良い自己満足論を語ってくれたのに。
でも、その説も可能性としては0じゃない気がします。
ただそうなると、エンジェの味方は誰もいなくなり、
一体どうやってこの窮地を切り抜け、魔法を見せたのかという
疑問も沸きますが。(あるいは全て幻想か、
まさか本当にここだけは魔法を…って考えちゃったら、
ファンタジーに屈したことになりますよね)

謎は深まりますが、次回の最終回で最後に出来る限り
考察したいと思います。
月の騎士
2009/12/22 22:37
月の騎士さんこんばんは。
アニメも残り1話となりましたかー。
天草に関しては愛を持った見方でいきたいですね。彼はエンジュを裏切っていない…と祈ってみます。

魔法の正体にエンジュが辿り着いた事で、読者である私たちはベアトが魔法を使う(幻想を見せる)意図を見抜く事ができるのでしょうか。
原作EP5で戦人は全て理解したようですが…(読者おいてきぼり)
出題編だけで果たして辿り着けるか否か楽しみです。
ai
2009/12/24 02:13
aiさん毎度コメントありがとうございます。
アニメの残り1話ということで、寂しい気持ちもありますが、
きっと「散」の方も、再来年ぐらいにはアニメ化してくれる
ことを期待しておきましょう。天草はEP4から登場ですが
結構人気高いですよね。もし、エンジェを裏切ったとしたら、
その人気も凋落するのか、黒ローザのように上がるのか…。

ベアトの真意については、自分で考えつつも、
正直言って、EP6の戦人待ちになってますねぇ。
出題編だけで分かるのは、戦人以上にベアトに愛を
持っている人だけかもしれませんね(笑)
まあ、次がEP8だったら、全て解かれることも覚悟の上
ですが、EP6なので、きっとまだ竜騎士先生は何か
爆弾を仕掛けている気がしてなりません。
月の騎士
2009/12/25 10:15

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