月の騎士の戯言

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help リーダーに追加 RSS 戦極の乱2009 生観戦記

<<   作成日時 : 2009/01/06 08:02   >>

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※ネタバレしていますので、ご注意下さい。


前回観戦から、わずか中3日で再びたまアリに行ってきました。
まだDynamite!!のスカパー!放送も見てないですし、
今年のカレンダーすら部屋にまだ飾れてないので、
2009年最初の大会という実感がまるでなかったですね。

たまアリ外では福引き(?)やら、記念リングやらが飾ってましたが、
今回は、さっさとたまアリ内に入ります。リングにはちょっと上がりたかったですが。
さすがに1人でリングに上がって、シャドウMMAをやる勇気は無かったです(笑)
2009年最初の勇気のチカラを出せませんでした!(出さなくて良かった気もしますが)

では、余談は置いといて、そろそろ感想に。



○入江秀忠 VS ×加藤実 (オープニングファイト)

一応オープニングマッチから見ようと思って早めに来ましたが、
後楽園ホールでも収まるんじゃないかってぐらい人が少なかったです。
先日のDynamite!!と比べると、同じ会場とは思えない惨状でした。
(最終的には満員じゃないまでも、これまでの戦極では一番入ってた気がします)

まばらな拍手が飛ぶ中で試合開始。
まあ、思ってたよりは両者動けてましたが、組んだ意図が見えないため、
どういう風に楽しめば良いのか分からず、ただ試合を漠然と眺めてるだけでした。
で、入江が勝利。勝利後、花道を戻って雄叫びをあげて、ようやく少し盛り上がりました。
冷めるまではいきませんでしたが、微妙な空気というか、空気が出来上がる前に、
フワフワ始まって、フワフワ終わった感じでした。



○マキシモ・ブランコ VS ×井上誠午 (オープニングファイト)

この試合が始まる頃には、ようやく人も集まり出し始めました。
それにしても、ブランコは実に活きが良い選手ですね。
荒削りでもアグレッシブだと、やっぱり見ていて面白いですよ。
こういう選手を育てて、オープニングマッチに出すのは賛成です。



OP

カウントダウン後、いきなりクソでかい(音量的意味で)花火が。
そろそろ関係者のどなたか、もう少し調整する様に言った方が…。
和太鼓で戦極のOPテーマ曲を演奏。煽りは無しで選手入場。
人気ではやはり五味選手ダントツか。北岡さんはあまり人気なかったです(苦笑)



第1試合 ○チェ・ムベ VS ×デイブ・ハーマン

チェ・ムベやればできるじゃないですか!
酷評されてましたけど(私もしてましたけど)、ソア・パラレイ戦を思い出しました。
ハーマンは、この試合だけ見ると、なんでここまでパーフェクトレコードできたんだろ?
とは思いましたね。1人で練習してるエピソードには、妙な親近感沸きましたけど(笑)
大味でしたけど、第1試合としては、会場を盛り上げてくれたし十分でしょう。



第2試合 ○光岡映二 VS ×セルゲイ・ゴリアエフ

これは大体予想通りでしたね。
ゴリアエフのグラウンドの底が知れ渡ってしまいました。
光岡選手にしてみれば、おいしい相手だったでしょう。
勝利後、相変わらず天然チックなマイク。…年齢的にも、結婚すりゃ良いのに(無責任)



第3試合 ×中尾“KISS”芳広 VS ○アントニオ・シウバ

相変わらず入場曲のチョイスが謎なKISSさん。
まあ、よく分からないパンクロックっぽい曲よりは、個人的に嬉しいですが。
(後で結婚してたことが分かったので、それに引っ掛けたのかも分かりません)

アントニオは、巨体のわりに動きのスピードもあって、こりゃ良い選手ですね。
KISSさんも、カウンターで打撃を返すも、圧力に差があり過ぎるか。
終始KISSさん押され気味の中、突然足の痛みを訴えてそのまま試合終了。
どの段階で痛めたのか分かりませんが、内容的には完敗に近かったですね。
アントニオはまた見たいです。vsジョシュの第一候補か。



第4試合 ○キング・モー VS  ×内藤征弥

めちゃくちゃどうでもいい余談になりますが、モーのダンサーさんは、
セクシーとかエロスを、これでもか!これでもか!とダンスで表現してるのでしょうが、
個人的には、何のエロスも感じないですね。何故でしょう。
チラリズムが無いというか…。アピールし過ぎで逆にちょっと引くというか…。
すいません、本当にどうでもいい余談でした。
試合は相変わらず底が見えないモー。グラウンドでの攻防を見たかったですが、
打撃のポテンシャルだけで勝ってしまったような。毎回戦極で試合をしたいのが本音なら、
実に頼もしい存在ですね。次こそホジェリオ戦希望で。



休憩明け

戦極トライアルのジム挨拶、次回大会告知のあと、誰か応援に来たようです。
なんと、石井慧でした。これはちょっと驚きましたね。
花道を歩いてくるも、UFCロゴがデカデカと出てるTシャツ着てるし(苦笑)
まあ、ポーズでも戦極Tシャツ着ちゃうと、またあらぬ噂が出るからでしょうか。
しかし、どっちかと言えばDREAMと関係が近かったはずなのに、
サダハルンバの皮肉もあってか、戦極の方が近い関係になってしまったんですかね。
日本に帰ってきたら、リングサイドに居る朝青龍とやりたい宣言も。
リングサイドは、北島選手も居るし、随分豪華なことになってましたね。



第5試合 ×吉田秀彦 VS ○菊田早苗

これは、想像してたよりずっと面白かったですよ。
特に打撃の打ち合いは、本当は仲悪いんじゃないかと思うぐらい、
お互いに感情出して殴りにいってたので、見応えありました。
グラウンドでも、もっと膠着してしまうかと思ってましたが、
一本取るよりも、殴りにいったのが逆に良かったか、退屈しませんでした。

しかし、判定の2−1は意味分からないですね。これは3−0で菊田選手でしょう。
戦極のダメージ重視の判定は、今に始まったことじゃありませんが、
それが過ぎると、一発当てたもん勝ちみたいになってしまうので、
やっぱり全R通じて、優勢であった方を勝ちにすべきだと思います。



第6試合 ×三崎和雄 VS ○ジョルジ・サンチアゴ (ミドル級タイトルマッチ)

煽りがタイトルマッチとは思えない出来(苦笑)
さすがにちょっとシンプル過ぎるというか、捻りが無さすぎじゃないですか。
それでも三崎選手の入場で、場の緊張感は高めてくれました。

試合は、タイトルマッチに相応しい内容でした。
試合の拮抗具合と濃密さで言えば、年末年始の大会で一番じゃないでしょうか。
初めて5分5R制の試合を生で見ましたが、膠着がなかったので、
全R通じて緊張感を保ったまま見ることが出来ました。
予想では、もうちょっと見合う展開が多くなるかと思ってたのですが、
お互いに、随所で切れのある打撃を見せてクリーンヒットさせていましたし、
解説で郷野選手も言ってましたが、今回の三崎選手は打撃を貰う前から動きも良くて、
自分から仕掛けていましたし、調子は良さそうでしたね。

2Rこそ、18番とも言える、一発もらってのダウンシーンもありましたが、
その後はローを中心に試合を動かしてたので、4Rまでに判定つけるなら、
三崎選手だったと思います。(ただ戦極のダメージ基準だと分かりませんが)
しかし、5Rのサンチアゴは本当に見事なゲームプランでした。
4R終盤の攻防で、グラウンドに行った方が勝機があると見たのか、
あそこで冷静にタックルを決めて、焦らずに一本を奪ったことは凄いです。
佐々木、中村選手に続き最終Rで決めるとは、三崎選手を上回る逆転ファイターでした。
三崎選手も負けたとはいえ、秋山戦以降では間違いなくベストバウトと言える試合でしたし、
最後も絶対タップせず、魂の見える試合に、こちらも拍手を送りたいです。



第7試合 ×五味隆典 VS ○北岡悟 (ライト級タイトルマッチ)

前の試合の煽りは酷かったですが、こちらは頑張ってました。
まあ、VTRのクオリティ云々よりも、二人の言動だけで煽りになってましたけど。

まずは北岡さん入場。炸裂する北岡ワールド。この曲覚えちゃいましたよ。
映し出される姿に、周りの女性客から「なにあれ…」「きもい!」「顔やば〜い」「やだ〜」
などの北岡さんを嫌悪する声が、ガンガン聞こえてきました(笑)
しかしそれを聞いて、我らがきんもー☆男子の諸君は逆に燃えます。
ガンバレ北岡さん!きんもー☆は強いんです!を見せてやってくれ!

続いて五味選手入場。こちらは変わらぬ大歓声。
何と鳴り響いたのは、五味選手の代名詞だった、懐かしの燃えるあの曲。
ただ、私は入場直前までは、ほぼ中立な視点で見てたのですが、
北岡さんの人気が無さげなのと、あまりに女性客の罵声が聞こえるので、
入場が終わって時点で、完全に北岡さん側の視点になってました。

国歌斉唱と認定宣言を経て、いよいよ試合へ。
まずはお互いに距離を取り、怪しげな動きで撹乱する北岡さん。
最初のタックルは五味選手が切り、続いての交錯で組み付くも、
投げ飛ばされて、グラウンドながら一見五味選手有利な体勢に。
しかし、瞬時に体を反転させてトップポジションを奪うと、そのまま伝家の足関に!
大丈夫だとアピールする五味選手ですが、構わず切り替えて絞る北岡さん。
そして苦悶の表情が浮かび上がり、五味選手タップ!ホントにやっちまった!
終わってみれば、北岡さんがプラン通りに運び理想通りに終わらせました。


見てて思ったのは、やっぱり北岡さんが五味選手の番長オーラに、
一切飲まれず、全く怖がってなかったのが大きかった気がします。
普段の状態で二人が街中で出会ったら、北岡さんはどっちかと言えば、
狩られる側だと思うのですが、あそこまで自分の世界に入ってると、
街のヤンキーや番長も不気味がって、自然と遠ざけちゃいますよね(笑)
きんもー☆男が、精神的にも強くなれるヒントをくれた気がします。
やっぱり人間、ぶち抜けてれば無敵なんです。ドン引きサイコッー!

五味選手も、石田戦で見せたような、芯から来る怖いイライラが見えず、
ストレスはあるんだろうけど、どう対応すればいいのか分からなくて、
不安を抱えたまま、逆に北岡さんの不気味さに飲まれてしまった感がありました。
試合後、嫌いだから話さないと言いつつ、五味選手にしつこく話しかける北岡さん。
早く帰りたそうな五味選手、やっぱり最後までかみあわない二人(笑)
マイクは堂々としたもので、今回も気が利いてました。マイクの安定感も本物です。
プレゼントの抽選会の最中も、ベルトを巻いたままロープに登って、アピールする北岡さん。
何とオンリーワンな存在感。このまま行けるとこまで行っちゃって欲しいですね。
今の戦極に、北岡さんに立ち向かえる相手は思い浮かびません。
まず実力よりも、北岡さんのキャラに負けないことが第一になるでしょうけど。



総評

前半の4試合は、良くも悪くもこれまでの戦極チックで、
試合内容は悪くないし、きっちりKO・一本で試合が決まってるんだけど、
イマイチテーマや方向性が見えない感じで進んでいましたが、
後半3試合、特にタイトルマッチは文句なしに良かったです。

三崎、五味選手と、主人公側の選手が敗戦した結果になりましたが、
サンチアゴの逆転は素晴らしかったし、北岡さん勝利も、きんもー☆側の1人としては、
胸がスッとする思いもありました。まあ、会場の声援によって差が出来ただけで、
本来であれば、五味選手の孤独キャラも個人的に好きですし、負けたことはショックでしたが、
それさえ北岡さんに飲まれた感があります。すっかり北岡さん中毒です(笑)
今後も北岡さんの試合がある時には、戦極生観戦に行きたいですね。

次回は3月20日のようですが、今のところ生観戦の予定はないです。
何故かって?場所はちょっと違えど、某所が目に見えるからですよぉ!
まあ、理由はそれだけじゃなくて、色々とあるんですけど。
DREAMの方は、場所と日程が大丈夫なら行きたいと思ってます。
両団体のフェザー級GPについては、また後日書きたいです。

それでは今年も、生観戦、スカパー!観戦に限らず、DREAM、戦極を中心に、
大会レポートを書いていこうと思いますので、宜しくお願いします。

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