月の騎士の戯言

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zoom RSS うみねこのなく頃に EpisodeW-V:prophylaxis

<<   作成日時 : 2009/11/23 09:38   >>

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アニメうみねこのなく頃に第21話の感想です。


エンジェの過去と未来を辿る旅も佳境を迎えた第21話です。
今回の感想としては、またしてもローザがインパクトを持っていったという感じですね(笑)
あのシーンは、原作だとローザの怖さが滲み出てましたが、アニメで見ると、
怖さよりもヒステリックさが強調されていた印象です。どちらも味わい深いですが、
さくたろうMOEー!な視聴者さんから、ガチクレームが来ないか心配ではあります。

ローザに負けなかったのは、天草の自己満足論でした。
原作でも、「良い事言ってんなー」と思いましたが、アニメで改めて聞いてみると、心に染みます。
他人に認められない時、他人の評価が得られないときも、「自己満足で何が悪い!」と叫べば、
心がスッとしそうですね。あ、このうみねこの感想や謎考察も自己満足ですので(笑)

他にアニメならではの小ネタとしては、名も無き警官役に、ひぐらしのあの人のお声が!
まさか同一人物ではない(同一人物だとしたら、クラ○○さんは左遷&降格させられたことに?
だとすれば、この世界はひぐらしではバッドエンドの世界?…という妄想も広がりますが)
ですが、こういう作品ファンの心をくすぐる演出は良いと思います。



【今回の謎考察:暴かれた魔法の正体とローザの毒素と六軒島の魔力】

遂に今話で、魔法の正体が残酷な形で明らかにされました。
正体を暴いたのはエンジェとローザで、二人ともマリアの魔法を傷つけたことに変わり無いですが、
両者の違いとして、エンジェは魔法を一度信じてみたけど、裏切られたために、
マリアだけでなく自分の心の魔法も否定しました。ローザは魔法なんて最初から信じてないため、
魔法を否定するという感覚すらなく、マリアに上げたさくたろうの存在そのものを打ち消しました。

エンジェにとっての魔法を巡る物語は、あれが終着点ではないので、
今後の展開も考慮する必要がありますが、ローザの魔法否定はここに極まりました。
今話でアニメ限定ながら注目の描写があって(原作では声の表現はできないため)、
ローザの前では、さくたろうはマリアが魔法を使ったさくたろうの姿でも声もしていませんでした。
マリアがさくたろうの声を演じていることが完全に露呈されてしまっていたのです。
これは、ローザの毒素がマリアにとって強過ぎることを表しているのだと思われます。

しかし、皮肉というか何というか、これだけ魔女も魔法も信じてないローザは、
過去にベアト(とされている人物)に出会ったことがあるのです。
その過去がローザの人格や毒素に影響を与えたかどうかは定かではありませんが、
改めて、ローザは物語の鍵を握る重要な人物に視える線になってると思います。


さて、魔法の正体が暴かれたのであれば、六軒島でも同じ様に、
魔女も魔法も否定してしまえば良い…という簡単な話ではありません。
六軒島では、島全体に魔女幻想が広がってますし、魔女と魔法を絶対的に信じる者が居ます。
明らかになってるだけでも二人。一人は、それだけに命を捧げた金蔵、
もう一人は、悪い魔法に目覚めたマリアです。(他にもEPごとに該当者が浮かびます)
よって、六軒島の魔女幻想を全て取り除くには、魔女と魔法の否定と共に、
魔女と魔法を信じる思想を変えなければ、消え去る事はないと考えてみます。

六軒島での事件の犯人が誰かは分かりませんが、少なくとも魔女幻想が、
事件を創り出している大きな要因であることには間違いないはずですし。
しかし、ミステリー論を成立させ、魔女幻想を打ち破る方法がそれだとすれば、
逆に見ると、今話でローザがさくたろうの存在を消したように毒素を充満させ、
魔女の存在を残酷に消すことになる
わけです。

要するに「愛がなければ視えない」を否定する方法に近いわけですね。
それによって物語は終わりに向かうのかは、また別の視点で考える余地があると思います。
金蔵やマリアにとってのハッピーエンドは、魔女や魔法が否定されることでは無いのですから。
(金蔵はベアトの、マリアはローザの愛を得ることがハッピーエンドならば、
魔法否定=バッドエンドには必ずしもならないとは思いますが)



次回は場面変わって、1986年の六軒島に。
出題編、最後の盤上にして、遂に登場するゴールドスミス郷に注目です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今回は縁寿とマリアの過去話のみだった様ですね。
魔法も正体が暴かれて、私達も青き真実
つまり赤き真実に反さない仮説を立てる事はできますが、
もし六軒島幻想に関われる存在になれたとしても
どうしたら良いのか持て余しそうですね。
毒素を充満させるのもアレですし。

19話でグレーテルと名乗った縁寿、
本ネタは童話のヘンデルとグレーテルでしょうけど
「森に住む老婆が本当に悪い魔女だったかどうかは
兄弟しか知らない事だ」という見方もあるそうです。
何というか皮肉的な名乗りですね。
素直に「魔女を倒し兄を助けた妹」で良いんでしょうけど。
ai
2009/11/26 18:34
aiさん毎度考察コメントありがとうございます。
うみねこの最初のテーマは「推理は可能か不可能か」で、
これに関しては「可能!」という結論で乗り越えられ、
続いて「アンチファンタジーvsアンチミステリー」も、
アンチとしてではなく、真正面からミステリーとして
考えることで活路が開けたような気がしました。
しかし、「魔女に屈するか立ち向かうか」に対して、
迷いが生じてしまってるのかもしれません。
魔女や魔法に情を抱いてしまった場合、
それでも青き真実を突き付けて、
叩きのめせるかなのかもしれませんね。
(EP5はそれを冷酷に実現したのでしょう)

グレーテル論も興味深いですね。
「本当は怖いグリム童話」という本(?)で、
そういうグリム童話の怖い裏側があったのを思い出します。
確かに、あの物語(というかほとんどの童話)は、
一方的な見方で成り立っていて、相手側は論証すら
許されてないような気もします。エンジェも魔法や、
魔女に対する複雑な気持ちから、そう名乗ったのかも
しれないですね。深読みし過ぎかもしれませんけど(笑)
月の騎士
2009/11/26 21:07

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